赤木杏とは、漫画及びアニメ作品「さよなら絶望先生」の登場人物である。
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
フルネームが登場するのは最終話1回前の300話だが、初期から名前の一部やそれらしき人物が登場している。
登場人物の風浦可符香がペンネームであり「杏ちゃん」の容姿が彼女にそっくりなことから「可符香の本名では」と何となく推察出来る描かれ方をされている。
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2のへ組のクラスメイトの多くに臓器提供をした人物。第1話の時点で故人。ある者には角膜を、ある者には心臓を、ある者には肺を、移植可能なありとあらゆる部位を提供した。担当した移植コーディネイターはスクールカウンセラーとして生徒達と関わっていた新井智恵である。ドナーの名前を受容者に知らせることは出来ないため、杏の情報を少しでも伝えたかった智恵は彼女の愛読書だったフランツ・カフカ「変身」から風浦可符香というペンネームを付け全員に伝えた。 クラスメイト達は臓器の一部から杏(=可符香)の記憶の一部を引き継いでおり、本編に登場した可符香はクラスメイトの誰かに出現した可符香の人格である。クラスメイトには可符香に見えているが、他の人物には可符香のヘアピンを付けた女子生徒が代わる代わる可符香を演じているように見えている。逆に小節あびるはクラスメイト達が皆可符香の姿に見えたことがある。クラスメイト達の共有人格(パーソナリティー、PN)が風浦可符香(P.N)の正体である。 2のへ組の女子生徒達は自殺未遂を起こした際に若くして亡くなった霊に取り憑かれた女性達である。彼女達が一転して生きようと思ったのは赤木杏が持っていたセロトニントランスポーター遺伝子LL型(通称:ポジティブ遺伝子)が原因とも推測されている。 最終話ではクラスメイト達は可符香を忘れかけている。それぞれの思い出に置き換えて、もう一人のクラスメイト風浦可符香を忘れてしまう。しかしそれは消滅ではなく彼女らと同化していくこと。赤木杏はクラスメイト達の中で生き続ける、実際 有機体として。そして霊達の成仏を建前に結婚を迫る女子生徒達全員を振り切った望は、崖の上に立つ教会で彼女と出会った。ウエディングドレスを着た彼女はいつもつけていたヘアピンを外し、微笑んだ。 最終巻には一つの可能性としての第30X話が掲載されている。こちらはクラスメイト達が可符香を忘れず、望が可符香を妻とする=女子生徒達を代わる代わる愛するという超ブラックなハーレムエンドである。 |
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最終更新:2025/12/11(木) 16:00
最終更新:2025/12/11(木) 16:00
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