軽自動車

軽自動車とは、至極簡単に言えば小さい自動車である。

概要

一般的にいう普通車より小さく経済的であることを目的とした自動車で、日本や海外の一部の国では専用の規格が設けられ、それに適合している車両であればさまざまな税的な優遇などの恩恵に預かることが出来るが、それと引き換えに車両の性能や採寸に厳しい制限を課されている。

その中でも日本は過剰ともいえる情熱をこの手の車に注いでいる。

日本の軽自動車

日本の軽自動車は全世界的にこの手の自動車が最も発展した存在として、そのパッケージング・性能と価格の両立という面から非常に高い評価を得ている。ワンボックスから2シーターロードスター、はたまた山岳走行に特化したAWDまでのほぼフルラインナップがそろうというという世界に類を見ない市場となっている。

現在の日本の軽自動車の規格は以下となっている。

• 長さ3.4m以下
• 幅1.48ｍ以下
• 高さ2.0m以下
• 排気量660cc以下
• 64馬力以内
• 乗客は運転手を含めて4名まで。

上記の制限を一つでも越えてしまうと所謂白ナンバー、つまり普通自動車として登録することになる。

過去に何度も規格に変更を行っており、最初期の排気量は360ccだったが、現在は上記のとおりである。

軽自動車乗り＝貧乏？

一部の認識の偏った人間にとって、「黄色ナンバー乗り＝貧乏人」として蔑みの対象となっている部分も否定できない。

最廉価グレードになれば2桁万円台で購入でき、各種届出や税金の優遇、そして車両自体が軽いため燃費がいいなど貧乏人好みのする要素満載であるが、ここで注目すべきは軽の乗用タイプの最上位車種に関しては普通車のリッターカーの最廉価グレードより高かったり、ダイムラークライスラーのリリースするsmart for twoなどの外車軽自動車は日本のCセグメント車の廉価版ぐらいの値段がしたりするため、必ずしも貧乏人の象徴とはいえない部分がある。

また、昨今の軽自動車は居住性や安全性などへの追求をするあまり、パワーウェイトレシオがリッターカーより劣悪になってしまったりというジレンマの陥っている。

また、価格が安いということは、いじりやすいということでもあり、車体価格が安く、チューニングパーツのサイズも小さく済むので価格が安くなり、財布にやさしいというわけである。が、明らかにやりすぎな車も多数あるのも事実。

あと悲しいことであるが、日本の軽自動車の先駆者で360の生みの親であったスバル（富士重工業）の軽が自社開発からダイハツのOEMとなってしまう。

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軽自動車は伊達じゃない！！

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関連項目

• スバル(自動車)
• 車載動画
• モータースポーツ
• 痛車
• smart
• 軽トラック