異世界の主役は我々だ!とは、ゲーム実況者集団○○の主役は我々だ!を率いるグルッペン・フューラーがRPGアツマールで公開しているRPG(リンク)、及びそれを原作としたコミックフラッパーで連載中の加茂ユウジの漫画(詳細は後述)である。
本作は2016年11月22日、RPGアツマールのサービス開始とともに公開された。アップデートでコネシマ王国の途中まで実装された後更新が停滞したが、制作陣にこんにちはを加えて2017年7月21日に新戦闘システム導入・ストーリー大幅加筆の大規模アップデートが行われた。
本作品のテーマは「思想」である。プロローグでは哲学的な問いがなされ、ゲームを進めていくうちに功利主義によって王国を統治するコネシマ、神を信仰するオスマン枢機卿ら教会の人々など、何らかの思想を持った個人・集団が登場しストーリーが展開されていく。また、他にも本棚の思想書など随所に思想の要素が詰め込れている。
また、主人公の鬱先生をはじめ、○○の主役は我々だ!のメンバーをモデルにしたキャラクターが主要登場人物となっている。ストーリー序盤に立ち絵だけ登場し、異世界のストーリーに未だ関わってきていないキャラクターもおり、今後の本格登場が予想される。
劣悪な生活環境で低レベルの生活を送るクズ鬱先生は友人に嘘をつき借金を重ねる生活を送っていた。そんなある日、鬱先生はコネシマに更生を誓い行動を共にするが、所業は相変わらずでコネシマを怒らせる。その時核兵器が使用され、グルッペンの手配により、2人は核シェルターでコールドスリープに入る。やがて目を覚ました鬱先生が目にしたのは荒れ果てた大地と変わり果てた世界であった。見知った面々との再会もありながら見知らぬ土地をゆく鬱先生の運命や如何に――
公開当初はRPGツクールデフォルトの戦闘システムだったが、前述の大規模アップデート以後、以下のような独自の戦闘システムが導入された。
本作の主人公。汚い部屋に住みゲテモノを食す底辺レベルの生活を送る。友人に嘘をつき借金を重ねるなど正真正銘のクズ。タバコのキャスターが好物。核シェルターに入りコールドスリープするが目覚めると世界は変わり果てていた。ロボロと再会しスライムやオプロイテに襲われつつも、コネシマグラードにたどり着きコネシマ王国の主賓として迎えられる。グルッペンから貰った9mm拳銃で敵モンスターを味方にできる。
鬱先生の友人の功利主義者。クズの所業を繰り返す鬱先生を一度は見放すが、核戦争になるや一転媚びはじめ、共に核シェルターに入ることに成功する。鬱先生より先にコールドスリープから目覚め、教会の力を借りながらコネシマ王国を築き上げる。
鬱先生の友人の戦争狂。鬱先生とコネシマを核シェルターに導き拳銃を渡した後、国民を守るため核戦争中の地上へ戻る。
姿形は見えないが、口と輪郭は例のあの人に似ている。異世界に入った後の幕間に登場し、何らかの権力機関で議論を行っている。
鬱先生の友人。鬱先生の嘘を信じ金を貸す善良なヒューマニスト。永年の夢を叶え自分の店構えるが、その矢先に核戦争が勃発。核シェルター入りの誘いを受けるも断り自分の店に留まる道を選ぶ。異世界で鬱先生と再開し一時行動を共にするが、鬱先生の悪行を目の当たりにて目を覚まして鬱先生を見放す。
北のコンビニで働いている。意識高い系。核戦争勃発後Twitterの情報に惑わされ右往左往する様を見せ鬱先生から見放される。
異世界で鬱先生が最初に出会った人物。何者かに追われているらしい。魔法使いの格好をしており、スライムに囲まれた鬱先生とロボロを魔法で救う。
炎使いの騎士。鬱先生とロボロをゾチ帝国の人物と誤認して襲いかかるが、後に誤解を解く。漫画ではだいぶ可愛くデフォルメされている。
当初ラジオで解説を行うAI科学者として登場するが、異世界では教会で神を信仰する枢機卿として登場する。
緑色のパーカーを着たゾムによく似た人物。ロボロの店で鬱先生からスリを働く。
白い軍服姿のひとらんらんのような人物。コンビニで日経新聞を読んでいた。
異世界でコネシマが築き上げた王国。首都はコネシマグラード。教会の力を借り運営しているが、ゾチ帝国の侵略に苦しんでいる。
神を信仰し、科学技術の復活に反対する勢力。かつては教皇を擁したがゾチ帝国の攻撃により囚われてしまい、現在はオスマン枢機卿が指導している。オプロイテら奇跡を用いることが出来る騎士を擁している。
コネシマ王国など周辺諸国を侵略する帝国。語源はゾム+Nazi、もしくはSozi(ドイツ社民党や社会主義者の蔑称)か?コネシマ王国に対してはモンスターを派遣したり毒を撒いたりしている。
科学技術の発展により人類は神の領域に到達した。ここでは哲学上の神っぽい。しかし、神をめぐり核戦争が勃発し、世界は灰燼に帰してしまう。核戦争後の世界では教会の人々の信仰を受けている。こちらはキリスト教的な神に近そう。しんぺい神は関係なさげ
神をめぐり発生した戦争。これにより世界は灰燼に帰し、人類は科学技術の殆どを失った。
教会にある箱。オスマン枢機卿曰く神の声を聞くことが出来るらしい。ものすごいパワーを秘めているという。
教会の人々は鬱先生を悪魔と疑っている。
加茂ユウジにより漫画化され、コミックフラッパー2017年5月号より連載されている。単行本刊行が決定しており、1巻は2017年9月23日発売。
コミックフラッパー2017年6月号から同8月号まで漫画版異世界の主役は我々だ!の後に掲載されていたコラム。担当の我々だメンバーが思想書の書評を執筆した。
| 回 | 担当 | 思想書 |
|---|---|---|
| 第1回 | 鬱先生 | フリードリヒ・ニーチェ『人間的な、あまりに人間的な』 |
| 第2回 | ロボロ | 土居健郎『「甘え」の構造』 |
| 最終回 | グルッペン・フューラー | ウィル・キムリッカ『新版 現代政治理論』 |
異世界主役と同じくグルッペン・フューラーがRPGツクールで作成したゲーム。異世界主役のストーリー序盤(核シェルター入りまで)の原型となっている。これに目をつけた運営が異世界主役製作を依頼したらしい。
下記動画で実況プレイされており、後に公開されるとアナウンスされていたが、異世界主役の更新遅延を誤魔化すために図られた事はあったが、未だに実現していない。
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最終更新:2025/12/15(月) 10:00
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