長門(艦これ)

長門(艦これ)とは、旧日本海軍こと日本帝国海軍の戦艦長門

――を、モデルとした艦隊これくしょん～艦これ～のキャラクターである。 
（CV.佐倉綾音） 

概要

和服をモチーフとした露出の多い着衣と、長い黒髪、戦艦を模した巨大なバックパックが特徴。
アスリートのような引き締まったラインと、グラマーな部分が共存したモデルもびっくりのワガママボディ。
露出が多い服装をしているが、大破姿は恥ずかしそうに身を捩って隠す。　それがいい
そのファンタジーでエロスな見た目に、一部提督がﾅｲｽﾀｲﾏﾆﾝなどと叫ぶ。　反論しづらい。

凛とした軍人然とした立ち振る舞いも特徴。何事にも動じない性格付け。
逆に言えば感情の起伏が少なく、含蓄ある大人の女性といった印象。
また、資料が多いからか史実ネタも多く、知っていればニヤリとする台詞を喋ってくれる。 

ゲーム内ではトップクラスのレアリティを付けられた戦艦。
砲撃による攻撃力と対空力や装甲による防御力共に現状最高クラスまで成長させられる。
他の戦艦カテゴリが航空戦艦や巡洋戦艦等に派生していることを考えると、最も「戦艦」としての特徴に特化しているといえよう。
ただし、多くの戦艦の例に漏れず「低速」扱いであり、詳しい検証によって評価が変わる可能性がある。 

また、戦費もあの赤城(艦これ)を凌ぐ悪さ。
ボーキサイトを食わない分悪評は少ないが、実際運用すると遠征を軽視した提督を目覚めさせてくれる。 

二次派生

凛とした立ち振る舞いや男勝りの度胸など、完璧な印象を与える彼女。

しかし、提督の間では「そう見えるよう振舞っているが本当はドジで不器用でかわいいものに目が無い」という人物像を推す者が現れる。

• （実は）島風の連装砲ちゃんに憧れている
• （実は）ドック裏でこっそり猫を保護、餌付けしている
• (実は)駆逐艦娘たちと仲良くなりたいのだが溝を感じている

……等のネタが増え始め、一定の支持を得ている模様。いわいるギャップ萌えの萌芽である。勿論二次派生ネタなので事実も根拠も無いのだが。最近では原作に近い性格である「長門（ながと）」と可愛い少女趣味の「長門（ながもん）」という全く別の存在であるという風に考えられているらしい。

なお、これらは二次創作であり、人によっては不快感を持つ人もいるので時と場所と場合を考えて使うように。それらが守られなかった場合陸軍送りになります。

史実

こちらに詳しい　→　戦艦長門

41cmという世界最大級の主砲を持ち、1930年代の一部の強国しか持ち得ない大戦艦ことビッグ7に名を連ねる。
それでいて26.5ノット（史実によると、これよりもまだ速く動ける）という機動力も持ち合わせ、文字通りの走攻守の揃った無敵の船として、ワシントン海軍軍縮条約の締結の遠因となったといわれている。
結果、姉妹艦『陸奥』と共に「海軍力３位の国　日本」象徴する艦であった。

余談であるが、この主砲「41cm45口径連装砲」であるが、これ一基で1100トン程度で、これを４基積んでいる。
つまり、排水量2000トン前後の駆逐艦を左右片手づつに持って砲にしているような状態である。
人間換算すると兵器としては色々齟齬が出るのだが、長門のパワフルさを現す一例として記す。

1934年に魔改造を受け、動力周りがノータッチのまま重くなっても25ノットが出るというバケモノ。
が、太平洋戦争期は最早砲戦の時代ではなく、旗艦が戦艦大和に移って以降、いよいよまともな海戦を行えぬまま資材が底を尽きる形で横須賀で終戦を待つ事となった。
その間、長門は一切の修理を施されておらず、空襲による被弾箇所がそのままであったという。 

戦後、1946年、アメリカに接収され、クロスロード作戦……即ち、原爆実験の標的とされる。
第一実験の際には投下された爆弾が遠方に逸れて爆心1.5km地点での被弾で表面融解のみで済んだ。
第二実験の際は艦首部に穴が開けられ、、誘爆用の機雷まで搭載され、爆心から900ｍほどの地点での被弾にもかかわらず、5度傾斜するのみで沈まず耐えたとされる。
しかし4日後、長門は人知れず深夜の間に沈没。ビキニ環礁の底で唯一解体されていないビッグ7として眠っている。
なお、このクロスロード作戦には米戦艦「ネバダ」等が標的となっており、敵味方問わずあらゆる意味で「砲雷戦」の時代のひとつのピリオドにあたる出来事であったといえる。 

関連静画

　

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関連項目

• 艦隊これくしょん～艦これ～
• 長門型　戦艦
  
  • 陸奥(艦これ)
• ライトニングさん