骨法

骨格。 物事の基礎となる部分。 芸道、武道の核となる技術。コツ。 格闘技の流派の一つ。本項で記述。

骨法（こっぽう）とは、武術の一つである。

概要

掌を使う技術を特徴とする、徒手格闘術の一つ。

創始者である堀辺正史により、柔術とは異なる古流の武術を復興させたものと主張されたこともあるが、古来から骨法と称する武術が存在したという証拠には乏しく、堀辺が他流派で古流柔術を学んだ後に独自に創始した武術というのが実態と考えられる。

堀辺は骨法を習得して以来、数多くの他流試合や私闘を経験したとしており、'80年代後半から「喧嘩芸」と称してその実戦性を主張し、多数のメディアに出演した。

'90年代に入って総合格闘技のムーブメントが起こると、堀辺はその理念に早くから賛同する。しかし、バーリトゥードの舞台に参戦した弟子たちは結果を残すことは出来ず、以降は実戦武術としてのプロモーションは減少していった。

創始者の堀辺はその後も格闘技界の御意見番として活動を続けたが、2015年12月に逝去している。

フィクションにおける骨法

一時期メディアへの露出が多かったこともあり、フィクションの題材として取り上げられることもあった。

漫画

骨法伝説夢必殺拳

永井豪が1987年に連載した漫画。当時の堀辺の主張を元に日本固有の伝統武術として描いている。

小説

ニンジャスレイヤー

掌打を主体とする暗黒武術「コッポ・ドー」が登場する。

ゲーム

アンディ・ボガード（餓狼伝説シリーズ）

忍者が使う武術と解釈している。近年のゲームでも引き続き骨法使いとされており、ある意味当時の生き残りと言える。

森部生士（LIVE A LIVE）

通称「森部のじーさん」。堀辺正史の影響が顕著なキャラクター。

ニーナ・ウィリアムズ（鉄拳シリーズ）

正確には「骨法、合気道をベースとした暗殺格闘術」。近年は骨法の表記が無くなり黒歴史となった。

関連動画

MAD

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関連リンク

• 日本武道傳骨法會HP

関連項目

• 格闘技・武道・武術の一覧