水死体とは、水中で溺死した死体のことである。
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この項目は、グロテスクな内容を扱っています。 映像や動画等はありませんが、ここから下は自己責任で読み進めてください。 |
水の中に沈んだりして、気道を水で塞がれた結果窒息して死亡した死体を指す言葉。
水面に浮上した、全身が膨張した水死体を指して「土左衛門」と呼ぶ場合もある。
老衰や傷害などによる、通常の死体とは違いこちらの死体は後述する要素ゆえに他の死因による死体とは一線を画しており、「並大抵のグロ画像は平気」という人もおそらく水死体の映像(写真)だけは苦手、という場合もある。人によってはうっかり見てしまったものがトラウマとして焼きついている場合もあるだろうか。
溺死した死体は普通の窒息死の死体とは違い、死後も長い間に渡って水と触れ合っているため、その成れの果ては凄まじく醜い姿になるもので、「巨人様」「赤鬼」と呼ばれる場合もある。
具体的には、死体となった後に以下のおぞましい過程を経て、数日かけて水死体ができあがっていくとされる。
樹海での自殺と同じく、入水自殺はどことなくロマンチックなイメージが持たれている。テレビドラマでも、愛し合う男女が一緒に海に入って心中を図る美しいシーンが見られるが、結末は青鬼から赤鬼、そして黒鬼、白鬼への不気味な変身でしかない。
すなわち、現実は水中で数日かかって腐乱し、異臭を放ちながら朽ち果てていく、むごたらしい死に方以外の何物でもないのである。水死体を見慣れた法医学者の立場から言わせてもらえば、これをロマンチックな死に方とするのはやはり無理があるように思う。出典:上野正彦・著『自殺死体の叫び』
2011年の東日本大震災では大津波によって1万人以上の水死体が発生し、自衛隊(陸自や海自、空自含め)が10万人以上動員されたとされるが、瓦礫と共に(グロ画像でも動画でもない、本物の)大量の腐乱死体を相手に仕事に取り掛かった自衛隊員たちには心身共に限界を迎えた隊員も多く、被災地にはそういった隊員たちを支えるために精神科医(メンタルヘルス)や専門の医療チームなどが派遣された事もあった。
これらの死体を処理・埋葬して頂いた自衛隊や関係者の方々には、本当に頭が下がります。
(勿論、肉体や精神の疲弊が腐乱死体によるものだけではないのはここに記述するまでも無いが。)
もっとも近年では、水死体で検索すると東日本大震災よりもスマトラ沖地震に関連する遺体画像の方が多く見つかるかと思われるが。
津波に飲まれてしまうならともかく・・・
水死で死ぬのだけは絶対やめようや。
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最終更新:2025/12/23(火) 01:00
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