C言語

C言語とは、プログラミング言語のひとつである。

概要

AT&T社のベル研究所で生まれた言語。
B言語の後継として誕生した。
つまり、Bの次はアルファベットでCなのでCと命名された。
日本ではもっぱらC言語と呼称される事が多いが、単にCとも呼ばれる。
C言語の作成目的は、当時開発していたUNIXの移植性を高める為であった。
その為、内輪で使いやすいように作成された。
結果、ポインタという仕組みによって結構危険な記述も出来る。
すなわち、プログラミングにおける安全性はあまり考慮されていない。

C言語に関する規格

プログラミング言語の中において、比較的歴史の長い部類に属するC言語に関する規格は、いくつか存在する。

K&R

標準化以前のC言語の規格を指す。
カーニハンとリッチーという人が書いた『The C Programming Language』という書籍の記述内容を指す。
仕様が書籍な為、曖昧な部分も多い。

プログラミング言語を学ぶ人が一番最初に出会う事の多いプログラム、「Hello, World!」はこの本に由来する。

C89

ISOとANSIが1989年に策定した規格。
これにより、初めてC言語の標準化が行われた。

C95

国際化のために、主としてワイド文字列関連のライブラリが追加された規格。

C99

1999年に策定された規格。
現在、一般的に適用されている規格。

こんなところで使われているよ

• Unux Kernel
• Linux Kernel
• 組み込み開発

主なコンパイラ

• cl
  
• gcc

サンプルコード

Hello, World!

Cを学ぶ上で避けては通れないコード。

#include <stdio.h>

int main(void) {
  printf("Hello, World!");

  return 0;
}

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関連項目

• プログラミング言語
• C++