索敵機、発艦始め! 単語


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索敵機、発艦始め!とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」において2014年4月23日より開始された期間限定イベントである。通称「春イベント」「1周年イベント」[1]

概要

艦これ正式サービス開始一周年を迎える2014年4月23日より開始された。E1からE3までのMAPのモデルはスンダ列島(インドネシア)周辺海域。
イベントタイトルにも謳われているように、海域とともに実装された索敵機による新システムや艦隊全体の索敵値がボス到達・攻略に大きく関わっている。また、司令部レベルによっては敵勢力が弱体化しているマップもある(以下の海域紹介では原則として高レベル司令部向け編成を説明)。全ステージ共通の仕様として、ボスにダメージを与えれば敵勢力ゲージを減少させることが可能であるが、ゲージ破壊には必ずボスを撃沈・破壊することが必要となる。
艦これのシーズン大型イベントでは序盤海域を除き敵勢力ゲージが時間によって回復するのが恒例であったが、イベント終了間際になるにつれプレイヤー達が阿鼻叫喚の地獄絵図(と猫地獄)になるのを鑑みて・・・かどうかはわからないが、全海域において勢力ゲージの時間回復が存在しない。
そのため、今回のイベントは長時間にわたってパソコンの前に張り付く時間がない、あるいは攻略に失敗し資源と毛根を溶かしつくした提督もこまめに、あるいは日を空けて自分のペースで攻略・再チャレンジが可能である。

イベント海域の撃破ボーナスで先行入手可能な艦娘はE-2が工作艦「明石」、E-3が駆逐艦「天津風」、そしてE5が軽巡洋艦「酒匂」であり、駆逐艦谷風」も全海域の深部で入手可能である。

※未だ情報が出揃っていないので、記事編集可能な提督各位は新情報が揃い次第追記願います。

E-1 南西海域サメワニ沖

イベント海域最初のマップ。最初のマップであり敵もそれほど強くはない[2]が、今までのイベントの第一海域よりも手強いため、慢心していると十分なレベルであっても道中に潜む潜水艦からの事故被弾などで撤退を余儀なくされる事もありえる。 

ボス艦隊は重巡リ級改flagshipを筆頭とした水雷戦隊である。
海域突破ボーナスは勲章1つ、ならびに消費アイテム「応急修理要員」と「特注家具職人」に加え、今までデータ上でのみ存在が確認されていた装備アイテム「烈風改」。

史実におけるモチーフはスラバヤ沖海戦[3]

E-2 南西海域ズンダ海峡

イベント海域2番目のマップ。ここからがイベントの本番であり、敵艦隊の構成も強力なものとなっている。
南方海域や秋イベントを突破して来た歴戦の提督には少々生ぬるいぐらいの有情な戦力だが、ボスの手前が夜戦マスとなっており、これがこの海域の難度を飛躍的に上げている。1戦だけとはいえ、夜戦マップに初めて遭遇する提督も多いであろう。
夜戦に関しては探照灯を照らしてお祈りするしかないので大破が発生したら欲を出さず素直に帰投することが推奨される。死して屍拾う者無し、帰ろう、帰ればまた来られるから

ボス艦隊は戦艦ル級改flagshipを中心とした強力な艦隊である。
海域突破ボーナスは勲章1つと工作艦「明石」。

史実のモチーフはバタビア沖海戦(日本側呼称)=スンダ海峡海戦(連合国側呼称)。

E-3 ポートワイン沖海域

本イベントの第一段階作戦である「南西海域方面攻略戦」における終点である。ここをクリアすれば運営が1周年の目玉と位置付ける「天津風」が獲得可能であり、本イベントの区切りの一つであろう。

敵艦隊も決戦にふさわしく戦艦や空母のflagshipクラスがわんさか出てくる。ティモール島の東を大きく迂回するようなルートを通れば夜戦マスを経由せずにボスに確実にたどり着くことが出来るため、提督によってはE-2よりも簡単に感じるかもしれない。

ボスは港湾棲姫。陸上基地であるため雷撃対象にならず、雷巡や潜水艦の開幕雷撃は通用しない。一方、重巡・戦艦に搭載できる三式弾が有効となる。
海域突破ボーナスは勲章2つ、そして駆逐艦「天津風」。

史実のモチーフはポートダーウィン空襲。

E-4 中部太平洋海域

第二段階作戦のステージ1、通算で4つ目の作戦である。主力艦どうしの堂々たる決戦であったE-3とは対照的に、初戦とボス戦が潜水艦のみ出現する対潜戦闘であり、駆逐艦・軽巡洋艦の練度向上とともにソナー・爆雷・対潜哨戒機などの開発が必要となる。


そして強烈な印象を抱くのがボス前の空母マス。こちらは空母をあまり連れていけないのにヲ級改flagshipを旗艦する打撃部隊が襲い掛かる。もちろん制空権などほぼ放棄状態なため、随伴のタ級flagship、リ級eliteから連撃を容赦なく受けることになる。 ここを耐えきるのが最大の壁。3-2のボス前と同等である。
全艦最終スロットにダメコンを搭載するとここで大破艦が数隻出ても、ボス艦隊に進撃も実質可能になるため、突破しやすくなるが、3隻以上大破したら流石に撤退したほうがいい。 
ボスは梯形陣のため、単縦陣ほど魚雷が命中することは少ないが、ダメコン非搭載における大破進撃は自己責任。
そして搭載したつもりで進撃するという慢心行為だけは注意しましょう。 

ボス艦隊は新登場の潜水ソ級eliteを中心とした潜水艦隊。

海域突破ボーナスは勲章1つ、消費アイテム「応急修理女神」、装備アイテム「新型高温高圧缶」「艦艇修理施設」。

E-5 北太平洋海域

第二段階作戦のステージ2、通算で5つ目の作戦である。E-3以上に敵の布陣が豪華であり、1戦目で西方海域第4マップ(4-4)ボスの装甲空母姫、2戦目で秋イベント最終ボスの戦艦棲姫(おまけに無慈悲の単縦陣)、3戦目でE-4ボスの潜水ソ級eliteと対峙する。そして、ボス艦隊は離島棲鬼を筆頭に戦艦棲姫やたこ焼き浮遊要塞、戦艦ル級flagshipなどのてんこもりである。E-3の港湾棲姫と同様に陸上ボスであるため雷撃が無効、かつ三式弾が有効となる。
また夏イベ、秋イベでできた潜水削りor囮はこのマップでは潜水艦を1隻でも入れるとボスに行かなくなるので不可能である。
 

海域突破ボーナスは勲章3つと軽巡洋艦「酒匂」である。

史実におけるモチーフはウェーク島沖海戦[4]

関連動画

関連項目

脚注

  1. *本イベント実装以前は「春イベント」=2013年5月の期間限定海域「敵艦隊前線泊地 殴り込み」を指す語であった。しかし、当時のゲーム登録者が多く見積もっても5万人程度なのに対し本イベント開始時には登録者は185万人を超えており、今後は「春イベント」=本イベントを指す語になると思われる。
  2. *あくまでイベント全体、あるいは古参提督の目から見て相対的に強くないだけである。運営も「焦らず、まずは戦力拡充と練度向上を」とtwitterで呼びかけている。
  3. *インドネシア語では「スラ」=鮫(サメ)、「バヤ」=鰐(ワニ)の意味である。
  4. *イベント作戦名のピーコック島とは、ウェーク本島南西端のピーコック岬から。

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