dアニメストアは、NTTドコモ及びKADOKAWAの合弁会社「株式会社ドコモ・アニメストア」(NTTドコモグループ)が展開する、アニメ用のコンテンツ配信サービスである。
2017年12月1日に、ニコニコチャンネルに支店が開設された。
詳しくはこちらへ → 「dアニメストア ニコニコ支店」
月額400円(税抜。税込432円)で約1,600作品、約29,000話(2016年3月23日現在)を視聴できるというアニメ好きにはたまらない定額制アニメ配信サービスであり、作品・会員数は日本最大規模(dアニメストア発表)を誇る。配信作品には古いものから最新のものまで幅広く取りそろえられており、最新作の中には地上波では三大都市圏でしか放送されていない物も含まれている。エリア制限は一切行われていないため、テレビ放送が無い地域でもそのようなアニメを楽しむ事が出来るようになっている。
他のサイトとは違い、月額会員であればサイト上の作品は全て見ることができ、別途課金する要素はない。
ただし、テレビ放送中の作品はその週に放送されている1話しか配信されないことが多い。
2014年4月1日より、NTTドコモ以外でも利用可能となるキャリアフリー化が行われた。
2015年5月15日より、一部作品のH.265/HEVCでの配信を開始。
2016年3月23日にはサービスの拡充が行われ、約180曲(サービス開始時点)のアニソンミュージッククリップの配信を開始。PV(アーティスト映像)をはじめ、ノンクレジット映像、dアニメストア限定映像をラインナップしている。また、アニメイトとのショッピング連携を開始し、その作品の関連グッズを表示してアニメイトオンラインショップから購入できるようになった。これと同時に、アニメイトオンラインショップにdアニメストア店も開店した。
現在、初回7日間無料を実施中なので気になる人は試してみるとイイかもしれない。
恐らく売りになっているのは「進撃の巨人」「ガンダムシリーズ」やノイタミナ作品、あるいは「ソードアート・オンライン」「ログ・ホライズン」などのラノベ原作のアニメだと思われるのだが、それに加えてどういうわけか「チャージマン研!」「トランスフォーマー」(初代、ビーストウォーズ)などの名状しがたい作品も配信されている。しかもチャー研に関してはtwitterアカウントで物凄く丁寧な解説が行われているだけでなく、なんと特集ページまで作られる徹底ぶり。
チャー研に限らずスタッフの荒ぶり方が半端ではなく、twitterなどで配信のリクエストを受け付ける際にはちゃんと作品のネタを挟んで返事をするなど、何やら気合が入っている。このため、「d(デンジャラス)アニメストア」「駄ニメストア」という俗称もある。
さらに夏以降はガンダム作品を増強していく方針で、「ガンダム Gのレコンギスタ」の独占放送をはじめ、ガンダムシリーズを順次配信する。
ただし他の月額見放題サイトに比べると作品の入れ替わりが激しく、配信期間が限られた作品が多いことに注意が必要。利用するならば配信スケジュールはしっかりチェックしよう。
画質は「ふつう」「きれい」「すごくきれい」の三段階から選択を行う。ただし、「すごくきれい」でも基本的にはSD画質(720×480)で、「Gレコ」などの一部の作品において「HD画質(1280×720)」を選択できるようになっている。
2015年5月15日から一部作品、特に人気作においてH.265/HEVCでの配信を開始。このH.265/HEVCは現在主流のH.264/MPEG-4 AVCの後継フォーマットで、約2倍の圧縮性能をもっているとされている。これによれば、H.264での画質をH.265ではおよそ2分の1のデータ量で実現できるため、主に通信量の半減やダウンロード時間の半減が期待できる。ただ、H.265での再生にはこれに対応したデコーダーを内蔵したスマートフォン及びタブレット端末が必要で、利用するアプリ自体も対応している必要がある。(対応していない場合は、従来のH.264で再生される)
基本的な視聴方法であり、配信している全作品の視聴とストリーミング配信とダウンロードの両方に対応している。
視聴の際にはWi-Fi環境のあるところをおすすめする。仮に「すごくきれい」をLTE回線で使用すると1話(30分アニメの場合)で300MBという通信を行うためにパケット上限にすぐに到達してしまう。
スマートフォン及びタブレット端末での再生画質は次の通り。データ量は1話24分での一例。( )内はH.265/HEVCでの値。
このためWi-Fi環境はほぼ必須であるが、類似するサービスのバンダイチャンネルとは違い、dアニメストアではダウンロードを利用することが可能である。これを自宅などのWi-Fi環境で行えば、勤務先や学校などの外出先でアニメを視聴することが可能である。
ただしダウンロードを行った場合、作品のライセンス期限が48時間であるため、ライセンス期限後に視聴する場合はダウンロードの必要は無いが、ライセンスの更新を行わなければならない。更新自体はそれほど通信量を必要としない。
NTTドコモが販売するiPhone 5s/5cで、2013年11月8日(11月1日〜7日は無料。)より始まる視聴方法。
専用アプリ「dアニメストア」をAppStoreからダウンロードする必要がある。
2014年現在ダウンロード再生も可能となった。
2013年10月11日から始まった視聴方法。追加料金は発生しない。
PCでの再生には主にSilverlightが利用されているため、NPAPI のサポートが終了しているブラウザからは視聴出来ないが、2016年3月23日のサービス拡充で「HTML5プレイヤー」が実装され、Google ChromeやMicrosoft Edgeでの視聴が出来るようになった。ただ、Firefox等のブラウザではまだSilverlightが動作するようになっている模様。
このHTML5プレイヤーには、視聴環境に応じた自動画質調整や10秒及び30秒間隔でのスキップ・巻き戻し機能等いくつかの新機能も搭載されている。また、音質の選択が出来るが、128kbpsと192kbps(Youtubeのエンコード上限値)しか選択肢がなく、高音質での再生はできない模様。この件について問合せたところ、HTML5プレイヤーでは現在のところ上記の値で出力され、Silverlightでの再生ではHD画質の際に320kbpsで出力されるとのことだった。
なお、PC版での再生画質は次の通り。
開始当初は視聴可能作品が少なかったが最近では増加しており、今後も追加される予定となっている。
液晶テレビなどに存在するHDMI端子に接続を行い、手元にあるスマートフォンで操作を行う視聴方法。この場合USBなどによる給電を必要とする。またこの端末の購入も必要である。
dtabとはNTTドコモが販売するタブレット端末で、スマートフォンよりも大きい10インチの画面で視聴が可能である。このdtabはNTTドコモの回線契約があれば端末自体の回線契約を必要とせず、NTTドコモの通信費用が発生しない。
ただし購入に辺り、本体の代金と、8ヶ月間dビデオを契約するというものである。dビデオは類似サービスで定額の動画配信サービスである。
2014年4月1日よりキャリアフリー化を実施。 dアカウントを取得し専用アプリをダウンロードすることで、NTTドコモの回線を持っていなくても(au、ソフトバンクなどでも)視聴可能となった。ただし他社回線の場合キャリア決済はできず、支払い手段はクレジットカードのみとなる。
「dアニメストア」は、 KDDI株式会社 の登録商標です。
KDDIは「Dアニメ」を2008年5月22日に商標出願。その後2009年10月2日に第5269960号として登録されたため、こういった表記がされる。KDDI は、どういう意図でこの商標登録したのか、謎であるが。
両社話がついた上で、旧称の「アニメストア」から「dアニメストア」に名称を変更したのだと思われる。
なお、NTTドコモ側はこれを教訓としたのか、2012年9月22日に、100種類近くの「dアニメ」を含む「d○○」の商標を大量に出願したそうだ。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/15(月) 06:00
最終更新:2025/12/15(月) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。