ロイヤルペンギン(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
南極大陸近くの無人島・マッコーリー島にのみ生息・繁殖するペンギン・ロイヤルペンギンのフレンズ。黄色の飾り羽根が特徴。
ゲーム版(ネクソン版)では登場せず、漫画版・アニメ版でのみ登場する。ただし漫画版でも本編に登場するワケではなく、単行本17話の表紙に他のPPP4人(イワトビペンギン・ジェンツーペンギン・フンボルトペンギン・コウテイペンギン)とともに登場するのみ。その回の本編にセリフ付きで登場したのはイワトビペンギンのみ。月刊少年エース連載時にはこの表紙にも他の4人しか描かれていなかったようで、ロイヤルペンギンは単行本化の際に描き足されたようだ。
ほとんどのフレンズはゲームからの出演なため、ゲームに登場していなかったフレンズは珍しく、全12話を通じて台詞があるフレンズはアクシスジカとロイヤルペンギンの2人のみ(モブ役も含めるなら同話で観客役として出演したイワハイラックスとオーストラリアデビルがいる。またフレンズなのかは不明だがゲストキャラであるCrunchyrollのマスコットキャラクター「Hime」(姫)も含まれる)。
ジャージ風の手袋一体型上着を着込み、下にはスカートなどは何も付けていない(白い下着のようなものは確認できるため、下着をはいているか、コウテイペンギンと同様のハイレグ水着を着ていると思われる)。レースで飾られたニーソックスを着用。靴の色はピンクで、これは動物のロイヤルペンギンの足の色を再現したものと思われる。
髪型は白黒のツインテール。配色は元の動物のロイヤルペンギンの色合いをそのまま当て嵌めている。前髪から飛び出た黄色の触覚も同じくロイヤルペンギンの特徴である黄色い羽のような形状の飾りを再現したもの。前髪のピンク色の部分は嘴を現している。瞳の色は赤。
「あのオーロラはみんなの夢。そんな感じで私、一所懸命に歌います!」
みんなと一緒に成長したい、そんな感じで『PPP』のボーカルをやらせてもらってる感じです!みんなよろしく!あ、でもプリンセスって呼ばれるの…ちょっと恥ずかしい感じ…
けもフレ図鑑より
アプリ版に於けるペンギンアイドルグループ『PIP(Penguin Idol Project、ピップ)』の5人目のメンバーとして新たに迎え入れられ、イワビーによって『プリンセス』と命名された(Royalが王室の~等の意だからだろうか)。合わせてグループ名も『PPP(PENGUINS Performance Project、ペパプ)』に改名した。プリンセス(Princess)という愛称にも掛けたものとなっているらしい。
バンド形態で活動する様子の描かれたPPP集合イラストでもマイクを握っており、一貫してボーカル専業として活動しているようだ。
本人は愛称で呼ばれるのを恥ずかしいと感じているなど、まだまだアイドル活動には慣れていないようだ。PPPの新星・プリンセスの夢への航路は始まったばかりである。
ペンギン目 ペンギン科 マカロニペンギン属 ロイヤルペンギン Royal penguin |
『けものフレンズ』の第1話「さばんなちほー」から次回予告コーナー「ペパプ予告」で他のPPP4名とともに人形劇形式で毎回登場していた。
また第2話「じゃんぐるちほー」からはエンディング曲「ぼくのフレンド」のバックに流れる映像内でも、木馬の後ろにうっすら輪郭のみ映るシルエットとして映し出されていた。本編内での本格的な出演は第8話「ぺぱぷらいぶ」が初登場となった。
第8話で判明した仲間からの愛称は「プリンセス」で、コウテイペンギンの愛称「コウテイ」と対になるように付けられたのだろう。ただし1話の次回予告では例外的に、「ロイヤルやってみてよ」と、「プリンセス」ではなく「ロイヤル」の名で呼びかけられている。
ジャパリパークの歌って踊れるペンギンアイドルユニット「PPP(PENGUINS Performance Project. ペンギンズ パフォーマンス プロジェクト 略してペパプ)」の3代目チームのメンバーにして、同チームの発起人。初代・2代目が解散して以降音沙汰なしだったアイドルグループの復活を目指し、イワトビペンギンのイワビー、ジェンツーペンギンのジェーン、フンボルトペンギンのフルル、コウテイペンギンのコウテイの4人に声をかけて新メンバーを集め、5人グループとしての3代目「PPP」を再結成した。
結成後もダンスの振り付け・曲の作成・歌のレッスンなどをメンバーに指導し、自身は人に教えられるよう誰よりも練習してきた。また、ライブを開催出来るようにコノハ博士に頼み込んで協力してもらい、再結成から1年後でのイベント実施に漕ぎ付けている。そのため、「PPP」への思い入れやプロ意識も強く、同グループの中核的存在。
だが内心では、初代PPP(メンバーは4人。アニメ内でその構成フレンズの詳細は明言されていない)にも2代目PPP(メンバーは3人。同じく詳細は不明)にもロイヤルペンギンのフレンズは入っていなかった事を気にしている。
なお「初代PPP」についてはメンバー数の共通点から、アプリ版の「PIP(Penguin Idol Project)」(メンバーはコウテイペンギン・ジェンツーペンギン・イワトビペンギン・フンボルトペンギンの4名)と同一のものと考察するフレンズ(本作のファン)も多い。
再結成後、立ち上げのお披露目とライブ告知の為のイベントを終えトレーニングしていた所をサーバル・かばんちゃん・マーゲイと出会う。
だが、ライブ直前にマーゲイが初代や2代目が5人組ではなかったことを話した(プリンセスはその事を他の4人に伏せていた)ために自信を失い逃亡してしまう。追いかけて来たサーバルとかばんちゃんに弱気な心境を吐露し、去り際にメンバーに対してヒドイ事を言ってしまったと震えるプリンセスの姿は、ライブや練習での姿とは違う、1人の女の子の姿だった。
しかしサーバルの機転とマーゲイの声真似アシストで仲間の想いを知った事で心が復活。サーバルに木の上からかなり雑なライブ投入(人なら首を折って死にそうな転落っぷりだったが、フレンズだから無事)を経て、そのままライブに復帰。見事3代目PPP初ライブを成功させた。
ライブ後はマーゲイをマネージャーにスカウト。かばんちゃんに、ヒトは最後に港で目撃されたらしいこと、ただしそれは「そうとう昔」の話である、という情報を伝えた。
その後、第9話「ゆきやまちほー」ではかばんちゃん一行を追うアライグマ&フェネックと遭遇。サンドスターに動物や遺物が触れるとフレンズ化すること、ジャパリパークの周囲は海である事などをメンバーやマーゲイらと語った。
最終話「ゆうえんち」ではコノハ博士&ミミちゃん助手に率いられる形で対超巨大セルリアン戦にペパプメンバーや他多数のフレンズと共に参戦。「友達を守るのも、アイドルの仕事!」と巨大セルリアンの脚をペパプメンバーで囲って両手で往復ビンタ(ペンギンのビンタ攻撃は骨が折れるほど痛いぞ!)をしてダメージを与えていた。
戦闘終結から1ヵ月後に開催された祝賀会では司会を任されたらしく、かばんちゃんにインタビューをしていた他、マーゲイの手腕によりトキ&ショウジョウトキとのコラボを実現・披露している。船出式にも参加し、ゴコクチホーへ向け新たに旅立つかばんちゃんを笑顔で見送った。
『けものフレンズ2』では第8話「しんきょくらいぶ」にて登場。相変わらず真面目で練習熱心な様子。新曲初披露ライブを間近に控え、マーゲイ考案の前座として公演する演劇のキャストを決める審査員として登場。当日ではオオセンザンコウとオオアルマジロの楽屋乱入や本物のセルリアンの飛び入り参加などハプニングがあったもののサーバル達の機転で演劇は成功、見事新曲ライブを成功させた。
「ライブ、楽しみにしててね。」
リリース初期から登場。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
ネクソン版では未登場だったためプロフィールはけもフレ図鑑のものが使用されている。性格などはアニメ版のものが採用されており、愛称は「プリンセス」。敬称を付ける相手としては、オオウミガラスには「さん付け」、ジャイアントペンギンのことは「ジャイアント先輩」と呼び、それぞれ普段より丁寧な会話をしている。
相変わらず熱意がつい空回りしてしまうことや素直になりきれないこともあるようだが、より良い歌とダンスを目指して他のメンバーとともにPPPとして鍛錬に励んでいる。ちなみにPPPが同じ遊び道具の引き寄せ対象に全員含まれているものもいくつかあるが、彼女個人の好みで言えば最初期のあそびどうぐの1つ「本棚」に引き寄せ効果があるなど、こういったところでもアイドル活動への探究心が窺える。
PPP5人勢揃いけもトークの他にも、そこに他のフレンズを加えた6人でのけもトークも9つ存在しており、オオウミガラスを含むペンギンフレンズ達は全員この6人けもトークが存在しており、あーかいぶトークにもこの5~6人でのけもトークがいくつかある。またトキの歌については「すごく心に響く歌と思ったら、トキだったのね。」と言っており、ぱびりおんでもPPPとトキのコラボが打診されている。
ステージをより良くするためのアプローチに対して、メンバーの身だしなみについても気にかけていたりする。なお本人は結構身だしなみには気を使っているようで、クジャクからも「(プリンセスは)今のままで十分可憐だと思います。」と言われている。ちなみにクジャクから「スーパーアイドル」と言われたときは「まだまだスーパーアイドルなんて言われるほどじゃ…んふふ。」と嬉しそうにしつつも、まだ発展途上であると認識しているようだ。ちなみに滑舌の練習もしているようで早口言葉「なまむぎなまごめなまたまご」を唱えられている。
珍しい行動は「PPPダンス(スピーカー/シングルマイク)」
この2つのあそびどうぐはPPP5人共通で珍しい行動が設定されており、大空ドリーマーの振り付けの一部と思われるものをそれぞれ異なるパートで踊っている。
アイドル志望のロイヤルペンギンですっ!よろしくお願いしますっ!いまはジャイアント先輩に色々教えてもらってるところです。早く一人前になれるよう、せいいっぱい頑張りますっ!
フレンドリー属性(緑)の初期けも級4のフレンズとして登場。配信当初より実装されている。とくいわざ「アイドルの片鱗」は相手単体に60%×2のダメージを与え、けものミラクル「ロイヤルストレート」は相手単体に390%のダメージを与え、更に対象がリラックス属性(青)の場合に与ダメージを20%減少させる。
ネクソン版の後日譚である本作ではまだPIPに加入しておらず、オープニングムービーではPIPの4人から少し遅れて登場する姿や、PIPの舞台を見ながら踊る姿が確認できる。愛称も「プリンセス」ではなく「ロイヤル」。
自身のフレンズストーリーではアイドルの勉強として、ジャイアントペンギンに連れられてフレンズが多く集まるピーチパンサーの店を訪れる。そして名前にロイヤルと付く彼女を王族と勘違いしたキングコブラから、民(ファン)の願いに耳を傾けて期待に全力で応えることが王(アイドル)のあるべき姿だと、話が噛み合っているのかそうでないのかよくわからない教えを受けている。
メインストーリーでは5章に登場。PIPの新メンバーとして大々的に発表する予定だったが、ライブ前日にPIPの4人全員が巨大セルリアンに輝きを奪われて、アイドルの記憶を失ってしまう。ライブの中止を考えるジャイアントに対して、今もなくしたものを思い出そうと必死になっていると反論し、予定通りライブを開催することなる。やるからにはやれることは全部やると、ジャイアントはロイヤルだけでなくドール達もPIPの前座を行わせることを提案し、ロイヤルがドール達にダンスを教えることになる。
そしてライブ当日。前座にしては上手すぎる(マーゲイの感想)ロイヤルのパフォーマンスに始まり、ロックバンドによるライブ会場占拠、からのヒーローショーが始まったと思ったら別のアイドルユニットが出てくるという怒涛の展開でPIPの記憶を取り戻すことに成功したが、コウテイだけはファンとの思い出が思い出せず、今の自分はアイドルじゃないと告げる。そんなコウテイにロイヤルは「今アイドルじゃないならこれからアイドルになれる」、「もし自分が記憶をなくしても、あなたたちが舞台に立ってくれていたら何度でもここを目指す」と自分と一緒にアイドルになってほしいと頼む。
「私を何度でもあなたたちに憧れさせて 私の夢を何度でも叶えて 私を何度でも、アイドルにして!」
こうしてコウテイが抜けて3人メンバーになってしまったPIPは、コウテイの再加入とロイヤルの加入で5人メンバーになった。
なお本作ではロイヤル加入後もグループ名はPIPのままだが、ジャイアントペンギンにはPPPに改名する考えがあることが示唆されている。
イベント「Penguins Performance Project」でグループ名がPIPからPPPに改名するとともに、愛称が「ロイヤル」から「プリンセス」に変わり、プロフィールもけもフレ図鑑と同一の内容に変更された。
完全な一覧はけものフレンズの楽曲一覧を参照。
PPPの一員として参加したものはそちらの記事を参照。
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最終更新:2024/11/29(金) 07:00
最終更新:2024/11/29(金) 07:00
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