税金の無駄遣いとは、国民激怒の代名詞である。
政府や自治体、公務員の業務、あるいは公共事業や政府の発注した業務など、あらゆる公共サービスが我々の生活にとって不可欠である。これらは当然金銭のやり取りが発生する。お金を払って仕事をしてもらう以上、役に立つものや必要なものであればいいのだが、時には一般庶民には到底理解できないようなトチ狂った仕事がされることもある。もっと頑張ってくれと檄を飛ばすか仕方ないねと寛大な心で許容するかいいぞもっとやれと悪乗りするかはあなた次第。
会計の構造上、租税は政府の財源になっていないので、どのような形態であっても「政府の支出が税金の無駄遣いになる」ということは起こり得ない(地方自治体の財源には一部税金が含まれる)。必死な思いをして納めたあなたの税金は、政府にただ吸収され国債の償還に使われるだけであり、他の何かに利用されることは絶対にない。道路を舗装するのにばかり毎年何百億と使われ、スピード違反取締りにばっかり精を出す警察官や居眠り常習犯の公務員にも国の予算から給料が支払われているが、それらに必死になって納めたあなたの血税は1円たりとも含まれていない。たくさん納税した方が偉いなどということは一切なく、あなたの受けている公共サービスはあなたが納税したから受ける権利がある、というものでもない。高額納税者にも1円も納税していない人にも平等に道路を歩く権利がある。
血税、税金の無駄遣い、と言う言葉は古い時代の幻想、勘違い、もしくはただの比喩なのである。
しかし、政府の事業にも貴重な人的、物的、時間的リソースが無駄遣いされることは頻繁にみられる。無駄な仕事をお金の問題として批判するよりそういった物質的、時間的な無駄だと批判した方がいいだろう。
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最終更新:2025/12/15(月) 21:00
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