Lat式ミクとは (ラトシキミクとは) [単語記事]

Lat式ミクとは、
Lat氏がデザインした３Ｄ初音ミクモデル。KEI氏原画に沿ったカラーリングでありながら、髪やネクタイは短め、腕のナンバーもロットリング（赤い輪）調、ウォレットチェーンが市松模様、そしてとてもかわいい姿表情など氏独自のアレンジが加えられたデザイン。
さらにYAMAHAロゴのオーバーヘッド型を装着しているヘッドフォン娘であり、赤縁のキュンキュンメガネを装備しているメガネ・キューティでもある。
ＭＭＤユーザーモデル版では、衣装は標準と白シャツ、白に縞という両方をセットにし、動く大型ステージも含めたパッケージとなっている。

モデルの由来

Lat氏は以前から３Ｄキャラ制作を行っており、ＨＰや三次元ＣＧ＠七葉にて活動していたが初音ミク登場にみっくみくされモデリングを開始、メタセコ版を発表していた。
（ファイル保管庫＠七葉のnh0144.zip（2007.12.30））
配布ではメタセコだけでなくMikotoデータも添付するなど二次利用への配慮があり以前からニコニコ動画のＰＶに使用されていた。
（Mikotoとは：メタセコのデータにボーンとモーションを追加編集できるフリーのツール）
氏自身もＰとしてミク楽曲を制作発表しており、そのＰＶにもモデルが登場している。
→ Latさんの公開マイリスト
三次元ＣＧ＠七葉主催『第三回季節展 2008秋』では白シャツミクが入賞するなど、以前から人気の高かったモデルである。
そのような中で2009年5月にＭＭＤ版制作がニコニコ動画で告知され
→【MMD】オリジナルミクをMMDで踊らせてみた
翌６月に正式発表配布の運びとなった。
白シャツモデルのWhite版とNomal版の二体構成とし、メガネやヘッドホンやステージのアクセサリも収録されており、容姿のかわいさも相まって魅力あるモデルデータとなっている。

さらに2009年12月にver.2が配布開始された。主な追加変更点は
・物理演算とスフィアマップに対応、その他全体的な見直し
・変更版二体にエッジ無しに最適化した版を加えた４体構成
・回って動く大型円形ステージの追加、それらのモーションデータも同梱
・セルフシャドウ向け調整（ver.2.01）

2010年3月に6666AAPによるLat式ちびミクが配布開始された。
・Lat氏が次版に向け調整中データを先取りしたベース構成
・＠七葉1052式(仮)カスタムのときのように40秒では済まないほどの手間がかけられている

ＭＭＤアクセサリ着脱の補足。
ヘッドホン…表情データに組み込んであり、表情その他→ヘッドホンOFFで耳を出すことができる。
めがね…デフォルトOFF。表情その他→メガネON。