幻走スカイドリフトとは、東方の同人レースゲームである。同人とは思えない程の超クオリティが特徴。
イベント頒布価格2,000円/委託頒布2,500円(税別)、コミックマーケット88(C88)にて頒布開始。
委託頒布には店舗購入特典のシリアルコードが付いている場合もある。
製作はilluCalab.(いるからぼ)。[公式特設サイト]
概要
東方のレーシングゲーム作ろう→飛んだ方が速いのでは?→飛んだ。
基本システム
タッグで空を飛んでレースをする、というシンプルなつくり。しかし相方が背中に立ち乗りしている。
飛ぶ方がマシンの性能部分を担当し、立ち乗りの方はスペカを引く方を担当することになる。
スペカはコース各所に設置されている光るリングをくぐる、等で溜まるゲージを使って引ける。
この時のスペカ引きは思いっきり某髭親父カートと同じくルーレットである。
しかし、ゲージの溜まり具合にレベルがあって、一段階より二段階の方が強力なものを引ける。
そして三段階はラストワードとなり、キャラ固有のスペカが必ず引ける。
飛ぶ方、立ち乗りの方の交代はいつでも可能だが、ラストワードを持ってる時はできないので注意しよう。
コースは3周かかる物を基本としつつ、2周コースや一本道まで用意されている。
主なモード
- キャンペーン:いわゆるストーリーモード。キャラをとっかえひっかえして今回の異変の元凶に挑むようなそうでもないような。
バーサスとフリーランで各隠しキャラおよび隠しコースを使用可能にするにはキャンペーンモードを一度クリアする必要がある。
- バーサス:オフラインでの対CPU戦が可能なローカルと、ネット対戦が可能なオンラインがある。
ローカルではゲームパッドを2つ用意すれば、自機選択画面で2P側のスタートボタンを押すことで対戦ができる。
オンラインは同じぐらいのランクの相手と戦えるランクマッチと、予め部屋を立てて参加するフリーマッチがある。
ただしランクマッチは参加者数が少ないと、様々なランクが集まる無差別で文字通りの鉄火場になる場合もある。
- フリーラン:いわゆるタイムアタック。コースの構造に慣れたければこのモードをやりこむべし。
タイムアタックのネットランキングも実装。全国のプレイヤーとタイムを競うことが出来る。
- ギャラリー:リプレイの鑑賞やサウンドモードの他、各キャラクターのモデルを見ることもできる。
キャラクター
キャラクターによって最高速度・加速性能・ハンドリング・重さ等の各種性能やラストワードに違いがある。
キャンペーンではコンビが固定だが、バーサスとフリーランでは当然自由に組み合わせが可能で、両方同キャラ選択も可能。
- 博麗霊夢:キャンペーンモードの最初に使えるキャラ。魔理沙に巻き込まれた形での参加。
- 霧雨魔理沙:同じくキャンペーンモードの最初に使えるキャラ。最初はテストランの扱いで3周すればよい。
- レミリア・スカーレット:試験動作版で採用されたキャラその1。キャンペーンモードでは中盤に出てくる。
出典は紅魔郷。
- 十六夜咲夜:試験動作版で採用されたキャラその2。レミリアと同様、紅魔郷からのコンビ。
- 東風谷早苗:キャンペーンモードの最初の対戦相手。前述通り彼女たちを操作する事もある。
出典は風神録。
- 洩矢諏訪子:キャンペーンモードでは早苗と組んでいる。早苗と同様、風神録からのコンビ。
- 古明地こいし:キャンペーンモードでは三番目くらいに出てくる。
こころとコンビを組んでいるが、たまたま居合わせていただけなので深い意味は無い。
出典は地霊殿。
- 秦こころ:こいしとコンビを組んでいるが、たまたま居合わせていただけで深い意味は無い。
出典は心綺楼。
- 魂魄妖夢:鈴仙とコンビ組んでるのはたまたまなので深い意味は無い。
出典は妖々夢。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ:妖夢とコンビ組んでるのはやはりたまたまなので深い意味は無い。
出典は永夜抄。
- 封獣ぬえ:コンビ組んでるけど布都と会ったことあったっけ?
出典は星蓮船。
- 物部布都:コンビ組んでるけどぬえと面識あったっけ?
出典は神霊廟。
※以下は初期状態では使用できないキャラクター。キャンペーンモードをクリアすることで使用可能になる。
- チルノ:キャンペーンモードラスボスで、正邪とコンビを組む。正邪に利用されてたけどどう利用されたのかは不明。
出典は紅魔郷。
- 鬼人正邪:キャンペーンモードラスボスで、チルノとコンビを組む。チルノを利用して何か企んでいたが詳細は不明。
出典は輝針城。
- 伊吹萃香:バージョンアップにて追加、キャンペーン不参加その1。
出典は萃夢想。
- 茨木華扇:バージョンアップにて追加、キャンペーン不参加その2。
出典は茨歌仙。
- 比那名居天子:第二回公式大会の優勝者ご指名、相方みたいなものは特になく実装。
出典は緋想天。
- 八雲紫:第三回公式大会優勝者ご指名、恐らく天子同様に相方は決めてないと思われる。
出典は妖々夢。
なお、花映塚や深秘録、紺珠伝以降の原作からはまだ誰も参加していない。
そして追加キャラに関しては天子・紫の項にある通り公式大会で勝てば指名が可能。
ただしスペカ持ちのみ、モブ系は駄目等のレーティングがある。
…のだが第三回を以って指名権は打ち止めになってしまった。
コース
各コースは幻想郷の各地をモチーフにしており(一部幻想郷ではない場所もあるが)、使用BGMも各コースに縁のある東方原曲のアレンジとなっている。
- マリサーキット:いろいろ怒られそうなネーミング、香霖堂の目の前で作成と別の意味で癖の強いシンプルコース。
- 魔法の森:薄暗い森の中、天井まで走れる洞窟、とちょっと癖のあるキノコだらけコース。
出典は緋想天扱い?
- 人間の里:シケインがちょっといきなりすぎる屋外コース。多少分岐あり。
なお、コース後半のショートカットで通れる屋敷は稗田阿求の家という設定である。
出典は心綺楼扱い?
- 紅魔館:壁で遮られている箇所の多い廊下のコース。大きい分岐有。
分岐の内、スタート直後の左右の階段を登る分岐は実質2週目からでないと使えない。
出典は紅魔郷。
- 迷いの竹林:分岐が多すぎるので暗記推奨、竹藪の中を駆け巡る。
出典は永夜抄。
- 妖怪の山:崖つたいの道と謎の工場を通り抜ける。コース全長が長めで2周コース。
出典は風神録。
- 原曲:妖怪の山 ~ Mysterious Mountain
- 聖輦船:船の中と外側のレール、船首までもがコース。分岐がいくつかある。
コース全長が長いにも関わらず3周コースとなっており、完走するのに最も時間がかかる。
出典は星蓮船。
※以下は初期状態ではプレイできないコース。キャンペーンモードをクリアすることでプレイ可能になる。
- 白玉楼:西行妖の周囲を文字通り縦横無尽に駆け巡るコースとなっており、
ミニマップを眺めたら何があったんだと言うばかりにぐねぐねしている。
全コース中唯一周回せずに、スタートからゴールまで一本道となっている。
出典は妖々夢。
- 灼熱地獄跡地:某カメ大魔王の城みたいな溶岩いっぱいコース。
急カーブ+落下ポイントの多さで難易度が高い。
出典は地霊殿。
- 霧の湖:キャンペーンモードラストコースで、氷でできたとにかく落ちやすい2周コース。
出典は紅魔郷寄りだが背景やBGMに輝針城がらみの物あり。
- 旧都:所謂旧地獄街道。アップデートで追加されたコースその1。
分岐・落下ポイントの存在に加え、全体的に急カーブが多く難易度が高い。
出典は地霊殿。
- マリサーキット2:アップデートで追加されたコースその2。
香霖堂の目の前にまたコースが作られる。無印に比べコース全長は短いが、急カーブが多く難易度が高い。
- 外の世界:アップデートで追加されたコースその3。
誰だこんな所にレースコース作った奴。楽しんでる妖怪たちも妖怪たちである。
2周コースで、地上と空中が入り混じったダイナミックな作りとなっている。
出典は深秘録。
- ヴワル魔法図書館:アップデートで追加されたコースその4。
分岐が多いだけでなく、縦の螺旋があったりと全体的に立体的な作りが特徴。
なお、紅魔館の図書館の実際の呼び名はこれではない。
出典は紅魔郷。
なお、花映塚や紺珠伝以降の原作、そして(キャラは参加してるのに)神霊廟や萃夢想からのコースの出典はまだない。
アップデートを待とう。
主題歌
- SKYDRIFT
- 「幻走スカイドリフト」主題歌
- 作詞・作曲:EIKI' / 歌:Nana Takahashi
コンシューマー化決定
DL版としてSTEAMとSwitchとPS4でのリリースが決定された。どのVerも2019年春頃に販売予定。
コンシューマー版では新たな要素、新たなコース、新たなキャラクター、そして新たな舞台が追加されるなど、新たに生まれ変わるとの事。
関連動画
「東方のレーシングゲームを作ってみた」のタイトルで、公式から製作過程の動画やアップデートに伴うPVが何度か投稿されている。
関連商品
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関連コミュニティ
関連項目
- 東方
- 東方二次創作ゲーム
- illucalab.
-
SOUNDHOLIC
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