A.J.ピアジンスキー 単語


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エージェイピアジンスキー

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プロ野球選手一覧 > ボストン・レッドソックス(マイナー) > A.J.ピアジンスキー

A.J.ピアジンスキー(アンソニー・ジョン・ピアジンスキー(Anthony John Pierzynski))とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー(捕手)兼プロレスラーである。

概要

ボストン・レッドソックス マイナー
A.J.ピアジンスキー
A.J.Pierzynski
基本情報
国籍 アメリカアメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州
生年月日 1976年12月30日
身長
体重
190.5cm
108.9kg
選手情報
投球・打撃 右投左打
守備位置 捕手
プロ入り 1994年
経歴
  • ドクター・フィリップス高等学校
  • ミネソタ・ツインズ(1998年-2003年)
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ(2004年)
  • シカゴ・ホワイトソックス(2005年-2012年)
  • テキサス・レンジャーズ(2013年)
  • ボストン・レッドソックス(2014年)
メジャーリーガーテンプレート

ポーランド系アメリカ人である。ドクター・フィリップス高等学校卒業後にミネソタ・ツインズから指名を受けてプロ入り。高校時代はジョニー・デーモンともチームメイトだった。

1998年にメジャーデビューの後打撃の良さとリード・キャッチングと言った捕手としての守備力もよく、数年で正捕手に定着。2002年に初のオールスター出場を果たすとともに、日米野球でも来日している。2003年にはキャリアハイの打率.312と着々とメジャーの捕手として定着していた。

しかし、チームがジョー・マウアーを育成する方針を打ち出したため、2004年にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍するが、トラブルのため2005年からはシカゴ・ホワイトソックスに移籍する。

ホワイトソックス時代は井口資仁とチームメイトだった。2005年にはキャリアハイの18本塁打を放つなど打撃にも優れている面を見せる。

マーク・バーリーのノーヒット・ノーランの時や、フィリップ・ハンバーの完全試合の時の捕手を務めていることなどからも、リード面にも定評がある。

2013年にはテキサス・レンジャーズと1年契約正捕手として活躍し、ダルビッシュ有が後一人で逃した幻の完全試合の時にも捕手を務めた。12月3日にボストン・レッドソックスと1年契約を結んだ。

2014年は7月9日に戦力外通告を受け、マイナーに降格した。

ピアジンスキー伝説

  • 現役選手100人によるアンケートで最も嫌われている選手では2位のアレックス・ロドリゲスに大差をつけて1位になる。
  • 最も卑劣な選手のアンケートでも1位になり、二冠王に輝く。
  • 相手打者を挑発するようなささやき戦術や審判を欺くようなプレー、ラフプレーに長けている。
  • クロスプレーでホームインしたあと相手捕手の手を踏みつける。
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ時代にチームメイトの誘いを無視してポーカーに講じて練習をすっぽかす。
  • あろうことか相手打者の研究をするためのビデオを見ない(しかしリードがいいことを見るとこんなものは俺には無用だと思っているようである)。
  • 挙句の果てにジャイアンツが大枚を叩いて獲得したにもかかわらず、投手陣からバッテリーを拒否されて1年で出て行くという畜生ぶり。
  • 股間に打球を受け、トレーナーから「痛むか?」と聞かれると「ああこんな風にな」とコーチの股間に膝蹴りを食らわす。
  • ホワイトソックス時代にカブスの捕手、マイケル・バレットと殴り合いを演じる。
  • メジャー5年以下の選手をなにもしらない田舎者扱いする、特に若手投手に対しては見下すような態度をとる
  • 2012年にオールスターに選ばなかったテキサス・レンジャーズのロン・ワシントン監督を公然と名指しで批判する(後にレンジャーズに移籍した際には「終わったこと」と遺恨を否定した)。
  • シーズンオフにはプロレスラーになることもある。
  • 味方であったホワイトソックスの監督にさえ「あいつが敵なら嫌な奴だけど、味方にすれば少しはマシだよ」という微妙なフォローしかされない。
  • これらの批判に「俺は勝つためにここにいるんだし、そのためにできることは何でもやる。何を言われたり書かれようが、それは俺のコントロール範疇外。俺にできるのは勝利のために全力を尽くすことだ。フィールドでの自分の振る舞いには誇りを感じている」と公言する。

ダルビッシュ有との関係

このような性格であったため、ダルビッシュとの相性問題がよく言われていた。しかし、ピアジンスキーはダルビッシュと積極的にコミュニケーションをとっているようで、移籍してからすぐに一緒に外食するなどしている。

性格は最悪でも、リードとキャッチングなど選手としての技量には定評があり、実力主義を重んじているダルビッシュとは相性が良かったようである。

2013年8月12日には完全試合ペースだったダルビッシュのボールが四球となった際に判定に激昂し退場処分となった。

通算成績

(2013年終了時点)

通算:16年 試合 打席 打数 得点 安打 本塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率 出塁率
MLB 1763 6758 6298 729 1782 172 800 14 27 48 269 114 775 196 .283 .322

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関連項目

  • プロ野球選手一覧
  • ミネソタ・ツインズ
  • サンフランシスコ・ジャイアンツ
  • シカゴ・ホワイトソックス
  • テキサス・レンジャーズ
  • ボストン・レッドソックス

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