戦艦大和(せんかんやまと)とは、第二次世界大戦(WWⅡ)当時に連合艦隊旗艦として就航した戦艦。 排水量と主砲口径は現在に至るも「戦艦」としては世界最大である。大和型1番艦として呉海軍工廠で建造された。
大和型2番艦が戦艦武蔵(三菱長崎造船所で建造)、3番艦が航空母艦信濃(横須賀海軍工廠で建造)である。4番艦も建造中だったが、ミッドウェー海戦の敗北や用兵思想の変化で建造は中止された。
冷暖房完備で食料も優先分配された上、激戦続くソロモン海戦(ガタルカナル島の戦い)に 参戦しなかった事もあり他艦乗員から「大和ホテル」と揶揄された。
初陣はミッドウェー海戦の予定であったが味方空母全滅の報を聞き内地へ帰還した。始めて砲撃を行われたマリアナ沖海戦、その後レイテ沖海戦等に投入され、最終的に天一号作戦の一環として参戦し坊ノ岬沖にて撃沈されている。
※・・・菊水作戦は一航空隊の航空攻撃戦を指す作戦名だが、天一号作戦と混同し使用されるケースがある。
竣工時のものと比較用に最終状態のものを掲載。
| 竣工時 | 最終状態 | |
| 基準排水量 | 64000t | ← |
| 満載排水量 | 72809t | ← |
| 公試排水量 | 69100t | ← |
| 全長 | 263m | ← |
| 全幅 | 38.9m | ← |
| 喫水 | 10.4m(公試時) | ← |
| 装甲(最圧部) | 主砲塔前盾650mm 主砲塔天蓋270mm 舷側装甲410mm |
← |
| 主機 | 艦本式タービン4基4軸150000馬力 | ← |
| 主罐 | ロ号艦本式重油専焼罐12基 | ← |
| 速力 | 27kt | ← |
| 主砲 | 四十五口径九一式四十糎砲3連装3基9門※ | ← |
| 副砲 | 六十口径三年式十五糎五砲3連装4基12門 | 六十口径三年式十五糎五砲3連装2基6門 |
| 高角砲 | 四十口径八九式十二糎七高角砲連装6基12門 | 四十口径八九式十二糎七高角砲連装12基24門 |
| 機銃 | 九六式三連装二十五粍機銃8基 十三粍連装機銃2基 |
九六式三連装機銃52基 同単装6基 十三粍連装機銃2基 |
| 艦載機 | 7機(カタパルト2基) | ← |
※実際は46cm砲だが、性能を秘匿するため名称は40cm砲となっている。
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最終更新:2025/12/15(月) 01:00
最終更新:2025/12/15(月) 01:00
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