| カテゴリタグ | |
| 日本(jp) | 歌ってみた |
|---|---|
| 台湾(tw) | 試唱 |
| ドイツ(de) | Mal_gesungen |
| スペイン(es) | Canto |
「歌ってみた」とはニコニコ動画のカテゴリの一つ。
全国の人々が自らの歌声を動画として投稿し、その反応を大勢の人で楽しむものである。
また「VOCALOID」を個人として認め、VOCALOIDを使用した動画に、このタグがつけられることがある。
現在の歌ってみたは多くの未解決(解決不可能)な問題を抱え、他のカテゴリに比べ非常に荒れやすい傾向にある。
こうした問題から歌ってみた動画に嫌悪感を示す人は少なくない。そうした人々との間でたびたび発生するのが、検索をかけると歌ってみたが多数検索結果に表示されてしまっていやでも目に付く、という問題である。この問題を解決するには、見る側と投稿する側の両者がともに相手の心情を理解してなるべく衝突を回避するための方策を実施することが望ましい。以下ではそれぞれの立場に対する回避策を紹介している。
マイナス検索の使用を薦める。
■やり方
検索する語句を指定する際に「-」(半角マイナス)の後にキーワードを続けて入力
↓
検索結果に、そのキーワードを含む動画が含まれなくなる。
例:「東方」関係の動画を検索したいが、「歌ってみた」動画は検索結果に表示させたくないとき。
検索フィールドに「東方 -歌っ -歌い -歌わ -合唱」で検索。
(東方とマイナスの間にスペースが必要。マイナスの直後にスペースは不要。)
タグ検索の場合は「東方 -歌ってみた」で検索。
動画を投稿する人は、マイナス検索をすることを前提にタグとタイトルまたは説明文に「歌ってみた」を入れたほうが良い。
また、ボカロオリジナル曲の場合は「初音ミク」といった原曲に使用されたVOCALOIDの名前タグは使用せず、「ボカロオリジナルを歌ってみた」タグを使用すべきである。VOCALOIDでは音楽タグではなく歌ってみたタグを付けるケースが多くあり、ボカロオリジナル曲を歌ったときに「初音ミク」タグを付けてしまうとマイナス検索でボカロオリジナル曲が検索できなくなるという結果が生まれるため、住み分けタグを使用したほうがトラブルが少なくなる。
また、同様の理由で他の分野についても分野の名前を直接示したタグは使用せず、以下の住み分け用タグを使用したほうがトラブルに遭う可能性は少なくなる。
しかし、このタグを使用する際、分野を指し示すタグを使用すると意味を成さなくなる。例えば「東方」の曲を歌った際に、「歌ってみた 東方 東方を歌ってみた」と登録すれば検索に引っかかってしまうので注意が必要である。
動画にタグを付ける際は上記のような問題が発生することを踏まえて分野を指し示すタグを付けるという行為は差し控えることを強く推奨する。
■制作・発売に至った経緯
ドワンゴの企画制作部部長齋藤光二の「ニコニコ動画の人気歌い手を集めてユーザーと一緒に楽しめるイベント」という一言のもと「歌ってみたのCD化」が始まる。
著作権を筆頭に、多くの問題を抱えていた「CD化」だったが、ランティス音楽プロデューサーでニコニコ動画のファンである斎藤滋と意気投合や、「とにかくニコニコ動画の『歌ってみた』系の動画を片っ端から観まくった」という、ニコ厨齋藤の熱意など、多くの人が制作に前向きな姿勢だったため実現した。
「会社の企画」というよりも「作りたかったから出来ちゃった」という感じ。
発売されたCDは以下の通り。
1. ランティス組曲 feat.Nico Nico Artists 2008年03月05日 リリース
【出演アーティスト】 J、ゴム、nayuta、Re:、のど飴、A姉、yonji、社長、サリヤ人、ゼブラ、ガゼル(※)・制作と現場と作風
レコーディングは12人編成のストリングスを用意するなど、とにかく豪華。(リアルプロの犯行)
地方の歌い手が持参したお土産などで終始和気あいあいとした雰囲気の中進められた。
作風も「完璧なものを作ってしまうとニコニコ動画ではない」という生々しさを表現するために、ネタに走ったり音程がずれていたりと「それも場の空気・楽しさ」を伝えるために、そのまま収録された。
さらにニコニコ動画の時報に、CDに参加した歌い手の声を使うなど、運営側からも大々的な宣伝が行われるなどCDの発売には大きく力を入れた。・ユーザーの評価
そんな制作側の熱意とは裏腹に、発売当初のユーザーの反応は最低で「選曲が最低」「歌い手を殺したランティス」「選抜が贔屓」などの批判が相次いだ。
しかし時間が経つにつれ、発売当初とは大きく変わり、評価は上昇していった。
個人的な見解として当初の酷評は発売前からの嫌儲や歌ってみたユーザーのCD発売に対する「不満」があらわになったものだと考えられる。・オリコンランキング
■週間オリコンチャート17位 2008年3月17日
酷評にもかかわらず、売り上げは凄かった。ははぁん?ツンデレ?
2. ランティスの缶詰 by Nico Nico Artists 2008年04月09日リリース
【出演アーティスト】 J(歌い手)、nayuta、Re:、のど飴、A姉、yonji、社長、サリヤ人、雌豚・概要
歌ってみたCD第二段。前作ランティス組曲と違い、個々の個性を最大限生かしたものとなっている。
ランティス組曲からゴム・ゼブラ・ガゼルが抜け、新たに雌豚が参加。・ユーザー評価
前作のランティス組曲よりは話題にならなかったが、評価は良かった。
アルバム形式なので、歌い手の判別がしやすく作品のクオリティが跳ねあがったという声も。・おまけ
前作で期待されていた「おまけボイスメッセージ」付き。れれす。
※また公式から「CDで聞いてみて。~ニコニコ動画せれくちょん~」というCDも発売している。
歌ってみたに投稿している歌い手やミクプロデューサーの作品もあるが「歌ってみたのCD」ではないので注意。
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最終更新:2025/12/22(月) 01:00
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