Dガンダム 単語


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ダリーズガンダムモシクハディーガンダム

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Dガンダムとは、漫画『ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム』(1988-1989、模型情報誌エムジェイ連載、作画うしだゆうじ)に登場するモビルスーツである。

概要

Dガンダムファースト
型番 MWS-19051G
頭頂高 18.9m
重量 53.4t(本体)
出力 1,820kw
推力 52,050~98,350kg
搭乗 ダリー・ニエル・ガンズ
兵装 リベットガン
大型トリモチ弾
マグネットアンカー
ドリルガン
ダミー(MS、岩)
各種有線式爆薬

モノトーン・マウス社が保有する作業用MS(ワークスーツ)。ジャンクパーツを寄せ集めて作ったハンドメイド機。
機体名の“D”には製作したダリー・ニエル・ガンズの名が含まれ、そのままダリーズ(ダリー)を意味する。

ガンダム好きのダリー・ニエル・ガンズの個人的趣味で外観はガンダムタイプに似せて作っられている。民生機とはいえムーバブルフレームとジェネレータを軍用機のジャンクパーツから拝借しているため、基本性能は軍用機にも匹敵する。
一方で装甲に異様に隙間が多く、フレームの露出も目立つため、脆い印象は避けられない。

基本的に武装を持たないがリベットガン、有線爆弾、マグネットアンカー、ドリルガン、トリモチ弾、ダミーなどの「七つ道具」を転用することで戦闘も可能となっている。これに加え格闘戦用に「ナックル・クラッシャー」を備え意外と攻撃力も高い。

なおGジェネレーションシリーズ(Fやギャザービート、エターナルなど)にも参戦しており、さらに『エンターテインメントバイブル(EB)』シリーズなど各種ムックなどで見る機会も多い。特に『ガンダムMS大全集』には毎回収録されている事からガノタ間での知名度はさほど低くないのではないかと思われる。

バリエーション機

Dガンダムセカンド

Dガンダムセカンド
型番 MWS-19051G-2
頭頂高 18.9m
重量 42.2t / 53.4t(全備)
出力 2,002kw
推力 53,580~99,310kg
搭乗 ダリー・ニエル・ガンズ
装甲 ガンダリウム合金
兵装 コードコネクテッドライフル
ビーム・サーベル×2
バズーカ

連邦の技術スタッフ「アラハス」がDガンダムに目を付け戦闘用に改造した機体。

前面装甲をガンダリウム合金に換装し、脆弱な関節の強化などで防御性能を向上。またジェネレーターやスラスターも強化され全体的な性能は当時の量産機に勝る。武装も連邦軍MSの火器を装備出来るようになった。バックパックはスラスターノズル収納式で全開時のみ露出する。

連邦軍が買い上げ、後にDガンダムサードへの改造が行われた。

  • コードコネクテッド・ビームライフル
    Dガンダムセカンド専用の大型ビームライフル。出力3.8kwで連射可能。グレネードランチャーとの複合装備。

Dガンダムサード

Dガンダムサード
型番 SGX-D3
頭頂高 19.1m
重量 41.5t / 55.5t(全備)
出力 2,528kw
推力 64,296~119,412kg
搭乗 ダリー・ニエル・ガンズ
装甲 ガンダリウム合金
兵装 バズーカ
ビーム・サーベル×2
バスターショット
シールドライフル

アラハスがセカンドに改造を施し戦闘用モビルスーツとして完成させた機体。連邦軍の正式な設計プランに沿って開発されたことから型式番号も制式の物が与えられた。

装甲は全てガンダリウム合金となり、フレームアビオニクスやジェネレーター、スラスターなども更新されている。全体的に改造した結果ファーストからほぼ別物と言える機体となり、ファーストのパーツは3割に満たない。

武装・必殺技は「ガンダムパーンチ」…もといナックルクラッシャーを電磁粉砕式に改良した「Gブラストナックル」。
他、Dサード専用の携行ビーム兵器である「バスターショット」と可変機構を持つ複合兵装「シールドライフル」など。

ダリーと共に『SDガンダム モビルジャケット』として食玩化されている。

Dガンダムフォース&Gクルーザー

型式番号:SGX-D4

プランのみで終わったDガンダムサードの発展型。機動性の向上、ジェネレーターの強化、増加装甲方式の長距離巡航用「Gクルーザー」が構想に盛り込まれていた。

Jガンダム

『模型情報』1989年4月号に掲載(『EB』にも収録されている)。

百式改の発展型とジェガンのバージョンアップとしてデザインされたと説明されているので、デザインの時点ではジャンクパーツを組み立てたという設定ではなかったようだ。JはJobの頭文字だが略すとジェイガンになってジェガンと紛らわしいという理由で改名された。つまりここでいう原型とは初期案や没案という意味。グーグル先生に聞いてもビギニングJガンダムとなんJまとめしか出てこない。

Dガンダム改

ゲーム『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』のオリジナル機。

ハイクリアランスパーツとDガンダム(ガンダム+ジャンクパーツ)の組み合わせからの開発。ぶっちゃけ使い物にならないDガンダムから大幅に回避能力が強化され、ナックルクラッシャーが弾数無限となるなど中々強い。Dガンダムが何故か改造機まで用意してあるのだが、何故強くなってるのかは不明。

名前に改が付くオリジナル機には他にEz8改とブルーディスティニー3号機改が存在し、3機ともグラフィックが原型機と同一という共通点がある。本機の場合はDガンダムサードの代わりに用意されたと推測できるので、他の2機と違って原作に元ネタがあることになる。

余談

  • 本機は年表にも掲載されている作品の主役機であるためか、90年代の時点で地味に多くのメディアに進出していた。
  • 2022年7月13日に発表された『Gジェネレーションエターナル』のキービジュアルにDガンダムも小さく描かれており、久々の参戦で界隈を沸かせた(実装が確定したのは事前登録ガチャである)。
  • 2024年12月10日にHG「Dガンダムファースト」がプレミアムバンダイ限定で受注開始。『Gジェネエターナル』のキービジュアル、『F90FF』に同じ作品出身のバージムが登場するなど、ダブルフェイク関連が再注目されていた中でのHG化であるため一応予兆らしき出来事がなかったというわけではない。とはいえ、やはり「令和にダブルフェイクのキット化が発表される」というインパクトが凄まじかったのか、SNS上で大きな反響を呼んだ。
  • 読みは名前の意味を考えたら「ダリーズガンダム」と呼ぶ方がより正確。
  • ただし、メロウ・ネージュ(公式のガンダムAI)はYoutubeのガンダム公式チャンネルから投稿されている本機の解説動画で「ディーガンダム」と呼んでいた。多分どっちも正解なのかもしれない。

関連動画

関連項目

  • ガンダムアストレイ レッドフレーム
  • レイスタ / シビリアンアストレイ
  • ガンダムシリーズのMS・MAの一覧

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