A.J.ピアジンスキー(アンソニー・ジョン・ピアジンスキー(Anthony John Pierzynski))とは、アメリカ合衆国出身のメジャーリーガー(捕手)兼プロレスラーである。
ポーランド系アメリカ人である。ドクター・フィリップス高等学校卒業後にミネソタ・ツインズから指名を受けてプロ入り。高校時代はジョニー・デーモンともチームメイトだった。
1998年にメジャーデビューの後打撃の良さとリード・キャッチングと言った捕手としての守備力もよく、数年で正捕手に定着。2002年に初のオールスター出場を果たすとともに、日米野球でも来日している。2003年にはキャリアハイの打率.312と着々とメジャーの捕手として定着していた。
しかし、チームがジョー・マウアーを育成する方針を打ち出したため、2004年にサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍するが、トラブルのため2005年からはシカゴ・ホワイトソックスに移籍する。
ホワイトソックス時代は井口資仁とチームメイトだった。2005年にはキャリアハイの18本塁打を放つなど打撃にも優れている面を見せる。
マーク・バーリーのノーヒット・ノーランの時や、フィリップ・ハンバーの完全試合の時の捕手を務めていることなどからも、リード面にも定評がある。
2013年にはテキサス・レンジャーズと1年契約正捕手として活躍し、ダルビッシュ有が後一人で逃した幻の完全試合の時にも捕手を務めた。12月3日にボストン・レッドソックスと1年契約を結んだ。
2014年は7月9日に戦力外通告を受け、マイナーに降格した。
このような性格であったため、ダルビッシュとの相性問題がよく言われていた。しかし、ピアジンスキーはダルビッシュと積極的にコミュニケーションをとっているようで、移籍してからすぐに一緒に外食するなどしている。
性格は最悪でも、リードとキャッチングなど選手としての技量には定評があり、実力主義を重んじているダルビッシュとは相性が良かったようである。
2013年8月12日には完全試合ペースだったダルビッシュのボールが四球となった際に判定に激昂し退場処分となった。
(2013年終了時点)
| 通算:16年 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| MLB | 1763 | 6758 | 6298 | 729 | 1782 | 172 | 800 | 14 | 27 | 48 | 269 | 114 | 775 | 196 | .283 | .322 |
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最終更新:2025/12/14(日) 20:00
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