神風型姉妹とは、オンラインゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』に登場する大日本帝國海軍の神風型駆逐艦(2代)をもとにした艦娘達である。
2016年より追加実装され始めた。
神風型駆逐艦(2代)は、峯風型駆逐艦の改良型として八八艦隊計画に基いて建造された大型(艦隊型)駆逐艦(一等駆逐艦)である。
八八艦隊計画による主力大型駆逐艦として27隻の建造が計画され、艦名の不足を懸念し当初の艦名は番号制であったが、ワシントン海軍軍縮条約(別名、建艦競争してんじゃねーよ条約)の締結により建造は9隻で終了し、1928年(昭和3年)8月に固有の艦名が付与された。
大東亜戦争では全艦が駆逐艦籍のまま従軍した最古の艦型である。(前級の峯風型駆逐艦では一部が開戦前に哨戒艇や標的艦に種別変更しており、初代「島風」も1940年(昭和15年)1月に「第1号哨戒艇」と改名された。)
艦これでは長らく実装されていなかった(実装されていた最古の型式が次級の睦月型駆逐艦)が、2016年春イベントにおいて1番艦「神風」3番艦「春風」が、同年秋イベントで2番艦「朝風」が、2017年冬イベントにて4番艦「松風」が実装された(いずれも、建造及び通常海域での入手不可)。
最初に実装された2隻は終戦時残存しており「運」の値も高い。ケッコンカッコカリより前に対潜先制爆雷攻撃も可能。ただし、改装レベルが帝国海軍駆逐艦娘トップの「50」であり、海域攻略の戦力として育成するには提督の愛が不可欠である。
現時点の四姉妹は、各艦で色遣いが異なるが、女学生風の着物と袴に編み上げブーツという出で立ちが、セーラー服やブレザー主体の他の駆逐艦娘と大きく異なる外見上の特徴である。この出で立ちは大正時代の女学生の間で流行したものとされ、神風型が大正時代に建造された艦であることを反映したものかもしれない。
また、中の人もベテラン級の声優が担当しているのも特徴の一つである(他の駆逐艦でも朝雲・山雲を担当している堀江由衣のようにベテラン級が担当しているケースはあるが、同型艦全員がベテランというのはこの神風型くらいである)。※「松風」担当声優は未発表ながら、「朝風」と兼役ではないかとの声はある。
ここでは、未実装艦も含め神風型(2代)駆逐艦全員を記述してみる。併せて、所属駆逐隊を併記する。
「神風」以外の僚艦は前級(峯風型)なので、駆逐隊僚艦の実装は現状では望めない。
「やったぁ!あ、でも別に褒めないで。普通のことをやっただけだし…そ、そうよ!」
CV:川澄綾子 イラストレーター:パセリ(イラストレーター)
2016年春イベントE3クリア報酬として実装された神風型1番艦。臙脂の着物に桃色の袴、黄色(金色?)の袴下帯[1]とリボンで、着物の袖を白い紐でたすき掛けにしている。
終戦時にはシンガポールで唯一健在の艦であったことから改装すると「運:40/99」となる。
開戦前から長く北方海域の漁業支援や船団護衛を勤め上げたが末期には北号作戦支援を経て南方進出。羽黒や足柄の最後を看取り、妙高・高雄とともにシンガポールに在泊していたことから、特に妙高型姉妹と仲が良い。
歴戦の艦としての威厳もある一方、年頃の少女のような雰囲気も持つ。
"特攻隊"を想起するような艦名だが、あちらは「しんぷう」であるのでご注意を。そもそも駆逐艦「神風」の方が特攻隊よりも先である。
詳しくはこちら→神風(艦これ)
※ 冒頭にある通り、2017年冬イベにおいて、『松風』が実装された。
「ほら見なさい!私、一番は朝風でしょ。まあ、華やかさと鍛え方が違うのよ!
えっ、司令官?なんで笑ってんの?なんでよー。」
CV:伊藤静 イラストレーター:パセリ(イラストレーター)
2016年秋イベント後段作戦海域ドロップ限定として実装された2番艦。神風・春風の赤系に対して青系(薄い青の着物に濃い青の袴とリボン、金色の袴下帯)の色遣いの服が特徴(この色遣いは寝台特急「あさかぜ」を始めとする旧国鉄(現JR)の寝台特急の色遣いに酷似している。)。
春風のボイスで言及されており、見事に実装フラグを半年後に実現した形となる。
第五水雷戦隊第五駆逐隊及び第一海上護衛隊所属を自称する。神風を「神風姉」と呼び、おっとりな春風に「あんた、そんな喋り方で眠くならない?」と、仲の良い姉妹感が心地よい。名前繋がりを意識したかどうか不明だが朝雲に似た雰囲気を持つ。
戦前川内隷下の一水戦に属していたことから川内と、第七戦隊護衛についた経験から最上・三隈との絡みもある。
詳しくは→朝風(艦これ)
「わたくしが?本当ですか?有難う御座います。嬉しいです。」
CV:能登麻美子 イラストレーター:パセリ(イラストレーター)
神風と同じく2016年春イベントで実装された3番艦。ちょうど神風と対になる、桃色の着物に臙脂色の袴とリボン、そして緑色の袴下帯という出で立ちであり、着物の袖は神風のようにたすき掛けにしていない。神風がクリア報酬であったのに対して、春風は同イベント最終海域ドロップ限定。このイベントも難易度が高く、連合艦隊の重量編成に加えて基地航空隊運用により消費資源負担も重く、邂逅できるか否かは提督のリアルラック次第であった。
神風に比べ、見た目は同じくらいの少女だがお淑やかで落ち着いた雰囲気の艦娘。巻雲に次いで「司令官様」呼びする。髪型が特徴的。料理は川内仕込みの模様(川内との関係は朝風同様)。
損傷状態ではあったが終戦時残存。その名は敗戦後初の国産護衛艦のネームシップに受け継がれた(その2番艦が「ゆきかぜ」)。なお、予備艦として佐世保に係留中坊ノ岬組残存艦の佐世保帰投を出迎えた艦のひとつでもあり、ここで雪風らと遭っている。
詳しくはこちら→春風(艦これ)
「あはっ、僕かい?いやいいよ。そういうの、いらないんだ。
…でも、君の気持ちなら、貰っておこう、かな。」
CV・イラストレーター:未公開
春風・朝風による言及があり、朝風節分ボイスによると共に神風へ豆を投擲している模様。2017年2月実施の冬イベント『偵察戦力緊急展開!「光」作戦』にて戦列に参加。
ショートヘアーに「松」に因んでか上着は白→薄緑のグラデーション、袴は濃い緑。向かって右頭部に独特の帽子を載せている。彼女の登場により『ボクっ娘艦隊』6隻編成が完結した。性格は、ボクっ娘艦隊の先輩『初月』のような、おっぱいの付いたイケメン、といった所か。
最後に所属した第三十駆逐隊(「三水戦時代もあった」との言及はある)の僚艦卯月を「うーちゃん」と呼ぶ。実はこれが初の事例である。また未実装の夕月を「夕の字」、同時期残存していた他の睦月型僚艦を「みな」「みか」「さっちん」とも。暇を持て余すと姉をからかいに行き、その姉に説教を食らう。恐らく、その姉は朝風と思われる。料理は姉か間宮(夕飯は提督)任せで自分では作らない派。
詳しくはこちら→松風(艦これ)
未実装。松風ほどではないが朝風による言及あり。
朝風2017年冬限定voiceでは「旗風は冬に弱い」(史実では時雨らとヒ87船団を組み護衛任務中、在泊の台湾・高雄市にて米機動艦隊の空爆により1945年1月15日戦没。)とのことで、今冬の実装はなかった。開戦時第五水雷戦隊最後の未実装艦でもある。
以下、第二九駆逐隊所属艦。開戦時は第六水雷戦隊。
お馴染み四隻単位で編成される駆逐隊だが、神風型が絡むのは下記のとおり。
太字は艦これ実装済みの駆逐艦。
坂崎ふれでぃ氏の史実関連作品
その他
神風型姉妹に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
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| 神風型姉妹 / 神風型(2代)駆逐艦 |
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| 1.神風 - 2.朝風 - 3.春風 - 4.松風 - 5.旗風 - 6.追風 - 7.疾風 - 8.朝凪 - 9.夕凪 |
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最終更新:2025/12/14(日) 06:00
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