佐賀県総合運動場陸上競技場とは、佐賀県佐賀市にある陸上競技場の一つである。
1976年の『若楠国体』に合わせて、1968年に着工、1970年に竣工、同年に開場し、1976年の国民体育大会のメイン会場となった。通称:『総合グラウンド』。ただし、ほとんどこの通称は佐賀県民しか使っていないため、『佐賀陸』と言われる場合もある。
1994年から1996年まで鳥栖フューチャーズの本拠地だったことがある。鳥栖スタジアムが当時完成しておらず、代替地として本拠地にしていた。1996年の鳥栖スタジアム完成により、その後はサガン鳥栖の試合が年に最大で3回(通常は1~2回程度。)開催される。大体鳥栖スタジアムが芝を10月に張り替えるためである。
ここでサッカーが開催されると芝の問題が指摘される場合がある。鳥栖スタジアムはしっかりした芝を使用し、芝生を張り替えるのであるが、当陸上競技場は芝の張り替えがあまり無い上、秋はすぐに茶色くなってしまう。そのため、九州界隈では国際試合で芝が悪いスタジアムを見ると『佐賀陸みたいだな。』と言われてしまう事も。また、陸上競技場のため陸上トラックがあり、鳥栖スタジアムのようなスリリングな試合を見られない事もネックとなっている。
日本陸上競技連盟第1種公認の競技場で、陸上競技の県大会が毎年ここを舞台に熱い戦いを繰り広げる。2007年には全国高等学校総合体育大会(高校総体)が開催され、陸上競技などで使用された。
1998年に大型ビジョンが設置され、鳥栖スタジアムが2007年にビジョンを設置するまでは県内唯一の大型映像設置競技場だった。しかも、現在も鳥栖スタジアムより大きいため、県内最大の屋外大型映像設置競技場となっている。
2011年から2012年にかけて、北部九州で2013年に行われる高校総体に間に合わせるため、改修工事を行っている。開場から40年以上が経ち、老朽化が懸念されていた。
周辺施設は『佐賀県総合運動場』として、水泳場や射撃場などがある。飲食物に関してはセブンイレブンがすぐそばにある。
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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