数珠丸恒次(じゅずまるつねつぐ)とは、ブラウザゲーム「刀剣乱舞」の登場人物である。
イラストレーター:思春期、CV:緑川光。
刀剣乱舞に登場する、太刀の刀剣男士。
スマホアプリ版の100万人DL記念となる「ありがとう!100万ダウンロードキャンペーン」にて、2016年3月18日13時~22日17時の100時間限定で鍛刀による入手が可能な刀剣男士として現在先行実装されている。
天下五剣の刀剣では、三日月宗近に続いて二振り目の実装となった。
100時間限定という制限時間に加え、三日月宗近に並ぶそのレアリティの高さゆえに入手は難しく、実装されたその日から資源や依頼札、そして普段使用せず貯蔵していたであろう松竹梅・富士の御札をここぞとばかりに投入し入手を狙うも、資源やアイテムを湯水の如く投入しても入手できない審神者が続出している。勿論、運良く手に入った審神者も出てきているが、その鍛刀条件も様々でALL950、ALL350など鍛刀レシピも多岐に渡っているため情報が揃うまではとにかく手持ちの資源に糸目をつけず色々やってみるしかない、という状態であった。
だが100万人・100時間限定という数字に誰かが注目し、「ALL100」の投入資材で入手できたという報告が上がって以降はこちらの鍛刀レシピをひたすら回して入手を狙う事例も増えている(高確率で鍛刀成功できるわけではないが)。
ちなみに鍛刀時間はなんと10時間1分。鍛刀部屋の画面でちょうど100が2つ並んだように表示される。三日月宗近(4時間)の倍以上というとても長い鍛刀時間であるため、鍛刀に成功すれば一目でわかるだろう。
もっとも、同年5月に実施予定の期間限定イベントにて再入手の機会がやってくる事も告知されているので資源や依頼札が底をついたならいっそ、数珠丸恒次のように執着を捨てるのもいいかもしれない・・・?
なお、公式に曰く『今回のキャンペーン中に鍛刀できる「数珠丸恒次」は1アカウント1振りのみの獲得になります。「刀解」や「破壊」で失ってしまった場合でも、2振り目の獲得はできませんのでご注意ください。』とアナウンスがあった為、もし入手できても万が一失ってしまった場合再入手は不可能となる。注意。
公式の説明にもあるように、携えた数珠と祈るように伏せられた目元が特徴。
仏教の僧・日蓮上人が所有していた史実を反映してか、僧侶のようにどこまでも謙虚な姿勢を持ち、人を切らない刀という事か江雪左文字のように争いや戦いをあまり好まない。鍛錬や瞑想、修行に励み、言動もどこか浮世離れしている節が見える。彼の伏せられた両目が開かれる事はあるのだろうか・・・
平安時代の刀工・青江恒次の作とされ、現在は天下五剣の一振りと数えられる日本の重要文化財。
『数珠丸』の名でも呼ばれる事がある。
数珠丸という名前の由来は、柄に数珠を巻かれて杖としていた事にちなんでいるとされる。
鎌倉時代の僧、日蓮が護身用として所持していたとされる太刀で、日蓮が甲州身延山へ入山したと時に護身用として信者から贈られたと伝わる。日蓮の没後は他の遺品とともに身延山久遠寺に保管されていたが、その後行方不明となった。
時は流れ、1919年~1920年(大正8、9年)頃に尼崎在住の刀剣鑑定家、杉原祥造がこの数珠丸を発見した。杉原は元々所蔵されていた久遠寺に数珠丸を返納しようとしたが交渉がまとまらず、杉原邸の近所にある兵庫県尼崎市の本興寺に寄進される事になる。
現在も、数珠丸は国指定重要文化財として本興寺にて所蔵されている。
そして2016年、数珠丸が所蔵されている本興寺の公式twitterでは同年2月に新刀剣男士のシルエットが明かされた時点で「これがもし数珠丸恒次だったら・・・」とこのゲームに関する話題を興味津々に呟いていたりしていた事もあった。
やがて刀剣乱舞に本興寺で所蔵している数珠丸が満を持して新登場する事や、それに伴い公式にフォローや問い合わせが増えた件を刀剣愛好家や審神者たちに感謝している一方で、参拝者が増えたり「数珠丸恒次を見せてくれますか」という問い合わせが増えた事も明かしている。
なお、(そもそも普段一般に展示するような代物ではないという事情もあるが)数珠丸恒次の一般公開は年に一度、11月3日の虫干しのみとアナウンスされている。参拝に赴く人は気を付けよう。
皆さんに注意して頂きたいのは
数珠丸恒次は人を斬らない仏教守護の宝刀だと言うことです
仏教(物理)とか言われてますが日蓮上人本人は迫害こそされど武力で教えを弘めた事はありません
これから先本興寺様等で数珠丸を拝する事があるかも知れません
呉々も敬意をもって拝して頂けたらと思います
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最終更新:2025/12/14(日) 20:00
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