逆転裁判5 単語


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逆転裁判5とは、株式会社カプコン制作の法廷バトルアドベンチャーゲーム
逆転裁判シリーズの第5作目の作品である。

発売日は2013年7月25日。

概要

2012年1月29日に『逆転裁判』シリーズの最新作として発表された。
対応ハードは3DS。グラフィックも今までのドット絵から3Dポリゴンへ変更され、登場人物や法廷も3Dポリゴンで表現される。

『逆転裁判4』から1年後の世界が舞台となり、物語は法廷が何者かによって爆破されるところから始まる。主人公は『逆転裁判3』以前と同じく成歩堂龍一で、『3』から数えて8年ぶりに法廷に立つ。

『逆転検事』の開発中から、シリーズのファンから「『逆転裁判』の続編を遊びたい」「『逆転裁判』の続編を作ってください」という熱いメッセージが何度も届き、なんとかしてこの声に答えたいということで、2011年の秋頃にスタッフが揃い製作体制も変えて開発を開始したと、TGS2012で江城元秀プロデューサーが語っている。

主人公を誰にするかは開発スタッフの間で揉めに揉めたそうだが、『4』のエンディングで成歩堂自身が「もう一度司法試験を受けてみようかな」と発言していることや、ファンの意見を取り入れた結果、成歩堂が主人公として復活することになったと、同じくTGS2012で江城プロデューサーが明かしている。

本作のテーマは法廷崩壊。法の秩序が崩壊し、捏造や冤罪が当たり前のように横行している中、そこでいかに真実を見つけ出すかがゲームの鍵になるという(TGS2012でのシナリオディレクター・山崎剛氏の発言)。

本作ではハードが3DSに移ったことやアニメーションが導入されたため、主人公の成歩堂を始めとした登場人物の音声は全てプロの声優が担当している。ただし、咳き込みなどの一部の声は従来通りカプコンスタッフが演じている。

サイコ・ロックやみぬくといったシステムも引き続き登場する。


新キャラクターである希月心音(きづきここね)が使える”ココロスコープ”は、証言者の心を読み取り新たな新たな証拠を探ることが出来るシステム。

ゲームシステム

新システム

ココロスコープ

心理分析を得意とする希月心音が使用するココロスコープは、証人の声のトーンから感情を読み取り、
そこに潜む感情のムジュンを見つけ出すことが出来る。
そのムジュンを指摘することに成功すれば、新たな真実が見えてくる

また、恐怖などにより感情が暴走している証人の記憶の混乱などを指摘し、正しい証言を導き出すことも出来る。

カンガエルート

法廷の終盤、真相が見えているのに真犯人を追い詰める決め手が見つからないときに発生する。
これまでの手がかりを整理して真相へつながるルートを見つけ出す。

選択肢を間違えても特にペナルティは発生しないので、じっくり考え自分の手で真相に迫り、最後の決めてを見つけ出す「逆転裁判」に相応しい爽快感が味わえる。

アニメパート

本作では、ストーリーを盛り上げる演出としてアニメーションパートを導入、従来のキャラクターは「特別法廷」やPVでお馴染みの声優陣が熱演する。

主な登場人物

成歩堂龍一(なるほどう りゅういち)
声:近藤孝行
本作の主人公。成歩堂なんでも事務所の所長。
青のスーツとギザギザした髪型がトレードマーク。8年前に起きたある事件に巻き込まれて弁護士資格を失ったが、大事な約束を胸に弁護士バッジを取り戻すことを決意。師匠の綾里千尋から受け継いだ『発想の逆転』と『依頼人を最後まで信じぬく心』を武器にして、8年ぶりの法廷に立つ。
デザインが一新されており、青のスーツはそのままだが、中には白のベストを着用しジャケットの前は開けている。また、前髪を一筋垂らしており、胸ポケットには『4』で着用していた義理の娘・みぬきの写真が入った金色のロケットを入れている。なお、期間限定で無料配信される『1』・『2』・『3』時代のスーツと髪型のダウンロードコンテンツを使用することで旧作の姿でゲームを楽しむこともできる。34歳。

 

王泥喜法介(おどろき ほうすけ)
声:KENN
もう1人の主人公で、成歩堂なんでも事務所の一員。
紅のスーツと熱血漢がトレードマークの弁護士。新米弁護士だった1年前の『4』では未熟な部分が数多く見られたが、1年前の事件を通して成歩堂と出会い、今では彼の事務所の一員として立派に成長を遂げている。新人弁護士の心音に先輩としてアドバイスをすることもある。
日々の発声練習を欠かさず、その大声は法廷中に響きわたる。身につけた腕輪の反応から、証人のクセを見つけることで、嘘をみぬく能力を持つ。口ぐせは、「大丈夫です!」 。
2話に登場する姿は『4』のものと同じだが、一方で包帯が巻かれ裾がボロボロになった見慣れないジャケットを羽織った姿も公開されている。こちらは第1話で起きた爆発に巻き込まれ、怪我を負った以外の詳細は不明。23歳。

 

希月心音(きづき ここね)
声:潘めぐみ
本作のヒロイン。成歩堂なんでも事務所の新米弁護士。
アメリカで心理学を学んでおり、18歳で飛び級して大学を卒業すると同時に弁護士資格を取得した才女。喜怒哀楽が豊かで、負けず嫌いな女の子。非常に明るい性格だが、感情のままに暴走してしまうのがタマにキズ。
声のトーンから感情を聞き取る特別なチカラで、証人のココロの証言を聞くことができる。
「モニ太」というレックレスを下げている。
18歳。

 

夕神迅(ゆうがみ じん)
声:咲野俊介
本作でのライバル検事。
殺人罪で投獄されている囚人にして、現役の検事。検事局の指名を受けて法廷に立っている。その矛盾した肩書きに加え、法廷で度々問題を起こす振る舞いから、「法曹界の歪み」をもじってユガミ検事と呼ばれている。
心理学を応用した特別な法廷戦術を得意としており、鋭い眼光で相手の思考を読み取り、ある時は冷静にある時は荒々しい言動で意のままに操ってしまう。年齢不明。

 

御剣怜侍(みつるぎ れいじ)
声:竹本英史
本作でのライバル検事の1人。
かつて法廷で成歩堂と何度も対峙した天才検事にして、成歩堂の親友。 スピンオフシリーズ『逆転検事』『逆転検事2』の事件を解決した功績のためか、本作では34歳の若さで検事局のトップ・検事局長に出世している。 成歩堂とは立場こそ違えど、共に法廷で真実を追求するライバル同士だった。34歳。

 

番轟三(ばん ごうぞう)
声:佐藤美一
事件現場を捜査している刑事で、「ジャスティス!」を合言葉に日々市民の平和を守っているらしい。困っている人を放っておけず曲がったことが許せない少々熱すぎる正義感の持ち主。公平な裁判のために、弁護士たちにも力を貸してくれるようだ。裁判でコンビを組むユガミ検事を何とか更生させたいと思っている。33歳。

 

成歩堂みぬき(なるほどう みぬき)
声:樋口智恵子
『4』のヒロインで、成歩堂の義理の娘。
8年前に成歩堂が養子に迎えた、明るく元気なマジシャンの女の子。成歩堂なんでも事務所の芸人として活動している。抜群の行動力で、事務所の影の所長という噂もある。16歳。

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関連項目

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