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堀辺正史が創始した徒手格闘術。武道医学から発展した整体術「骨法整体」でも知られている。
堀辺により柔術とは異なる日本古来の武術を復興させたものと主張されたこともあるが、古来から骨法と称する武術が存在したという証拠には乏しく、堀辺が他流派で古流柔術などを学んだ後に独自に創始した武術というのが実態と考えられる。
堀辺は骨法を習得して以来、数多くの他流試合や私闘を経験したとしており、「喧嘩芸」と称してその実戦性を主張し、80年代後半から90年代にかけてメディアに多数出演した。
新日本プロレスとも交流を持ち、アントニオ猪木やザ・グレート・カブキ、ザ・コブラ、船木誠勝、山田恵一、スコット・ホールらが指導を受け、プロレスに掌底が広まる切っ掛けとなった。猪木が伝授された浴びせ蹴り(竜巻蹴り)の他、カブキのトラースキックや藤波辰爾のドラゴンスリーパーも骨法の技が原型と言われる。
90年代に入って総合格闘技のムーブメントが起こると堀辺はその理念に早くから賛同し、雑誌「格闘技通信」などで持論を展開した。しかし、骨法を代表してリングに上がった弟子たちは結果を残すことは出来ず、以降は実戦武術としてのプロモーションは減少する。堀辺はその後も格闘技界の御意見番として活動を続けたが、2015年12月に逝去した。
黒い道着にレガースを着け掌打を多用するスタイルが有名だが、当初は拳を使う格闘術であり、優秀な指導者の離脱が痛手になったという経験者の証言もある。90年代には一般的な白い道着を着用した柔術路線に転換、メディアへの露出が減って以降はグローブを付けたマウントパンチ有りの格闘技「ジャパニーズボクシング」の提唱を経て、堀辺の晩年には短刀術を中心とする武道・護身術の流派となっている。
一時期メディアへの露出が多かったこともあり、フィクションの題材としても取り上げられている。
掲示板
37 ななしのよっしん
2025/05/06(火) 21:35:18 ID: YCfI3pADFA
旬をとうに過ぎたはずの00年代頃、なぜか小林よしのりが堀辺をご意見番としてやたら持ち上げてて、今思えばあの人の絶望的なまでの見る目のなさを証明するエピソードだよなぁと
38 ななしのよっしん
2025/08/01(金) 14:26:33 ID: QPru1M0i/2
本来、肉ではなく骨を制することで體(からだ)を律したり、対峙する相手を制するのが骨法
喧嘩芸骨法はショービジネス・興行を目的としたものであるゆえ、古伝・古流の骨法の本質が全く伝わっていないように思う
39 ななしのよっしん
2025/11/25(火) 03:41:59 ID: +SGDoSaQSm
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最終更新:2025/12/05(金) 23:00
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