無気力試合とは、やる気が皆無な試合である。
この先の対戦を考えて、自分たちに有利になるように、または利益になるためにわざと負けようとする行為および試合のこと。似たような意味に「八百長」という言葉があるが一般的には区別される。
やる気が無いような試合をしているように見えることから「無気力試合」と呼ばれている。オリンピックなどの国際試合でも稀に見られる行為で、無気力試合だと認定されるとほぼ確実に失格になる。実力差のある強豪チームとの対戦を避けたり、同じ国のチームとの対戦を避けるためなどの理由で行われるケースが多い。
無気力行為と呼ばれる行為の具体的な例としては、バドミントンのサーブでわざとネットに引っかかるように打つ行為や、バレーボールでネットに引っ掛けたりレシーブをしない行為が無気力試合と呼ばれる。
2012年に開催されたロンドンオリンピックのバドミントンの試合、中国ペアと韓国ペア、インドネシアペアと韓国ペアの対戦。
D組1次リーグで既に決勝トーナメント進出が確定していた中国ペアが別の中国ペアと決勝まで当たらないようにするために無気力プレーを実施した。加えて対戦相手だった韓国ペアもその中国チームと決勝まで当たらないようにするため無気力プレーを実施。さらに、C組のインドネシアvs韓国の対戦でも同様の理由で双方が無気力試合を実施。4ペア8人が無気力試合をするという、オリンピック史上稀にみるとんでもない試合となった。
この件は世界各国のメディアで取り上げられ、大きな問題となる。これを重く見た世界バドミントン協会はこれらの8人を失格処分に決定。失格処分になった選手の中には当時世界ランク1位の選手もいた。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 13:00
最終更新:2025/12/13(土) 13:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。