RD（ゾイド）とは (アールディーとは) [単語記事]

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RD（アールディー）とは、『ZOIDS』シリーズのアニメ『ゾイドフューザーズ』登場するキャラクターである。
声優は野島健児。

概要

『ゾイドフューザーズ』の主人公。
愛機は行方不明となった父親の形見であるライガーゼロ。

某大陸にあるという大都市ブルーシティ出身のZiファイターの青年。
チーム・マッハストームに籍を置いており、同チーム内では最年少であるため時にチーム内では下に見られる事もあるが、Ziファイターとして実力は決して低くはない。
しかし、近道として地下のゾイド専用の道路ではなく公道でゾイドを走らせる癖があるためブルーシティ治安局からは問題児扱いされている。

性格は陽気な熱血漢で、前々作の主人公と同じように「ゾイドは生き物であり、かけがえのない人間のパートナー」という考えが強く、一方でかつて同チームに在籍していた父が探していたという伝説のゾイドを自分の手で見つける事を夢にしている。

ある日、エキシビジョンマッチでゾイドが合体（ユニゾン）するのを目の当たりにし、愛機のライガーゼロにもユニゾンできる可能性があると言われる。その後、因縁のあるライバルチームのサベージハンマーに属するブレードのバスターフューラー（バーサークフューラーとバスターイーグルのユニゾン）に襲われ、ダメージを与えられず追い詰められた際に際に謎の野良ゾイドのファイヤーフェニックスと出会う。ファイヤーフェニックスは最初は心を開かなかったが、フェニックスが窮地に陥っていたところを助けたことでライガーゼロフェニックスというユニゾンを得る事になった。

それ以降はブレードのバスターフューラーを始め、ブラキオトータス、セイバータイガーホロテック、マトリクスドラゴンと言った新たな敵達との戦いの渦に巻き込まれていく事になり、その戦いの中で彼もまたZiファイターとして成長していった。

しかしブレードのバスターフューラー、ワッツのマトリクスドラゴンと戦っていた最中、エナジーライガーの一撃で2体が倒され、エナジーライガーを伝説のゾイドと見込んで追うようになる。ブレードが新たに乗り込んだ凱龍輝との戦いでファイヤーフェニックスを失って打ちひしがれるが、RDもまた今度はジェットファルコンという新しいパートナーを得てライガーゼロファルコンへのユニゾンを可能とするようになった。

この直後よりブルーシティを牛耳ろうと目論む組織リヒタースケールが台頭するようになり、RDとその仲間達もそれに対抗するため結集。エナジーライガーを頼ろうとしたが、エナジーライガーはピアーズ博士の作った実験機に過ぎずショックを受け、さらにレイコングとユニゾンしたことでエナジーレイライガーとなる。ブレードが合流しても歯が立たずにダメージを受けるが、父から言われたことを思い出して闘志を取り戻し、エナジーレイライガーを倒す。そして最後には組織の首魁アルファ・リヒターが擁するセイスモサウルスと激戦を繰り広げる事となる。

「自分が支配する事が世界のためだ」と笑いながら言い放つリヒターに、RDがそれを固い決意で否定するやそれに応えるようにしてライガーゼロファルコンと周りのゾイドが突如光に包まれて、ゼロファルコンが真の力を発揮し、見事セイスモサウルスを粉砕する事に成功する。

その後、父が求めていた伝説のゾイドとは探すものではなく自分で作っていくものと気付き、ゼロファルコン共に自分達の新たな伝説を築くと決意するのであった。

ある意味で『ゾイド -ZOIDS』のバン・フライハイトに近いタイプの主人公だが、作品自体がゾイドファンの間で人気がないため、あまり話題に上がらない（悪く言うと没個性？）。

ただし以降に発売されたゾイドの格闘系ゲームにはほぼレギュラーなので、はぶられているというわけではない。