木下康司とは、日本の官僚。第10代の財務事務次官。
新潟県出身。新潟県立新潟高校を出て東京大学法学部に入学、卒業。
昭和54年(1979年)に旧大蔵省に(現財務省)に入省した。その後は同省内で銀行局課長補佐、主計局課長補佐、総合政策課長、文書課長、主計局次長、大臣官房総括審議官、国際局長などを経て2013年に財務事務次官に任命された。前職は主計局長のポストにあった。
2013年に彼が財務事務次官に就任した頃から「チャンネル桜」などの保守系メディアやそういったメディアに共感しやすいサイトでは彼に対する批判が増えはじめた。初めの頃は財務事務次官のポストに就いたこの人事が「アベノミクス」の方針にそぐわないと見て攻撃する論調が多かった。彼は以前から公共事業合理化・重点化による歳出削減の重要性を主張してた。ここがアベノミクスの基本方針の中でも「国土強靭化」と両立不能であるということに。保守メディアは保守派と言われる安倍晋三総理大臣及び第二次安倍内閣を支持しているのでその政策の根幹アベノミクスに関連する事項にはすごく敏感なの。防衛費についても合理化・重点化による削減を推進していたし防衛を特に重要視する保守系論者からはそこからも敵視される傾向あり。この頃「チャンネル桜」の番組じゃあ彼を名指しで「緊縮財政原理主義者」等と批判してる。
しかし彼への批判が烈しいバッシングに達したきっかけは2013年9月中旬頃から様々なメディアが報じ始めた、消費税を予定通り2014年4月から消費税を8%に上げる事について「安倍首相が決断した」「方針を固めた」といったニュース群。これらのニュースソースは「複数の政府高官」や「政府関係者」であったりと曖昧。この編集をしてる時はまだ安倍晋三内閣総理大臣による公的な声明はなし。10月頭ごろに消費税増税についてするのかしないのか正式な決断と公式な発表がある。
ちなみに消費税増税は2012年に既に決定していて当時の民主党政権が「社会保障と税の一体改革」としてプラン構築、「消費増税関連法案」を提出してこれに民主党・自民党・公明党が修正を加えつつも賛成し可決済。ので今回の話を厳密に言うと「増税すると決定するかどうか」という決断というより前から決まっていた増税について「変更するかどうか」という決断なの。
この消費税増税は前から「インフレターゲット、デフレ脱却」っていうアベノミクスの柱に逆風を吹かせるんじゃないかって言われていた。だから安倍首相は消費税増税が経済にどんな影響するのか2013年8月の末に6日間有識者会議その名も「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」を開いてる。
そんな消費税増税にはアベノミクス好きな保守系メディアからは反対の声が強い。のに「安倍首相が消費税増税を決断した」とか報じるニュース群、だからますますたまるストレス。そんなときに彼が「悪い政策」である消費税増税を仕組んだ「悪役」として浮上した。上に書いたように彼は元々嫌われていたし財務次官って税に関係するので。
その嫌われ度↓
以上三行が9月25日に書き足されるまではこの記事の本文だった。すごい嫌われてる。
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最終更新:2025/12/13(土) 19:00
最終更新:2025/12/13(土) 18:00
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