悪魔が来たりてヘヴィメタる

悪魔が来たりてヘヴィメタるとは聖飢魔Ⅱが1985年にリリースした地球デビューアルバム（大教典）である。

概要

聖飢魔Ⅱの記念すべき地球デビューアルバム（大教典）であり、「地獄の皇太子」「ROCK IN THE KINGDOM」「悪魔組曲 作品666番 ニ短調」（キーを半音下げたバージョンは「悪魔組曲 作品666番 変ニ短調」）と言った現在でも比較的ミサ（ライブ）で演奏される楽曲が収録されている。

大半の楽曲がデビュー前に離脱したダミアン浜田殿下（現大魔王陛下）いよる作曲である本作はかのヘヴィメタル雑誌BURRN!誌のアルバムレビューコーナーにおいて、史上初の0点を食らってしまったアルバム（大教典）としても知られている。

0点を付けたのは当時編集長を勤めていた豚酒井康氏である。
氏レビュー評によれば「技術があるのに邪道に走ってしまった」「Fuck You!」などと言った音楽性よりも
見た目による否定的なコメントが多く、正当な評価とは言えないものである。

が、この0点が反って話題になったのか、酒井の思惑とは裏腹に翌年リリースのシングル（小教典）「蝋人形の館」で大ブレイクした。

また、本作は酒井を始めとした一部のBURRN!編集部が聖飢魔Ⅱを酷評しているが
同じBURRN!編集部である藤木昌生は本作を高く評価している。 

音楽性としてはダミアン浜田の色が強く、全体的にブリティッシュ～ヨーロピアン系の様式美HRとなっている。

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こぼれ話

本作のプロデュースを担当しているのはPRISMの渡辺建であるが、渡辺以外にもプロデューサー候補に
VOWWOWの山本恭司も挙がっていたが山本が断ってしまった。
後に山本はデーモン閣下と対談した際に「やればよかった」と少し後悔していた。 

関連項目

• 聖飢魔Ⅱ