鈴木たろうとは、日本プロ麻雀協会所属のドラである。
第15期 最強位、第8回 野口賞、自団体の最高タイトルである雀王位他多数のタイトルを持つ、麻雀界でも屈指のタイトルコレクターである。
麻雀の対人ゲームとしての性質を重視しており、その打ち筋は「黒いデジタル」と呼ばれる。
同じく日本プロ麻雀協会に同姓の「鈴木達也」がいるため、テレビ対局などでは「たろう」と呼ばれることが多い。
「黒いデジタル」の名が示す通り基本的にはデジタル派の雀士である。ただし彼の言うデジタルとは、流れに代表される論理的に説明のできない事柄に選択の理由を求めない打ち方のことであり、ネット麻雀を中心に発達した、統計的に基づき局収支を最大にするという一般的なデジタル打ちとは少し異なる。
彼のテレビ対局などでの打牌は、麻雀が対人ゲームであることや、多くのタイトル戦が短期勝負でかつ、一位以外に意味が無いことなどを最大限考慮したものであるため、一般的に正着と言われる打牌選択とは異なることがしばしばある。しかし、一局面だけを切り取ってみると不利に見える打牌も、全体の着順や素点、半荘内での着順や持ち点などを含めて総合的に見てみると、理にかなったものであることが多い。そのような大局観に基づいた打牌選択(と、たろうの風貌)から、最近では「ゼウスの選択」という新たなキャッチフレーズが生まれた。
また、鳴きを多用する打ち手としては珍しく、安い仕掛けはあまりせず、面前で先制テンパイできそうにない場合のブラフ気味な「高くて遠い仕掛け」を好む。序盤で安いテンパイが組めた場合でも、より高い手が見えるときにはテンパイを崩し高めを目指すこともあり、その打ち筋は「強欲」とも評される。
氏は常々「リスクのない打牌はない」と語っており、十分なリターンが見込める局面では大きなリスクを負うこともいとわず攻めこんでいく。そのため、一局勝負などの超短期戦の場合では全局参加することも珍しくなく、そういった点でも視聴者を大いに楽しませてくれる。常に視聴者を意識しているかのような彼の麻雀はまさに「魅せる麻雀」であるといえるだろう。
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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