| しりうち 知内 |
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| Shiriuchi | ||
| きこない Kikonai |
よしおかかいてい Yoshioka-kaitei |
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知内信号場(しりうちしんごうじょう)とは、北海道上磯郡知内町にあるJR北海道の信号場である。駅であった時代の知内駅(しりうちえき)についても当項で扱う。
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海峡線の信号場で、1988年に「新湯の里信号場」として開設されたが、地元からの要望により1990年に「知内駅」として旅客駅化された(これは1988年に廃止された松前線湯ノ里駅の代替という意味合いもある。)。その後2014年に駅としては廃止。「知内信号場」に格下げされた(「スーパー白鳥」でのインフォメーションボードによる)。
廃止前は本州から北海道に渡って一番最初に停車する旅客駅でもあった(現在は木古内駅)。廃止末期に当駅に停車する列車は「スーパー白鳥」「白鳥」の1日計2往復のみであった。
道の駅しりうち(物産館)が併設されているため、物産館が駅舎であるかのように見えるが、実際の駅舎はその横にあった。かつては道の駅で一部の切符が委託販売されていたが、その後乗車駅証明書を発券する必要がある無人駅になった。
ホームは島式ホーム2面4線だったが、外側2線には柵がされているため、旅客列車が使用するのは内側2線のみであり、ホームは7両編成までの対応となっている為一部の列車ではドアが開かない車両もあった。
北海道新幹線の工事拠点にもなっているが、北海道新幹線が開業すると当信号場は湯の里知内信号場となる。旅客輸送は新幹線に移行する事もあり、公式発表はまだ無いものの新幹線開業と同時に廃止されるものと思われる2013年8月、2014年春に廃止する方針であることを表明。なお、以前から知内町にはこの廃止方針を伝えていた。後に2014年3月14日に廃止されることが発表。廃止が北海道新幹線開通の2年前となったのは、おそらく利用客が少なすぎること、北海道新幹線の工事が進展し、ホームが阻害となるためである。
代替交通機関は木古内・函館方面は函館バス利用、青森方面は木古内駅から津軽海峡線の列車を利用することになる。
3月1日からは道の駅しりうちにて、「さようなら知内駅来駅証明書(3,000枚限定)」が配布され、最終日となる3月14日には下り列車と上り列車の最終発着列車の見送りをJR北海道と知内町で実施した。
なお、廃止後はホームは撤去されたが、緊急時の避難所である「知内信号場」として存続しているため、側線は残されている。
なお、奥津軽いまべつ駅と湯の里知内信号場は青函トンネルを共用する事となる貨物列車の待避施設という目的がある。
| 路線 | 方面 |
| ■海峡線 | 蟹田駅・青森駅・新青森駅方面 |
| ■海峡線 | 木古内駅・函館駅方面 |
| 日時 | 隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
|---|---|---|---|
| 駅廃止後 | 津軽今別駅 | 知内信号場 | 木古内駅 |
| 駅廃止以前 | 吉岡海底駅 | 知内駅 | 木古内駅 |
※吉岡海底駅および竜飛海底駅は、見学専用駅であったため、実質的な青森県側の隣駅は津軽今別駅となる。
左上:2008年3月、右上:2009年9月、左下・右下:2014年1月
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最終更新:2025/12/06(土) 21:00
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