東武宇都宮線とは、栃木県内の栃木市から宇都宮市を結び、東武鉄道が運行する鉄道路線である。
正式名称は宇都宮線であるが、JR東日本東北本線の上野~宇都宮~黒磯間の愛称としても用いられ、首都圏ではそちらが浸透したためこの項目名とする。
またこの項目内において、東武宇都宮線を単に宇都宮線、東武日光線を日光線と書く。
栃木県南部の中心都市栃木市と近隣の壬生町、同県庁所在地の宇都宮市を結ぶ生活路線。
全線が単線で、8つの途中駅すべてに行き違い(交換)設備を備える。勾配や連続する急カーブが少なく、単線というボトルネックを持つのがもったいないほど線形が良好(高速運転しやすい)である。一応全線に渡って複線を敷設できるだけの用地は確保してあるが、乗客の増加は見込めず設備増強もないと思われる。
利用は中心都市へ向かう地元の足のほか、壬生町・栃木市から東京方面へ東武鉄道を乗り継いでいくものがある。同地域からの東京方面の足は東武鉄道に依存しているという。ちなみに宇都宮市内からはJR宇都宮線各駅への足が充実しているため、所要時間の点で東武利用は不人気である。
4両のワンマン列車が日中毎時2本設定され、対向列車と2度すれ違いをし35分程度で走破する。
多くの列車が日光線に一駅乗り入れた栃木駅まで直通している。同駅には宇都宮線列車のための引き上げ線と始発ホームが整備されている。
また南栗橋(半蔵門線直通列車始発駅)・浅草方面日光線上り列車への接続も終日行い、宇都宮線沿線から埼玉・東京方面への便を確保している。ちなみに上り宇都宮線から日光線への乗り換えは新栃木駅が、下り日光線から宇都宮線への乗り換えは栃木駅がそれぞれ着席に有利である。
浅草への直通列車として、特急しもつけ号が朝に上り一本と晩に下り一本の一往復設定されている。線内は利用客の多い駅のみ停車、日光線・伊勢崎線内は他の特急に準じた停車駅としている(後述)。
【凡例】 ●:停車駅 |:通過駅 ■:乗り換え路線 ○:駅周辺施設
| 特急 | 普通 | 駅名 | 乗り換え・駅周辺施設 |
| ● | ● |
栃木 (日光線) |
■東武 日光線(特急スペーシア) ■JR 両毛線(小山・佐野・足利・高崎方面) ○栃木市街 ○栃木市文化会館 ○栃木県立栃木翔南高等学校 |
| ● |
● | 新栃木 |
■東武 日光線(新鹿沼・東武日光・鬼怒川温泉方面) ○東武 南栗橋車両管理区新栃木出張所 ○ヤオハン本部 |
| | |
● |
野州平川 |
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| | |
● |
野州大塚 |
○栃木県農業試験場栃木分場 |
| ● |
● |
壬生 |
○壬生町役場 ○壬生寺 ○栃木県立壬生高等学校 |
| | |
● |
国谷 |
○桜(駅構内) ○栃木県総合運動公園 |
| ● |
● |
おもちゃのまち |
○栃木県総合運動公園 ○壬生町おもちゃ博物館 ○おもちゃ団地 |
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● |
安塚 |
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| | |
● |
西川田 |
○栃木県総合運動公園 ○とちのきファミリーランド ○栃木県子供総合科学館 ○カンセキ西川田店 |
| ● |
● |
江曽島 |
○宇都宮市陽南プール ○宇都宮市営宮原球場 |
| | |
● |
南宇都宮 |
■JR 日光線 鶴田駅(鹿沼・日光方面 徒歩15分) ○宇都宮市文化会館 ○栃木県立宇都宮高等学校 |
| ● |
● |
東武宇都宮 |
■JR 宇都宮駅(徒歩20分) ○宇都宮市街 ○東武宇都宮百貨店 ○栃木県総合文化センター |
特急しもつけ号は春日部・北千住停車浅草行
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最終更新:2025/12/14(日) 22:00
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