木野薫とは、『仮面ライダーアギト』に登場する、仮面ライダーであろうとする第4の男である。
演:菊池隆則
あかつき号の乗客たちのリーダー的存在であり(事実登場する前から何度も名前が出ていた)、闇医者として数々の病院の手術現場にふらりと現れてはその天才的な手腕で手術を成功に導いている。他のメンバーからの信頼も厚く一見すると人格者のようではあるが、サイコメトリー能力の使える真魚からは恐れられ、自身がアギトの力に目覚めると津上翔一や葦原涼をはじめとする他のアギトの力を持つ者たちを排除しようとする。
というのも、過去に雪山で遭難したときに弟を亡くしており、その際に自身は片腕を失ってしまうほどの重傷を負い、結果弟の腕を移植することになった。そのため、弟を救えなかったという自責の念から、全ての人間は自分の手で救わなければならないという強迫観念囚われてしまう。
そうして他のアギトの力の持つ者の抹殺を図るものの、そのたびに移植された腕が拒絶反応を起こしいずれも失敗。その後は紆余曲折を経て和解すると、力を合わせて共にアンノウンに立ち向かっていくこととなるが、あるときアンノウンのうちの一体、ウォルクリス・ファルコの攻撃を生身で受けてしまい致命傷を負ってしまう。しかしそれにもかかわらず、人間を液化させて殺す能力を持つエリキウス・リクォールの針を受けてしまった翔一の体からその件の針を摘出。そして闇の力に付き従うアンノウンたちをアギトらと共に撃破した後に自宅で息を引き取った。
木野薫が変身ベルト「アンクポイント」の力で変身するライダーで、劇中では「もう一人のアギト」と呼ばれる。
凄まじいまでの戦闘能力を誇り、武器に頼らない格闘戦を得意とする(ただし、一度G3-Xから武器を奪い、それを使用したこともある)。モチーフはアギトと異なり、バッタ。
必殺技の「アサルトキック」発動の際は口元のクラッシャーが開き、内部にある牙が見えるようになっている。
専用バイクはダークホッパー。最高時速は390kmと、作中ではマシントルネイダーの次に速い。
元々はアンノウン側のライダーとしてデザインされていたらしく、名前も「ルデス」となっていた。
平成ライダー初のおっさんライダーであること、そして仮面ライダー1号をモチーフとしたディテールやその雰囲気など、今でも高い人気を誇るライダー。本来は予定されていなかった玩具も、その人気を受けてビニール人形が作られた。
アナザーアギトのスーツが傷んで使用不可能となってしまったことが残念でならない。
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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