瀬川晶司 単語


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セガワショウジ

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瀬川晶司とは、将棋棋士である。

概要

1970年生まれ。

もとアマチュアとして活動していたが、2005年に当時としては特例となるプロ編入試験(奨励会を経ずにプロ入りする)を通過しプロ入りを果たした。棋士番号259。

2012年8月13日に四段から五段に昇段。

経歴

プロ入りを目指し15歳に奨励会入り。21歳で三段昇段。三段リーグでは大きく負ける事はなかったが大きく勝つ事もなく、26歳で規定により退会(通算72勝72敗最高位8位)。

その後一度将棋から離れるも、アマチュアとして将棋に復帰。
アマチュア棋戦で立て続けに好成績を上げるばかりでなく、それによって出場権を得たプロ棋戦でも、アマチュアとしては異例の好成績を挙げた(アマチュアの間にプロ相手に合計17勝している)。

その後、瀬川自身や周辺が日本将棋連盟にプロ入りを提起。プロ並みの実力ということが知られてたとはいえ、前例がほとんどない(特例でのプロ入りとなれば1944年の花村元司以来となる)ことから、棋士の間で大論議となったが、最終的に2005年にプロ編入試験の実施を決定。「6局指して3勝以上で合格」という条件のもと、3勝2敗の成績を上げプロ入り(フリークラスの四段)。
またこれを機に、正式にプロ編入試験の制度が制定され、アマチュアがプロ棋戦に出場して一定の勝ち星・勝率(最低でも10勝が必要)を上げるとプロ編入試験が受けられることとなった。

フリークラスに新規に入った場合は、10年以内にフリークラスから昇級(順位戦に参加)しないと引退となるという規定が存在する。昇級条件は「良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上」など容易なものではないが、2009年5月15日に棋聖戦予選で中座真に勝利した時点で上記の条件を満たし、順位戦への参加を決めた。

2012年8月13日に棋聖戦一次予選で近藤正和に勝ち、四段昇段後公式戦100勝の規定で五段となる。人柄なのか、五段昇段の際には色々なお祝いやお祝い会が開催された。

エピソード

  • アマチュア時代にプロ棋戦に参加した際、2002年に当時順位戦A級所属の久保利明を破っている。そのリベンジマッチが瀬川のプロ編入試験で実現することになり、久保が勝利している。久保は瀬川のプロ入りに賛成していたとはいえ、二度続けて負けるわけにはいかないと話していた。
  • また、このプロ編入試験で対局予定だった熊坂学(事情により変更になった)とはプロ入り後相性が悪く、0勝3敗と苦戦している。
  • アマチュア当時はNEC傘下の会社で働いており、NEC将棋部に所属していた。その関係もあって、プロ入り後NECと所属契約を結んだ。NECの広告にも出演しており、瀬川がNECのタブレット端末「MEDIAS TAB」で将棋の研究をするという広告がある。
  • 「将棋棋士の人狼」企画に出場することに。人狼の経験はないようで現在勉強中(人狼当日のブログにて)とのこと。
  • サトシンのブログでノーマル的に手ごわい派に分類されている。

関連動画

瀬川晶司 昇級への道のり

将棋棋士の人狼

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関連項目

  • 将棋
  • 日本将棋連盟
  • NEC

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最終更新:2025/12/15(月) 18:00

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