Ai(遊戯王VRAINS) 単語


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アイ

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Ai(遊戯王VRAINS)とは、アニメ『遊☆戯☆王ヴレインズ』に登場する謎の生命体である。
CV:櫻井孝宏。

概要「オラはただの通りすがりのAIですだ~」

Ai

物語の重要なカギを握る謎のAIプログラム

ハノイの騎士やSOLテクノロジー社からは「イグニス(個体名なのか種族名なのかは現状は不明)」と呼ばれている。第3話にてAIであることと目玉(EYE)だけの姿であることから藤木遊作に「Ai(アイ)」と名付けられた。
草薙翔一と遊作の解析によると、人間にとって未知のアルゴリズムで構築されたプログラムだという。

AIたちの世界・サイバース世界を、襲撃してきたリボルバーから護るため、ネットワークの何処かに隠した。そのことからハノイの騎士やSOLテクノロジー社から追われる身となる。
元々超イケメンのヒューマノイド型のボディを持っていたのだが、クラッキング・ドラゴンに喰われてしまい、現在は目玉だけの姿となっている。その際に殆どの記憶データも破損し、何故追われているのかも覚えていない。

その後5年間を逃げ延びたものの、SOLテクノロジー社がイグニスを炙り出すために行ったLINK VRAINS内の大規模スキャンによって逃げ場を失い、その存在を知った遊作の罠にかかり捕獲され、彼のデュエルディスクにプログラムとして強制的に取り込まれる。
その後は遊作からハノイに対抗するための「人質救世主」として扱われ、やむを得ず彼と共闘していくこととなる。

性格はお調子者且つ皮肉屋で、サイバース世界では嫌われ者を自称している。

遊作のことも「遊作」「Playmaker様」で呼び分けている。遊作からは勝手にハノイとの交渉材料に使われたりと、ぞんざい且つ辛辣な態度で扱われているが、Ai自身も遊作の管理を逃れて勝手に振舞ったり、都合の悪いことは嘘をついて黙っていたりするのでおあいこと言ったところか。
しかし、遊作がハノイに敗北してしまうと自身の身も危うくなるため、デュエルの際に勝つためのアドバイスを送ったり、プログラムに干渉したりと、ハノイとの戦いをサポートしている。
スピードデュエルに挑むPlaymakerに、自身がプログラムした独自のスキル[1]Storm Access(ストームアクセス)」を与えた。リボルバーの様に自在にとまではいかないようだが、限定的にサイバース世界のデータマテリアルを開放し、ある程度能動的にデータストームを引き起こすこともできる。

飄々とした態度で軽薄な物言いが目立つ。
嘘泣きをしたり、慌てたりと、目玉だけの姿ながら胡散臭くも表情豊かである。
その一方でプログラムらしく、計算や合理性に基いた思考を持ち、人間の非合理な感情に困惑する様子も見せる。

注意 この項目は、作品のネタバレ成分を多く含んでいます。
ここから下は自己責任で突っ走ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後にリボルバーが語った話によると、Aiの属する「イグニス」は、ロスト事件で拉致された6人の子供達をそれぞれAIに学習させ、自我を持たせた存在である。
その中でもAiは藤木遊作を学習材料に形成されたAI。即ち、過去作にも存在した「主人公の分身」の一人である。

また、遊作も知らない未知のプログラムの中にAiの記憶プログラムは最初から入っており、Aiの記憶データの破損は完全に嘘だったことが明かされている。これ自体はAiの反応から真実だと思われる。
自分の利益の為に平気で他人を欺ける知能、これはハノイの騎士がイグニスを危険視する理由の一端である。

遊作につけてもらった「Ai」という名前をとても気に入っているらしく、仲間に会うたびに自慢している。(「かわいい名前」「合理的な名前」など、仲間からの反応は様々)

2018年4月1日にテレビ東京・あにてれ 遊☆戯☆王VRAINSのサイトを占拠したことがある。(エイプリルフール企画)
トップページがPlaymakerからAiに変わり、「このサイトはAiが乗っ取った!」とデカデカと書かれていた。

Aiの嘘と真実

第117話で明かされた衝撃の真実により、以前のAiの言動、特に「知らない」「わからない」「忘れた」という類のセリフはかなり怪しいものになり、遊作/PlaymekarがAiを中々相棒と認めなかったのが納得がいく。このことを踏まえて第1話から見返すのも面白いかもしれない。(1話の時点で多くのVRAINS全体に関わる伏線が貼られているのが見受けられる)
「嘘」かどうかの考察だが、仲間のイグニスには策を弄さない事、2期以降のPlaymakerに対しては結構信頼していると思われる事が鍵になるだろう。ただし他のイグニスがいる前ですっとぼける事もある(第64話など)。

使用カード

サイバース族/属性の【@イグニスター】
Aiが持つ、故郷や仲間への想いが表されたデッキ。
ジェットコースターや観覧車がある遊園地のようなフィールド魔法《イグニスターAiランド》を起点として展開する。このカードは破壊された時、自分フィールドのモンスターを全て破壊する。

リンク召喚時の口上は「現れろ闇を導くサーキット」。
ライトニングの「光を導く」と対になっていると思われる。

サポートとして「Ai」の名前がつく魔法・罠カードを多用する。カードイラストでは小さい人型のAiが増えたり歌ったり侍になったりとやりたい放題である。自分が好きすぎる。
キャラクターのイラストが入るカードは珍しく、OCG化されないかと思ったら真っ先に《Ai打ち》が収録された。おそらく今後のOCGにはAiがいっぱい増えることになる。

切り札はLINK-6《ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》
Aiがイグニスたちの想いを集約させ降臨させた究極のサイバース。リンクマーカーは上1横2下3。
ボーマンのプログラムから作ったらしい。「ライトニングの遺志を継ぐ」とはこのことかもしれない。

リーダーへの思いなのかはわからないが、レベル4光属性の《ピカリ@イグニスター》がデッキエンジンとして酷使される傾向がある。(フィールド魔法サーチに加え、ライトドラゴンは4x2エクシーズ、ウィンドペガサスは4+3シンクロのため)

リンク召喚!6つの輝き、今ひとつとなり!
超絶!豪快!悶絶!エレガント!スーパー!……
……ひぃ ふぅ みぃ よぉ、…ひとつ足りないな。え~っと……
ウルトラスーパー!!これで6つ!
見ろ!ボーマンのプログラムを発展させて、俺が創りあげた究極の奥の手!
現れろ、リンク6! 《
ジ・アライバル・サイバース@イグニスター》!!

 

AIは祈ったりしない。するのは動画を見るための計算だけだ!

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関連項目

  • 遊☆戯☆王ヴレインズ
  • 藤木遊作
  • 草薙翔一
  • ロスト事件
  • サイバース族
  • リンクリボー
  • ロボッピ
  • SOLテクノロジー社
  • 遊戯王関連項目の一覧
  • AI

脚注

  1. *後にハノイの騎士のリーダーであるリボルバーも使用している。

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