紺珠一家のレンドリフト冒険譚とは、No.85 コミュニケーションL氏による東方卓遊戯動画シリーズである。
GMは鈴仙・優曇華院・イナバ、SMに因幡てゐ。プレイヤーは純狐・へカーティア・クラウンピース・鈴瑚・清蘭・レイセンの6名。全員が(うp主まで含めて)TRPG初心者である。
システムはソード・ワールド2.0。使用するルールブック・サプリメントは既存の全て。加えて、許可さえあればリプレイのオリジナルデータも使用可能というてんこ盛り状態である。
(ただし初期レベルスタートのためフォルトナ・コードはまだ使用されていない)
タイトルにある通り、冒険の舞台はユーレリア博物誌で紹介された蛮族国家「レンドリフト帝国」となる。
月の都の異変を解決した鈴仙の元に、異変の首謀者である純狐とへカーティアは遊びに来ていた。嫦娥を殺す代わりの暇つぶしを所望の二人に、一緒に来たクラウンピースが見せたのは月の姫様に貸し出されたソード・ワールド2.0のルールブック。鈴仙はやった事もないTRPGのGMをすることになってしまう。
準備の大変さに投げ出そうとした鈴仙だったが、夢を経由して月のお偉いさん達に月の都が復旧するまでの時間稼ぎを命じられてしまう。玉兎の増援と夢の世界を作業場に使う許可を得、何より報酬の「夢の中でスイーツ食べ放題」に釣られた鈴仙はGM続行を決意。
果たして地上に降りたイナバは、再び月の都を救うことが出来るのか……
「ここは魔境レンドリフト帝国。これくらいのこと、日常茶飯事よ」
月の天敵を相手にセッションをすることになってしまった元玉兎。『この世全ての悪』とか『人類種の天敵』みたいな言葉に胸をときめかす厨二病患者。
TRPG初心者のためルールミスは日常茶飯事で、頭脳面でも約2名のPLに遅れをとることも多い。それでも、幻想郷の名GM達の指導もあって着実にGMとして 穢れ成長している。
また、卓内の場面を五感を伴う幻覚で見せたり、PCの取得言語に応じてNPCの会話を聞き取れなくしたり等、「波長を操る程度の能力」をマスタリングにフル活用している。
「見物料ならいつでも受け付けてるよ。月の兎さん」
鈴仙に捕まってSM(サブマスター)をやることになった地上のイナバ。主にNPCの操作や一部の会話を担当する。地獄の女神や玉兎の指揮官に負けず劣らずの口達者。年の功である。
PCの技能欄の太字は初期取得技能。
「こんな春の訪れを感じる、暖かな日は……嫦娥を殺したくなるわね」
プレイヤー:純狐
現在鎮静中の月の厄災。今でも嫦娥や月の民に対しては真顔で突然キレるが、それ以外の場合はおとなしい。
心優しく思慮深く常識的な、母性溢れる狂人である。
PC:ピュアリー・ラズライト
「ごめんなさいね、驚かせてしまって。そんなつもりはなかったのだけど……」
「不倶戴天の敵、ジョウガよ! よくぞ我が前に現れた! この時を待ちわびていたぞ!
今こそ復讐の時来たれり! 我が溢れ出る瑕穢にて、必ずや貴様を死に至らしめてくれよう!」
ナイトメア(人間生まれ)/女性/?歳
冒険者技能:プリースト(ラーリス)/デーモンルーラー
一般技能:クレリック/ハウスキーパー/ノーブル
経歴:
・伴侶がいる(いた)
・一定期間の記憶がない
・知り合いに生き返った人がいる
過去の記憶を失った女性。行き倒れていたところをティアに拾われ、その場で求婚を受け入れて妻となった。
性格はプレイヤーと同じく良識的。普段はパートに精を出し、夫への気配りを欠かさない家族思いの良妻賢母。
だが初期技能はどうみてもラスボスです、本当にありがとうございました。レンドリフトでなければ即死だった。
セッション中うっかり持病の発作が起きたのを、へカーティアの機転でRPに転化し、「ジョウガ」への純粋な殺意を唯一記憶として残していた、という設定が生えた。ジョウガ……一体何者なんだ……
「月の連中ってほんと、部下の使い方がなってないわ。
ちゃんと労働環境を整えてこそ、部下も能力を発揮できるのにねぇ」
プレイヤー:ヘカーティア・ラピスラズリ
純狐の親友。月の民への敵対心は消えていないが、基本的には面倒見のいいホワイト企業の重役地獄の女神様。
普段は純狐の尻に敷かれているが、時々偉大な神格の威厳が漏れ出てくる。
PC:”浮気者洒落者”ティア・ラズライト
「浮気じゃないわ。なぜなら……ちゃんと嫁の許可を取ってるからね!!」
エルフ/男性/125歳
冒険者技能:フェアリーテイマー/セージ
一般技能:ノーブル/ジュエラー/パヒューマー
経歴:
・伴侶がいる(いた)
・破産したことがある
・今でも使う決めゼリフを持っている
レンドリフト帝国近隣最大の人族国家、カレス王国の貴族の三男坊。実家が没落し借金取りに追われる羽目になり国外逃亡。その道中でピュアリーを見出して一目惚れ、その場でプロポーズして妻とした。狂神の信者であるピュアリーが住みやすいレンドリフト帝国へと向かった。
れっきとした男だがオネェ言葉を使う。妻がいるのに気に入った相手には性別を問わず積極的にアプローチをかける浮気者のヒモ恋多きオカマである。ただ、演じるプレイヤーがプレイヤーだけあって、洞察力や人心を惹き付ける話術は随一。プレイヤーの好み通りの「普段はおちゃらけてるけど実は強い系のオカマキャラ」となっている。
「ご主人様と友人様が夫婦でしょ? じゃ、あたいがその子供役やる!」
プレイヤー:クラウンピース
主人とその友人に付いて幻想郷に遊びにきた地獄の妖精。
地獄在住というだけあって、色事に詳しかったりギャンブラーだったりと穢れ切っている。
PC:”妖星乱舞”ラッピィ・ラズライト
「地獄の沙汰も金次第ってね! しっかり稼がないとおまんま食い上げさ!」
フィー/無性別/10歳
冒険者技能:フェンサー/フェアリーテイマー/スカウト
一般技能:ダンサー/パフォーマー/シンガー
経歴:
・育ての親に拾われた
・近所に芸術家が住んでいる
・商売を手伝ったことがある
面白い物語を探すために故郷を旅立ったフィー。生活費を稼ぐために宝石商で客引きのバイトをしていたある日、妖精使いのオカマとラーリス神官のナイトメアという、これ以上ないほど面白そうな夫婦を見つけ、押しかけて全力で駄々をこね養子となった。天真爛漫だが純粋ということもなく、セラなどよりよほど世間擦れしている。
妖精は穢れを嫌うものだが、ラッピィは特に気にしていない。曰く「くさやみたいなもの」、それでいいのか世界観。
「もしお偉方が私の発言を問責するって言うなら……ま、瓢箪から駒が出るだけだよ」
プレイヤー:鈴瑚
イーグルラヴィの頭が切れる方。
月で何が起こったかを薄々察しており、今回の任務の経過によっては地上への亡命も考えている。
任務の合間に趣味で地上のゲーム類を収集しており、ヘカーティアと話が合う。また、団子と同じくらいカレー好き。
PC:”竜の威を借る”リンガリング・ゴードン(リンゴ)
「『悩むぐらいなら飛ぶ』! そうだったよな、ダンゴ!!」
タビット/男性/15歳
冒険者技能:ライダー/ウォーリーダー/コンジャラー
一般技能:ソルジャー/テイマー/タワーマン
経歴:
・守りの剣を手に持ったことがある
・書き出し部分を暗唱できる書物がいくつかある
・卵を温めたことがある
サハラディー王国の操霊術師の家に生まれ、兵法を嗜んで育ったタビット。ある日森の奥で拾った大きな卵を孵してみたらドラゴンが生まれた。ダンゴと名付けたその子竜と兄弟のように育った彼は、長じて王国の兵士となり、竜騎士として将来を嘱望されつつも平穏に暮らしていた。だがある日、身寄りのないライカンスロープの少女を保護したことから彼の人生は変わっていく。
……と、まるで主人公のような経歴を持つPC。だがその実、種族相応に臆病で計算高い一面を持つ、パーティーの策士兼ツッコミ役。
「黄金の鱗の塊で出来ているドラゴンが皮装備の神官に遅れをとるはずは無い。
お前全力で俺の背に隠れてていいぞ」
リンゴの唯一ぬにの相棒たるチャイルドドラゴン(リプレイ付属データの生まれたてのドラゴン)。演じるSMてゐの趣向により、謙虚な訛りの交易共通語を話す。生半可な騎獣には真似できない牙と雷属性のブレスを武器にパーティーのメイン前衛を張る。すごいなーあこがれちゃうなー
「私、今最高にヒロインしてる! GMありがとう!!」
プレイヤー:清蘭
イーグルラヴィの頭空っぽな方。今回の話も「遊ぶのが任務だなんてラッキー!」程度にしか考えていない。
色々と純真無垢で、フォローに回る鈴瑚に冷や汗をかかせている。
PC:”触るな危険(デンジャーバニー)”セラ・ゲイン
「そんなことがあったら怖いなー! でもリンゴがいるから大丈夫だよね! また助けてくれるもんね!(チラチラッ」
ライカンスロープ/女性/15歳
冒険者技能:ファイター/レンジャー/エンハンサー
一般技能:ハーズマン/ウィーバー/テイラー/マーチャント
経歴:
・一族を滅ぼされた
・人族を恋愛対象にしている
・商人を目指している
ワーラビットの村で幸せに暮らしていた村娘。しかし15歳の誕生日を迎えた日、村は蛮族の群れに襲われ壊滅、独り生き残った彼女はリンゴに拾われ匿われた。リンゴに恋をしたセラは、彼に導かれるままにレンドリフト帝国を目指した。いつかこの人と結婚して小さなお店を開き、幸せな生活を送ることを夢見て。
……という少女漫画のヒロインのようなPC。だが初期から筋力B4生命力B3、モールを全力攻撃で振り回すガチムチファイターである。
体はマッチョ、心はか弱い乙女。彼女の恋路はどっちだ。
「あんな無意味なルーチンワークありませんよ! ええ、飛び出してやりましたとも!」
プレイヤー:レイセン
セッション2より追加派遣された玉兎。
計算高いお調子者で、自分の境遇に対する不満をぶちまけて地獄組とすぐに打ち解けた。
なお、月の民以外には鈴仙とレイセンの発音の違いが聞き分けられないため、鈴仙はセッション2以降
うどんげ呼ばわりされる事になる(聞き分けられる玉兎組にまで)。
PC:”神を嘲笑う”ムーンレイス-02(レイニー)
「相手が誰だろうと関係ありません。気に入らなければ神でも嘲笑う。それが私のモットーなんですよ!」
ルーンフォーク/女性/5歳
冒険者技能:シューター/マギテック/セージ
一般技能:ナース/ソルジャー/ウェイトレス
経歴:
・濡れ衣を着せられたことがある
・師と呼べる人がいる
・愛読書を持ち歩いている
ウサギ型ルーンフォーク『ムーンレイス』の2号機。(1号は何処に)
元月神軍の兵士で、仕事をサボって趣味の読書に勤しんでいたら脱走と勘違いされ、軍法会議に掛けられそうになるも、軍の偉い人に庇われて事なきを得た。しばらくほとぼりを冷ます為に『導きの白兎亭』でウェイトレスのバイトをしていたが、ラズライト一家とパーティーを組むに当たってあっさり軍を辞めた。
ブラック体質の上司を毛嫌いしており、気に入らない相手なら神だろうと皇帝だろうとはっきり文句を言う。RPですよね?
一方で他のPC達の事は気に入っており、口では「稼ぎがいいので組んでる」「いざとなったら見捨てる」と言いつつも付き合いの良いツンデレ。
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最終更新:2025/12/11(木) 03:00
最終更新:2025/12/11(木) 03:00
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