舞台「けものフレンズ」とは (ブタイケモノフレンズとは) [単語記事]

舞台「けものフレンズ」とは、メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』の舞台作品である。

概要

ゲーム・漫画・アニメなど様々なメディアで展開してきた『けものフレンズ』の舞台版。2017年6月14日から18日までの5日間、品川プリンスホテル内にある円形ホール「クラブeX」にて7回公演される（17日と18日は1日2回公演）。

2017年1月から3月にかけてはテレビアニメ版『けものフレンズ』が放映され人気と話題を集めた後、2017年4月24日に企画が発表された。

「どうぶつビスケッツ」（サーバル・フェネック・アライグマ）の3名や「PPP（ペパプ）」の5名など、主要キャストにはアニメ版の声優を起用している。『サクラ大戦歌謡ショウ』や『ライブミュージカル「プリパラ」』などの少数の前例はあるものの、アニメ・漫画・ゲームなどの舞台化において主要キャストが元作品と舞台で同じというのは珍しい。

チケットは2回の先行抽選販売の後、2017年5月20日に一般販売が開始された。しかし発売開始直後に全公演分が完売してしまった。ライブビューイングや録画映像販売など、他の観劇手段が提供されるかどうかは2017年5月21日現在時点では未発表。

脚本・演出は村上大樹が担当。主宰する劇団「拙者ムニエル」はナンセンスギャグを主体としている。本作以前にも、『美男高校地球防衛部LOVE！活劇！』の脚本・演出、『名探偵コナン×ライブミステリー　～洋上の迷宮（ラビリンス）～』の演出など、アニメ原作作品に携わった経験がある。

主催はネルケプランニング。これまで多数の漫画・アニメ・ライトノベル・ゲームなどを原作としたミュージカル・舞台（総称して「2.5次元ミュージカル」という）をプロデュースしてきた実績があり、「日本2.5次元ミュージカル協会」の法人会員にして同協会理事の筆頭も務めている、この分野のリーディングカンパニーのひとつ。