単語

人物

ZUN氏(上海アリス幻樂団)制作の「東方Project」の登場キャラの一人。

その容姿からか初めて東方に触れた人の目に止まりやすいらしく、通称「新参ホイホイ」。

うさ耳がついていることから分かるように、元は月に住む兎の一匹だったが、人間が月へ侵略してきたために月から逃れてきた。

永遠亭で同居する永琳には「ウドンゲ」、輝夜には「イナバ」と呼ばれる。（輝夜にとって兎はみなイナバらしい）  本名はレイセンだが地上で暮らし始めるときに漢字を当て、永琳に優曇華院の名をもらった。

『東方永夜抄』では5面のボス、『東方花映塚』では自機として登場する。

特徴的な赤い瞳には月の狂気が満ちており、その赤い瞳を見たものは狂気に堕ち様々な幻覚を見せられると言う。

また、うさ耳も飾りではなく、月の兎が遠距離通信に使用する特殊な波動をキャッチすることができ、『儚月抄』では月の兎と交信して現在の月についての情報を得ていた。

能力

狂気を操る程度の能力。

ただ実際は様々な光や電磁波などの波を、位相レベルで操る力を持つ。

位相をずらせば、干渉が起こらず触れることができなくなり、逆位相をとれば完全に姿を消すことができる。
また、自身の声も波長をずらすことができ、波長を長くすればやる気をなくしてしまい、波長を短くすれば狂気になる。
さらに、振幅を増やせばどんなに遠くにいても聞こえるが、振幅を減らせばどんなに近くにいても聞き取ることができない。

ニコニコでの扱い

基本的にいじられキャラ。

二次創作ではよくあるように、座薬と関連付けられることが多い。これは元のゲームにおいて彼女の放つ弾幕が座薬っぽく見えるから。実際には弾丸をイメージしているらしい。

IOSYSによるテーマ曲のアレンジ「患部で止まってすぐ溶ける～狂気の優曇華院」は「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」と並ぶβ時代の英雄。この曲を元に作られた曲･動画には「狂気の優曇華院シリーズ」タグが付けられる。しかし「盗んでいきましたシリーズ」に比べるとその数は少なめ。

動画

　明日使えないムダ知識

「優曇華」とは仏教で3000年に1度咲くといわれる花の事である。
また実在する植物（フサナリイチジク）やクサカゲロウの卵にその名をあてている。