本多・正純とは (ホンダマサズミとは) [単語記事]

この記事は、「原作（既刊）」のネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

「16XX年……！地球は、末世の炎に包まれた……！」
「どうも、歌丸です」

概要

本多・正純とは境界線上のホライゾンの登場人物である。
走狗はオオアリクイのツキノワ。

昨年度から三河から武蔵アリアダスト教導院に転入した。
戦闘訓練を受けておらず、戦闘能力は皆無で戦闘行為では役に立たないが、
非常に頭がきれ、決断力があり、更に弁論に秀でているので、
彼女が本領を発揮するのは、政治的判断や助言と他国との交渉時。

名前	本多・正純
所属	武蔵アリアダスト教導院
役職	生徒会副会長
種族	極東人
HN	副会長
特技	極寒のダジャレ

「セージュン」とも呼ばれ、マニッシュな少女でやや長い黒髪で細身。
人の話を同時に聞いて、それを全部統合して理解することができる。
その割には父の言葉を真に受け、誤解したまま使用する。
因みに本多・正信は重度のオタクであり、アニメの「何クール」という話を
正純は政治的に解釈した。
性格は生真面目で、武蔵の為なら自らのキャリアに傷を付ける覚悟もある。
だが、その性格と自分の立場から武蔵の暴走の最大の被害者兼ツッコミ役。
また、作中でもまともな部類に入る人物でもあるが、
彼女の外道順化対応速度は「誰よりも早く馴染んでる」との評価。
オッパイソムリエ曰く「貧乳」、葵・喜美には「貧乳政治家」と呼ばれている。
ホライゾン・アリアダストと本多・二代の芸風を知らぬ間に決めてしまった事もある。

手に白手袋をを着用しており、これは演説などで身振り手振りをはっきり見せる為で、日常生活や授業中は外しており、常に草紙と堅紙を携帯している。
実家に頼らず生活費を稼ぐため教導院で子供達に対して教鞭を取っているが、
稼いだ給金は大半が草紙代に消えるため、貧乏。
金欠なので運動後に飲むのは学院で組んで竹ボトルに入れた水で、よく腹を空かせて倒れているところを
青雷亭の女主人やホライゾン・アリアダストに助けられている。
よく倒れるのは、産土契約による加護が弱まっていたことが原因で、浅間神社と契約更新し、
餓死寸前になることはなくなったはずだが、おかしな事に、まだ時々空腹で倒れているらしい。
制服が私服なのはやはり貧乏であまり服を持っていないため。
男子制服の方が丈夫でクリーニングも少なくていいという貧乏性ゆえに未だに男子制服の上着を着ている。
上着の前を閉じるのは胸を隠す意味が大きいが、そもそもが真面目なので着崩すことがない。
腰横にポケットバンダーを付けてスカート風にしている。
ショーツは白色の紐式の女物で、全裸女装曰く、下だけのはあまり売ってないとのこと。
夏服になってからは女子生徒用のインナーを着用するようになった。
物腰や身体能力も女子そのもので、周囲の男連中は気を使っている。
黒藻の獣とは友人で名前を覚えられており、『まさずみ』と呼ばれている。
本多・二代とは三河の顔馴染みで、武蔵アリアダスト教導院での級友でもある。
時々、葵姉に化粧のキャンパスにされるらしいが、なかなかの美人になるらしい。

貧乏と体力がないところを除けば非の打ち所のない人物であるが、何故か各国との交渉が相対や会戦のきっかけに
なることが多く、彼女が「私は平和主義者だ」と主張しても、外道共は「――最後には戦争になるけど」と答える
始末。
挙句の果てには賢姉様に「極東の政治は地獄を呼ぶのよ！」と言われ「ウォーモンガー」扱いされた。

そして彼女の代名詞とも言える「寒い駄洒落」である。

元々は小等部相手に、語呂合わせで事柄を覚えさせる為に行っていたが、次第に熱中し、持ちネタまで作り出すようになった。
が、ウケるのはせいぜい子供までであり、その寒さ故、外道共すら固まるというお寒い状態を作り出す。

各国の首脳が神肖や表示枠で正純と他国の交渉を見ていたが、その交渉で正純は駄洒落を放った瞬間、
教皇総長はピザを食べに出かけ、他も固まったり、視線を逸らしたり、話題を変えたり、チャンネルを変えたりした。
熱々の熱愛夫婦の空気を一瞬にして凍えさせた。
等の破壊的威力を発揮し、他国との会戦に兵器として利用されそうになったこともあった。

「本多・正純」はあやかり名である……

歴史再現による襲名を父である本多・正信が「本多・正信」の襲名に失敗した。故に彼女は本多・正信の名を
襲名すべく襲名権利争いで不利にならないよう男性化手術を受け、胸を削る。
が、下腹の手術を受ける直前で松平・元信の命による人払いが起き手術は無意味に、襲名は自動人形が
襲名し水泡に帰した。
その上で父は武蔵へと行き、母と自分だけが三河に取り残された。三河にいた頃は襲名の失敗とその容姿から
避けられ、虐められていた。その後母が公主隠しにあう。

暫定議会の議員となった父は武蔵から戻らず、母の仮葬儀にも出なかった為、言葉を交わさず
顔すら合わせないようになっていたが、最近は父から歩み寄ろうとしていることに気付いている。
父であり政治家であり暫定議会の本多・正信を目指していると同時にコンプレックスを感じており、
プライベートでは余り会話が無い為に見捨てられているのではと考えた事もある。（ノブたん！そんなこと無いよね！）

ホライゾン・アリアダストが三河の君主として自害させられそうになった時、聖連よりの暫定議会についていたが、
臨時生徒総会での葵・トーリとの討論で武蔵アリアダスト教導院側に戻る。その討論につられてきた
K.P.A.Italiaの教皇総長インノケンティウスとの対論の潰し合いで、コンプレックスの源である襲名の件を暴露されるが、武蔵勢の前でズボンを脱がされふとももと股間を撫でられ、胸を揉まれるというセクハラ（挿絵付き）を受け、
そしてトーリの「男になったんじゃない、貧乳になったんだ！」と「俺はセージュンを絶対に支持する！」発言で色々トラウマなどが吹っ切れた。

その後、世間に貧乳と認められ、胸を男子制服の上着で隠す以外は女子用制服を着るようになった。