『戦国大戦』とは、SEGA開発による日本の戦国時代を舞台としたアーケードオンライン対戦型トレーディングカードゲームである。
2010年2月のAOUにて発表があり、同年11月10日稼動を開始した。初期verのタイトルは『戦国大戦 -1560 尾張の風雲児-』。
カード操作ゲームとして一世を風靡した『三国志大戦』を踏襲するシステムになっている。
ゲームをするには、プレイヤー情報を記録する「ICカード」と戦場で使用する「武将カード」が必要となる。
三国志大戦以上にアクション要素や手先の器用さが求められるゲームなので、Wikiなどを精読することをお勧めする。
ほとんどのルールは三国志大戦(以下「三国志」)と同一である。相手の城ゲージを0にするか、自城のゲージが敵を上回ったまま時間切れになれば勝利である。
三国志の基本システムに加え、用語の違い(知力→統率力など)の他に以下のような新システムがある。
本作では「足軽」「槍足軽」「騎馬兵」「弓足軽」の他に「鉄砲兵」が追加された。鉄砲兵は強力な間接攻撃が可能。後述のタッチアクションにより照準を合わせた武将に対し射撃を行い、照準を合わせ続けることで威力を上昇できる。しかし武将そのものが相手を狙っているわけではないので、向きを合わせないと銃弾が外れる。また、兵種アイコン左上に数字で表示されている「銃弾」が尽きると「銃弾切れ」になり、時間経過か帰城するか弾丸補充系計略を使用しない限り通常の歩兵になってしまう。
戦国大戦では筺体にも変更が加えられており、カードから手を離したかどうかを認識できる。特にカードから手を離し、また触れなおすことをトリガーとするシステムがタッチアクションである。一部計略で使用する他、騎馬が突撃により大ダメージを与える、または上述鉄砲兵が射撃を行うにはこのタッチアクションが必要になる。
戦国大戦にて新特技が実装された。「忍」は姿が見えないが乱戦もしくは攻城により姿が見えるようになる、三国志大戦における「隠密戦法」が常時かかっているような特技。「気合」は被ダメージの一部が時間経過により回復する。「攻城」は後述の虎口攻めにおいて与城ダメージが大幅に上がる「本丸攻め」ができる。「制圧」は後述の大筒を制圧時、大筒の発射カウントを促進する。
戦国大戦では「~の陣」という計略が登場している。これは発動すると一定範囲内の武将に効果がある「陣」を敷設するものである。陣は一定時間の間範囲内の敵味方に効果を及ぼし、範囲内であれば効果終了まで恩恵に与れる。また、効果範囲も武将の移動に伴って移動する。いわゆる陣略が計略になったようなものである。
本作では三国志のように強引に敵将をすり抜けるような行為が不可能になった。一定時間以上乱戦状態になると双方が敵将を弾き、乱戦が解除される。また、乱戦によって与えることのできる兵力ダメージは現状かなり抑えられており、三国志のように乱戦が重要ではなくなった。いわば、全将兵が象兵になったようなものである。
戦場のどこか(大体50%ライン)に大筒拠点が設置されている。初期は中立だが、より長く占拠できたプレイヤーが大筒を支配できる。支配した状態で武将をそばに置いておき、一定時間経過すると大筒による砲撃を行い、敵城ゲージにダメージを与えつつ後述虎口ゲージを上昇させることができる。これにより、いわゆるガン待ちの戦法は難しくなった。
三国志では筺体の中央に「城門ゾーン」があり、ここを攻城すると与城ダメージが増大したが、本作ではその代わりに「虎口」が設置された。通常の攻城や大筒による砲撃、また時間経過により「虎口ゲージ」が上昇し、一定量がたまると虎口に攻め入れるチャンスが発生する。この間に虎口に武将(兵種不問)を1名入れると「虎口攻め」が発生する。内容は相手の選んだ攻撃と自分の選んだ防衛が一致するかどうかというもので、一致しなければ下部スロットに応じて城ダメージを受ける。このため場合によっては虎口攻めによる逆転が可能になった。
当然ながら勢力は「家門」に基づくもので、同じ勢力の武将を揃えたデッキには、最大士気ボーナスが上昇する恩恵を受けられる。この点は三国志と同じである。
『1560 尾張の風雲児』では、「織田家」「武田家」「上杉家」「今川家」「他家(含長野家・足利家・三好家・北条家等)」が登場。今後のカード追加・勢力追加が注目される。
三国志大戦の動画作成サービス『演武場』と同様のサービスに加え、対戦相手の名前・接続場所を伏せる選択ができるようになった。
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最終更新:2025/12/15(月) 12:00
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