※漢字廃止論とは異なります。
漢文廃止論(古典廃止論)とは、主に義務教育において漢文(場合によっては古文)を教える必要性があるか?という議論である。
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現代では漢文が使われなくなっているのに、義務教育で漢文(場合によっては日本語の古典である古文も)を教える必要があるのか?という意見である。
なお、義務教育で教える必要があるか?というだけであって、大学以降文学部などで漢文の研究などをするな!という過激な意見を言う人はほとんどいない。
ひろゆき氏や百田尚樹氏などがこのような意見を述べたことがある。
おそらく、大学受験以降文学部に進学して専攻したという人以外、日常で漢文を使ったという人はほとんどいないであろう。昔は、法律の条文は漢文書き下し調であったから漢文の素養が必要であったが、現在では口語体に書き換えられている。そうであるならば、義務教育という限られた時間の中で、何を教えるのかということは選別する必要があるが、果たしてその中で古典の重要度はどれほどだろうか?ということである。それならば、簡単な法学などもっと実用的で役に立つことを教えた方がいいのではないか?ということである。もっと言えば日本は技術立国である。トヨタを始め、企業が高い科学的技術力によって品質の高い製品を開発したりすることによって今の地位を得ている。そうであるならば、理系教育に力を入れるため化学や物理教育にもっと時間を割くべきではないか?ということである。
中国香港など日本と対立している国や地域の文化であるから要らないということである。百田尚樹氏はこれに基づいて漢文を不要と主張している。
社会に出てからも、仕事のやり方や業務に必要な知識を勉強していく必要がある。そのような勉強の仕方を覚えていったり、我慢を覚えるためには、役に立っている。
漢文そのものは使っていなくても、日本語の熟語は漢文の切れ端であり、日本語を深く理解する上では今も漢文の知識は役に立っているということである。知らない熟語でも、意味が分かるのは漢字の意味と漢文読みから推測できるから、である。
漢文は親日で知られる台湾の文化でもある。漢文を知っていることで、文化交流や日台友好に寄与することができる。
近い将来漢文や古文が廃止されるという話は出ていないが、文系でも文学部以外では漢文を二次試験で出題しない大学が、高学歴大学においても結構出てきている。例えば、慶応義塾大学では漢文が不要であるし、Marchも漢文が要らない学部が結構ある。漢文をやりたくない人は受験科目で漢文が要らない大学を探したり、今受けようとしている大学よりもランクの高い大学で、漢文が要らない大学があればそちらに志望校をランクアップしても良いだろう。
なので、将来的には選択科目に降格する可能性はあるかもしれない。
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最終更新:2025/12/15(月) 21:00
最終更新:2025/12/15(月) 21:00
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