朝鮮玉入れとは「パチンコ」の蔑称、2chあたりから生まれた、らしい。
恐らくホール経営会社に韓国・朝鮮系が多いとマスメディアで報じられたのが由来と思われる。
(ちなみに製造メーカーはそうでもない)
これとよく併用される蔑称として、「朝鮮絵合わせ」(パチスロのこと)がある。
『レジャー白書2010』によれば、パチンコの参加人口は1720万人、2009年の市場規模は21兆650億円で前年より6510億円減少した。近年、急激に客離れが進み、市場規模が縮小している。就業人口は約44万人であり、就業人口に対して売り上げが大きいとされるが、パチンコの場合、1980年~90年代にかけてはほとんどのお店がラッキーナンバー営業や一回交換での営業を行い、また出玉の台移動や共有が禁止されていたケースが多く、客は状況によっては大当たりで得た出玉を交換し、玉の再購入を行なわなければならず、客側の総賭金額が純負担額の数倍に膨らむ傾向があった。現在は無制限営業が定着、出玉の台移動、共有が店側に容認されつつあることから総賭金額が相対的に減少、さらには、娯楽の多様化や、古臭いイメージによる若者離れ、法改正によるギャンブル性の低下による客離れ、社会問題視されたパチンコ依存症などが指摘され、ピークの参加人口からは年々減少し現在過去最低水準にある。 産業界においては、パチンコ台のハイテク化が進んでICチップや液晶モニターなどが多用されるようになった結果、ハイテク産業に関連する大手企業の業績をも左右するほどの重要な市場となっている。
競技人口が減少傾向にあるとはいえ、未だに日本で多くの競技人口を抱えるレジャーであるパチンコであるが、その一方でギャンブル性・中毒性による弊害を懸念する声も多く見られる。
その理由として、ギャンブルとしてのパチンコは競馬や競艇などの公営競技、カジノなどのギャンブルと違い「当たった場合いくら得るか」「外れた場合どれだけ損するか」ということを把握しにくい。しかし短時間でかなりの金額を手に入れる可能性があるために、過度に射幸心を煽られてしまうなどして、重度の中毒者を生んでしまっているというケースがある。そういった人達は、負けが込むと一日で数万円単位のお金をいとも簡単に失ってしまうため、借金をしてまでパチンコするなど金銭感覚の麻痺を起こしてしまうこともある。事実、店の目の前に銀行ATMやサラ金のボックスがあるケースも多く、最悪の場合、多重債務や家庭崩壊に陥って人生を狂わす事態に発展してしまう可能性すらあるというものである。
さらに、一時期よく報じられた「子どもをパチンコ店の駐車場に停めた車中に放置して熱中症になる」「ストーブを点けた家に子どもをおいたままパチンコに出かけて、家が火事になる」など、モラルの問題では済まされない行動を起こし、重大な事態に発展してしまうことも。またパチンコユーザーの喫煙率は64.8%(2008年調査)と非常に高く、心身の健康面に問題があり、借金を抱えている者も少なくない。ばくちで負けた借金を、ばくちで取り返そうとして泥沼にはまるケースもある。
そこまでいかなくとも、「今日は10万円勝った♪」などと喜んでいる人もたまにいても、そのほとんどは累計の勝ち負けを計算すると既にかなりのマイナスである。そういうときに限って、「今日は勝ったから」と臨時収入でも入ったかのように調子に乗って無駄遣いするので、ますます手元にお金が残らなかったりする(ちなみに、本職の博徒は、負けたときは豪遊して憂さを晴らすが勝ったときは質素に過ごすように心がけているそうである)。
そんなこんなで、人気の一方でパチンコに対する世間の風当たりは強く、ネットでは上述のようなダメ人間の蔑称として「パチンカス」と呼ばれることもある。ほかにも問題点はいろいろとあるが、きりがないのでWikipediaを参照。また、同属嫌悪も酷く、パチスロ打ち(あるいは、一部のパチスロ雑誌やパチスロメーカー)がパチンコやパチンコ客を差別的に見下す事が多いなんて話もある。
建前では出玉は換金できないということになっているが、店のすぐそばに専用景品を買い取ってくれる場所があることから、これを実質的な換金、つまりパチンコ=賭博であるとしての批判も強い。そのためこの専用景品買取システムを規制して純粋な遊技場として営業すべきという意見も少なくない。一方でこの専用景品買取システムを規制すれば現在のパチンコ市場は維持できなくなるという声も聞かれる。
ちなみに、TVメディアでは一種のタブーとして、専用景品買取システムについては一切触れられない。
パチンコ番組では出玉を全て一般景品(換金できない景品)と交換する描写になっている。
なお、この通称・三店方式の元締めが警察の天下りであることはよく知られているところであり、他の業種で同様な行為を行われれば罰せられるのに何故パチンコだけが許されるのかというのも問題になっている。
近年は公安によりギャンブル性の低いタイプの機種の開発を指示されていたり、近年急激に進んでいる客離れ対策として、稼働率低下を抑えるため球の貸し出し金額を従来の4分の1(買戻し金額は従来の6~8分の1)に抑えたローリスク・ローリターンの「1円パチンコ」形態で営業を行うホールが急激に増加するなど、ある程度業界としての動きはあるようである。
そのほか、ここ数年はゲームセンターにも、メダルゲームの一環としてパチンコ台が設置されている。ただし、ゲーセンではもちろん換金ができないので、ギャンブルではなく純粋にパチンコそのものを楽しむことになる。しかしそのぶん娯楽として常識的な範囲の出費で長く遊べるように設定されているので、どうせ儲からないんだったら、こっちでやったほうがマシなんじゃないかと思うかもしれないが、ゲームセンターに設置される機械は内部仕様が変更されており、また獲得したメダルを再投資出来ないルールになっている店が多いため実際には短時間遊ぶだけならいいが本格的に遊ぼうとすると1円パチンコで毎日負け続けるよりも金がかかったりするのが現状である。
パチンコ業界では、ホール店舗経営者の在日朝鮮人の比率が非常に高いことがあるマスメディアで報じられたことがあり、ここから北朝鮮への地下送金が行われていたこともあると言われている。
そのため、2ちゃんねる界隈を中心に、パチンコをする行為のことを「北朝鮮のミサイルに送金」と称したり、「朝鮮玉入れ」と名付けられたりと反発の動きが根強い。ニコニコ動画でも一部のパチンコ関連動画に「朝鮮玉入れ」タグがつけられたり、コメント欄が論争や主張で荒れたりすることがある。
同様に、在日韓国人の経営者も多いと報じられているが、当の韓国国内ではパチンコは最近禁止され違法賭博とされたのにもかかわらず、李明博大統領は民主党に業界の後押しを申し入れるなどのアピールを行っている。
ちなみにその割合は、韓国籍が50%、朝鮮籍が30~40%、残りが中国系と日本系の経営である(日本人経営の店はパチスロ専門店が多い)。
(このへんの情報の出元はホール最大手の「マルハン」の社長インタビューでの発言や、雑誌「AERA」2006年2月13日号など)
また、2011年2月7日に行われたニコニコ生放送「メディアが報じないパチンコ業界の闇」において、出演した若宮健によれば最盛期(バブルの頃)では年間600億円程度、現在でも30億円ほど送金されているとのことである。
2000年代からは番組や芸能人などとタイアップを行う機種がとにかく増えている。
当然、もともとタイアップ先のファンであった層の稼動を呼び込むために作るのが目的である。大体はタイアップ先の素材を使いきれなかった糞台がほとんどだが、ごく稀にパチンコとしての面白さを兼ね備え大人気となるタイアップ機も登場する。 このタイアップ機をきっかけとして原作を視聴し、自然な流れでタイアップ先自体のファンとなっていく。
パチンコ人口は減少傾向ながらいまだ1000万人以上とされており、1/10なら100万人、1/20でも50万人のファンを一気に獲得できる。また、パチンコをやらない人に対しても、CMの影響で原作の知名度がアップすることもある。
この経済波及効果は無視できないものがあり、例として以下のような例が挙げられる。
また他業種とのメディアミックスも活発になっており、特にアニメ業界との業界再編が顕著になっている。
主にアニメ製作会社を子会社化するというもので、SANKYO傘下のサテライト、セガサミーグループ傘下のトムス・エンタテインメントがそれにあたる。今までのアニメ版権や新たな良質タイアップ作品の取得を図るパチンコメーカーと、予算支援を仰ぎたいアニメ製作会社との利害一致が主な理由であり、アニメのみならず製作会社との資本支援強化はよりいっそう強まるものと見られている。
しまいには、アニメどころか、餃子の王将ですらタイアップされてしまうぐらいである。
ただし、パチンコとして「売れる商材」は限られており、売れた商材の再利用によるシリーズ化が常態化している。
また原作の急展開に合わせた急な仕様変更などの対応は不可能であるため完結済みの原作が好まれている。
なお、一時は愛国漫画の雄として知名度をあげた小林よしのりが「CRおぼっちゃまくん」なるパチンコへ作品を提供した事で、上記の朝鮮との繋がりからネット上で激論になった事があった。
その一方で、鳥山明など自分の作品がパチンコへ使われることに猛烈に反対する漫画家もいる。
ネットでは何かとパチンコ嫌い(関心がないだけでなく、明確に嫌っている)の人も多い。ギャンブル自体が嫌い・ギャンブルのひとつとして許せない・過去にいやな目にあった・朝鮮玉入れだから、など、嫌う理由は人によって様々である。
そのため、ネットにおいて「パチンコを愛好する人」と「パチンコ嫌いの人」が同居するような場では、何かとネガティブキャンペーン的な論争などの衝突が起こって荒れがちである (しかしパチンコ・パチスロの広告を張り出している運営に対する批判はあまり聞かれない) 。
パチンコに関連する動画が多数アップロードされているニコニコ動画も、そのひとつである。
しかし、動画のコメントやタグを荒らすことは何の解決にもつながらないので、ある程度の節度を持って自重したほうがいいと思われる。たとえば、お金が一円も動いておらず、パチンコやらない人もたくさん見ている、ただのMAD動画である「オリジナルパチンコ」の動画に「朝鮮に送金するな」云々とコメントを書いても、無駄どころか、荒れてイヤになるだけで誰も得しないのである。
以下、過去に大百科に書かれたパチンコが好きな人の心の叫びである。
(これらの論争は) 新規ユーザーを抑止する面で一定の効果を挙げてはいるが、既存ユーザーについてはほとんど抑止効果は挙がってはいない。
ニコニコ動画のパチンコ系アップロード者や2ちゃんねるのパチンコ板住民などネットに深くかかわるユーザーは先のネガキャンでパチンコの危険性や朝鮮とのかかわりについて嫌でも目に入ることとなる。それでもパチンコをやめずにアップロードや書き込みを続けるということはネガキャンの内容がパチンコをやめる理由にならない人種であるということをいい加減理解していただきたい。
そもそもパチンコをやめる主な理由は、
金銭的に継続できない、継続することで自身や親しい人に大きな被害を与える恐れがある、パチンコ自体がつまらなくなってきた、ほかに楽しい趣味や遊び場ができたなど自身に直接かかわる理由が大半なのだから、本当にパチンコをやめさせたいと思っている人ならば訴えかける内容も再考が必要であろう。
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最終更新:2025/12/13(土) 13:00
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