百獣戦隊ガオレンジャーとは、2001年から2002年までテレビ朝日系列で放送された
スーパー戦隊シリーズの第25作目である。牙吠!!
21世紀で最初の戦隊であり記念すべきシリーズ25周年を飾る。
これを記念して久しぶりに劇場版が製作された。
戦隊メンバー同士は互いを名前ではなく色で呼び合う。
また巨大戦力においてはパーツ換装などのマルチな合体形式が導入された。
この作品以降は戦隊メンバーの衣装は常にジャケット姿になるのが主流となっている。
なお「百獣戦隊ガオレンジャー」は星獣戦隊ギンガマンの企画段階で没になったタイトルでもある。
21世紀を迎えた地球ではさまざまな環境状態の悪化などにより、人々のためのエネルギーが減少していた。
そこへチャンスとばかりにオルグと呼ばれる邪悪な鬼たちが出現し、地球を荒らし回っていた。
ガオの巫女・テトムはオルグに対抗すべく5人のガオの戦士「ガオレンジャー」を召集させる。
彼らは天空に浮かぶ島「アニマリウム」に住む大地の精霊が具現化した聖なる動物「パワーアニマル」の力を借りてオルグに戦いを挑むのだった…。
獅子走(シシ カケル)/ガオレッド「灼熱の獅子!ガオレッド!!」
24歳で大学を卒業したばかりの元獣医。パワーアニマルのリーダー・ガオライオンに選ばれ5番目の戦士となる。
動物の意志を聞くことができ、動物の仲良くなるのが得意。
ガオライオンの宝珠を授かり、後にガオコングとガオフェニックスの宝珠を受け取る。リーダーシップのあって頼りがいがある男性だが、何でもかんでも「俺は獣医だ!」で突き通してしまう強引な一面もある。
口癖は「やる気満々だぜぇえええええっ!!」
鷲尾岳(ワシオ ガク)/ガオイエロー 「孤高の荒鷲!ガオイエロー!!」
23歳で元々は自衛隊のパイロットであった。最初に戦士に選ばれ、レッドが加入するまではリーダー的存在だった。クールで時に厳しいことを言うことがあるがそれこそが彼の正義感の強さの表れである。
ガオイーグルの宝珠を所持し、後にガオベアーとガオポーラの宝珠を入手する。
鮫津海(サメヅ カイ)/ガオブルー「怒涛の鮫!ガオブルー!!」
19歳の元フリーター。ホワイトとほぼ同時に選出される。明るく元気なムードメーカーである。
モットーは「ネバギバ(never give up)」だ、調子に乗り過ぎることも。
ガオシャークの宝珠を持ち、後にガオジュラフの宝珠を手に入れる。
ブラックとは親友のような関係で、少し勇気の足りない彼をブルーが支えていた関係。
牛込草太郎(ウシゴメ ソウタロウ)/ガオブラック「鋼の猛牛!ガオブラック!!」
4番目に選ばれた力自慢の戦士。22歳。元々は力士だったが膝の怪我のため引退し花屋でアルバイトをしていた。
ガオバイソンの宝珠を所持し、後にガオライノスとガオマジロの宝珠を入手する。
一人称は「自分」で、ブルーの相棒。彼に「ネバギバ」を教わり、時に彼に助けられまた彼を助けている。
大河冴(タイガ サエ)/ガオホワイト「麗しの白虎!ガオホワイト!!」
17歳の現役女子高生。ブルーとほぼ同時に選出される。強くて優しい女性。
鹿児島出身であり、父親から武術と礼儀作法を教わった。
ガオタイガーの宝珠を持ち、後にガオエレファントとガオディアスの宝珠を手に入れる。
一度ブルーに告白されたが断った。白馬の王子様に憧れていて、そのことをツエツエに馬鹿にされたこともある。
大神月麿(オオガミ ツクマロ)/狼鬼(ロウキ)/ガオシルバー「閃烈の銀狼!ガオシルバー!!」
約1000年前にオルグと戦っていた戦士。1062歳。かつてはシロガネと呼ばれていた。
戦いの中でデュークオルグ・狼鬼に変貌してしまい、仲間たちに自身を封印するように頼む。
ウラによって現世に復活したがウラには従わずに、ガオレンジャー・オルグと共にガオの宝珠を巡り三つ巴の戦いを繰り広げる。最終的には正義の心を取り戻し6人目の戦士・ガオシルバーとして目覚める。
狼鬼の頃からガオウルフ・ガオハンマーヘッド・ガオリゲーターの宝珠を所持している。ビリヤードが得意。
その昔テトムの祖母であるムラサキと仲がよかったせいか、ムラサキに酷似しているテトムには弱い。
スーパー戦隊の戦士として珍しく、バイクを使った戦闘をするのも特徴。
テトム
ガオの巫女。5人のガオの戦士を召集し、彼らにパワーアニマルの意志を伝える。
以降は独自の方法で彼らをサポートする。
何か行動を起こすときに花をヒクヒクさせる癖があり、こうなったテトムは誰にも止められないらしい。
巨大な一本角をもつオルグの大幹部。
シュテン
全身に無数の目玉を持つ赤い鬼。破壊衝動が強く非常に凶暴である。
斧と電撃によって攻撃する。名前の由来は酒呑童子。
ウラ
瀕死のシュテンにトドメをさして現れた2人目のハイネスデュークオルグ。
鼻と耳のような姿の緑色の鬼。一人称は「マロ」で、貴族のような口調である。
狼鬼を利用してガオの宝珠を奪おうと企む。名前の由来は温羅。
ラセツ
多数の口をもつ青鬼。頭部と腹部に2つの人格を持ち、前者は女声で後者は男声で話す。
巨大なナイフとフォークを武器とし、あらゆるものを喰らい世界を破滅させようとする。名前の由来は羅刹。
一本角を持ち、ハイネスデュークに次いだ実力を持つオルグ。狼鬼もこれに分類される。
ヤバイバ
ツエツエと共に行動するオルグ。ひょうきんな性格で、ピエロのように2本のナイフを武器とする。
戦闘ではガオイエローと対峙することが多い。「こいつはヤバイバ~」が口癖。
中間管理職であることを気にしている。
ゲームセンターでツエツエに振り回されているところを見ると、彼女には尻にしかれている模様。
しかし、「ハリケンジャーVSガオレンジャー」にて
「ツエツエ!あの世でも一緒になろうなぁあああっ!!」
と言って爆死したことから、彼女のことは大事にしているようである。
ツエツエ
ヤバイバと共に行動するオルグ。魔女のような姿で杖を持っている。
戦いで敗れたオルグたちに
「オルグシードよ、消え行かんとする命に再び巨大なる力を!はぁっ!鬼は~家~!!福は~外~!!」
の掛け声とともにオルグシードを与え巨大化させることができる。
以前はホワイトに「おばさん」呼ばわりされてキレていたが、
「ボウケンジャーVSスーパー戦隊」に出演した際は言い返さず「まだまだ若いものには負けないわよ~?」
と発言したことから、どうやら開き直ったようである。
プロプラ
ラセツの側近のオルグ。プロペラ戦闘機を模しており、飛行能力をもつ。
キュララ
同じくラセツの側近のオルグ。戦車を模したオルグで、角からの砲撃が得意。
ドロドロ
ラセツに影で仕えるオルグ。卑怯な性格でオルグ忍法を使って戦う。
オルグ魔人
複数の角をもつオルグ。デュークオルグに従い、ガオレンジャーと戦う。
オルゲット
不完全な角しか持たないオルグ。オルグの中では最下級兵士に分類され、常に集団で行動している。
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最終更新:2025/12/11(木) 15:00
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