望月優矢(もちづき ゆうや)とは、小説・アニメ「Another」の登場人物である。
担当声優は山本和臣。
夜見山北中学3年3組のクラスメイトの一人。
出席番号は26番。美術部所属。
本作の準ヒロイン。男子なのに美少女と見間違うほど中性的な容姿を持った、今で言うと男の娘(ついでに中の人も、リアル男の娘である)。エドヴァルド・ムンクやサルバドール・ダリに感銘を受けており、美術の授業で絵をムンク風に描いたり、ダリの「記憶の固執」を模した時計のイラストの付いたシャツを着たりしている。副担任で、美術部顧問の三神先生に憧れている。
温和な性格で、勅使河原直哉と共に終始、榊原恒一の味方となって本編で活躍。恒一がいないものになった時には、伝筆で見崎鳴に事情を聞くように促したり、同部員の鳴が美術室に着た時は、後輩達を外へ出すなど気配りもうまい。か弱そうな見た目をしているが、意外に肝が据わったところもある。現象を止めるカセットテープを探しに立ち入り禁止の古い教室に入ったり、合宿で勅使河原が襲われて怪我をした時はこれを助けて、共に生還した。ただ、アニメでは門外不出の災厄を防ぐ手段を赤沢泉美・杉浦多佳子・風見智彦に白状してしまい、結果的に三人の破滅を招いてしまった(漫画版では、風見も初めからこの秘密を共有している)。
その愛くるしい容姿もあって、女性、特にショタ好きの読者・視聴者から大人気である。女装したイラストも沢山あるが、はっきり言って全く違和感が無い。それどころか、漫画版では恒一と勅使河原が女装した望月を思い浮かべ、危うくそっちの世界に逝きかけてしまった。クラスの座席表も、女子ばかり揃った中央の列に入っているが、完全に溶け込んでいる(前は綾野彩、後ろは江藤悠と、両方ともボーイッシュなので、より違和感が無い)。また、彼の年上好みは、現象の情報提供に協力した腹違いの姉(父と先妻の間に生まれた娘)・知香の存在によるところが大きい。劇中で呼ばれているわけではないが、ファンからは「もっちー」「望月きゅん」の愛称で呼ばれることが多い。
実写映画版では井之脇海が演じた。しかし、内面的にも外面的にも原作やアニメの面影が全く無いので、望月ファンにはとてもお薦めできない(怜子さんに惚れている設定すら無い)。
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最終更新:2025/12/14(日) 00:00
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