魔法少女ちゅうかないぱねま!とは (マホウショウジョチュウカナイパネマとは) [単語記事]

『魔法少女ちゅうかないぱねま!』とは、足の太さに定評のある島崎和歌子主演作品であり、東映不思議コメディシリーズの一つである。

ニコニコ動画では、東映特撮ニコニコおふぃしゃるにおいて2013年9月11日より配信中。
毎週水曜午前8時に最新話が配信され、無料視聴期間は72時間（土曜午前8時まで）となる。

概要

主役失踪という憂き目に遭ったがゆえに半年で幕を閉じるハメになった『魔法少女ちゅうかなぱいぱい!』の世界観を引き継いだ作品。この作品により、島崎の知名度は上昇し、全23話ながらも人気作品として愛された。人間界の人物は引き続き登場し、この作品をきっかけに柴田理恵と島崎和歌子は仲良くなったという（そして、酒飲み仲間へ）。

原作は石ノ森章太郎。テストを含めると4作品目、本格ものだけで3作品目の魔法少女作品。魔法少女作品分類ではサリー型魔法少女（先天的魔法少女）になる。

あらすじ

中華魔女のいぱねまは中華魔界の大富豪の娘である。しかし、聖中華魔女女子学院の八宝菜院長と裏で手を引く八宝菜の姉・揚子江大飯店らの陰謀によって破産に追い込まれたあげく、奴隷同然の扱いで八宝菜に扱き使われていた。あまりの扱いの酷さに心身ともに耐えられなくなったいぱねまは両親捜索も兼ねて人間界へ逃亡する。失意の中、さまよっていると中華魔界の魔法少女「ぱいぱい」が人間界を去る時に残していった中華魔界のペンダントを携えた、高山シンゴを偶然目撃する。紆余曲折があって、高山家の家政婦になり様々な騒動を解決しながら一家の再興と両親の捜索をすることになった…。

登場人物

いぱねま（演：島崎和歌子）
中華魔界の大富豪であった中華魔女見習い。聖中華魔女女子学院を卒業する前に資産家である両親が破産し、卒業証書である中華魔女のペンダントを受け取れていないので魔法は未熟なままである。聖中華魔女女子学院で小間使いとして酷使されていたが、境遇がキツイこともあり、夜逃げした両親を探して人間界に逃げ出してきた。中華魔界のペンダントを携えた、高山シンゴを目撃した彼女はペンダントのために高山家の家政婦となる。元々はお嬢様育ちゆえに家事が苦手だったが、努力により家事の腕を上げた。「リンパラ、イパネマ、シャオシャオパイ」の呪文でぱいぱいのペンダントを使って中華魔女姿に"変身"する。変身扱いなのは彼女が正式な中華魔女ではないため。
高山アキラ（演：湯本貴宣）
高山家長男のバカ小学6年生。良くも悪くも父親に似てきており、小学一年生の算数すら出来ない。そんな⑨な男の子に勉強を教えることが出来る人はいるのだろうか。
高山トオル（演：山中一希）
高山家次男の小学4年生。幼い弟とバカ兄に挟まれたおかげでしっかり者に育っている。だが、いたずらが得意なので、油断していると痛い目に遭うので注意。
高山シンゴ（演：石上大輔）
高山家三案の小学2年生であり、リア充でもある。作中に出てくる人間界の人物の中で唯一、いぱねまの正体を知る男の子。が、口止めされていてもバラす。でも、誰も信じない。三兄弟で一番いぱねまに懐いている。
高山行男（演：斉木しげる）
世界で有名であると自称している考古学者。いい加減な性格で父親としてはあまり及第点を与えたくない人物である。研究＞子供だし、この人。
三軒茶屋小百合（演：柴田理恵）
行男の姉。「名門高山家の復活」を夢見て無謀にも三バカ兄弟をまともにしようとしている。自身も怪しい商売も行っており、そこでも名門としての復活をもくろんでいる。本当は優しいおばさんなのだが、普段の言動のせいでショタ3人から酷く嫌われており、陰で「三軒茶屋のBBA」と呼ばれている。
チグリス（演：三谷昇）
いぱねまの元召使い。いぱねまの両親に貸しているお金を返してもらうため、いぱねまの親捜しに協力している。駄目だこいつ・・・早くなんとかしないと・・・
ユーフラテス（演：渡辺博貴）
同じくいぱねまの元召使いでチグリスの息子。父には従っているが…。立場ゆえにいぱねまへの恋心を封じざるを得ない。
八宝菜院長（演：渡辺信子）
聖中華魔女女子学院院長。苦労の人ゆえに、いぱねまに嫉妬を抱き、徹底的にいびる。見苦しいぞ、BBA。理事長のの妹でもあり、服従している。人間界に逃げたいぱねまに、引き続き、魔法で嫌がらせをしている。
揚子江大飯店（演：銀粉蝶）
聖中華魔女女子学院理事長であり、八宝菜院長の実姉。八宝菜院長の嫌がらせに手を貸した。