| 基礎データ | |
|---|---|
| 空港種別 | 商業 |
| IATA | FUK |
| ICAO | RJFF |
| 滑走路 | 2800m(16/34) |
| 開港日 | 1945年5月 |
| 設置場所 | 福岡県福岡市 [GoogleMap] |
福岡空港とは、福岡県福岡市博多区大字下臼井(しもうすい)にある第二種空港である。
IATAコード:FUK
ICAOコード:RJFF
空港種別:第2種空港
滑走路:2800m(16/34) 共にILS(計器着陸装置)あり
第二次世界大戦終戦間近の1945年5月に、旧陸軍席田(むしろだ)飛行場として開設された空港で、福岡県を代表する、福岡都市圏唯一の国際空港かつ、九州最大の空港。
別名板付空港と呼ばれるが、これは開港僅か5ヵ月後の1945年10月に、日本敗戦により連合軍に接収されアメリカ軍が駐屯していた際の基地名が「キャンプ板付」だった事に由来する(因みに実際の板付地区は南東側に約2km離れた地点である)。
国内主要幹線空港として、新千歳空港に次いで運行規模が大きく、国内第2位の乗降客数である東京-福岡路線(1位は東京-札幌新千歳空港線)のほか、大阪、名古屋、札幌などの都市便のほか、コミューター機も多く運行される。また、国際線もアジア路線を主体として多数の便が運行されているおり、利用客数も国内第4位である。
一方で、後述のように市街地のド真ん中にある空港であり、玄界灘沿いの中央区・西区沿岸のももち地区を除き、博多や天神に高層ビルが建てられないという都市圏に近すぎる故の弊害や、年14万回を1本で処理(因みに滑走路1本あたり日本一である)する等、滑走路の容量が限界に達しているなどの問題点も抱えている。と同時に、空港の拡張が困難であると言う問題も抱えていた。その為、現在北九州空港と佐賀空港との連携または新福岡空港の建設が検討されていたが、玄界灘沖に建設される計画だった新福岡空港については、当時衆議院福岡1区の松本龍(民主党)により白紙撤回され(※1)、現空港の拡張を行って滑走路を増設する事になった。
日本で唯一の地下鉄が乗り入れている空港であり、福岡市地下鉄空港線福岡空港駅から5分で博多駅、11分で天神駅に到着できる夢のような利便性を持つ空港である(※2)。しかし、ライバルの新幹線が発着する博多駅と、深夜バスが発着する天神が至近距離にあるだけに、熾烈な交通戦争が繰り広げられている。
余談であるが、大阪国際空港へのジャンボ機(3発機以上)の離着陸が禁止となった現在、B747クラスの旅客機が頭上をかすめるように飛ぶと言った光景が見られるのは、那覇空港と福岡空港のみである。
ターミナルは国内線3ターミナルと、滑走路を挟んで国際線ターミナルで分かれている。うち国内線側には、シンボルとも言えるネオン広告看板が設置されている。
※1.もっとも、福岡空港の民有地(空港全体の35%)の代表地主が松本だから土地代惜しさ・・・と言うのもあるが。 ※2.福岡空港へ着陸する航空機の機内(とくに右側)からは、福岡タワー・福岡ドーム、大濠公園、天神地区などが見え、博多駅ビル屋上からは、福岡空港のターミナルと名物の看板群が見える程である。
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最終更新:2025/12/15(月) 18:00
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