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概要
| 名称 | おおいぬ座VY （英）VY Canis Majoris |
| 距離 | 約4900光年 |
| スペクトルタイプ | M3～M5Ia |
| 視等級 | 平均7.95 |
| 絶対等級 | -9.4 |
| 半径（太陽比） | 1420±120R☉ |
| 質量（太陽比） | 30～40M☉ |
| 光度（太陽比） | 400,000～500,000L☉ |
| 表面温度 | 約2800℃ |
地球から約4900光年離れたところにあり、直径にして太陽の1420倍、体積にして太陽の30億～40億倍。
かつて最も大きい恒星とされていたが、推定値が見直され現在は10番目まで順位が落ちている。2023年現在、最大の恒星はスティーブンソン2-18である。
太陽系の中心に置いたと仮定すると、木星軌道をはるかに超えて土星軌道付近にまで達する大きさであり、最大時には土星軌道をも超えると言われる。これほどの大きさではあるが遠方の天体のため、地球から見た実視等級は7.95等（実際は6.5等～9.6等の間で不規則に変動する脈動変光星）となり肉眼では観測できない。ほとんど厨設定だが実在する。
星の大きさを比較する動画で最後に登場する。しかし、星自体の大きさが大きく変動する脈動変光星のため、動画によってはケフェウス座VV星を最大の恒星と紹介し、おおいぬ座VY星は紹介すらされない場合がある。（参考
）
有名な恒星との比較図
| 恒星の名称 （大きい順に） |
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| 橙 | おおいぬ座VY |
| 赤 | ベテルギウス |
| 水色 | ピストル星 |
| 白 | デネブ |
| 青 | リゲル |
| 右下の拡大図 （2倍に拡大、大きい順に） |
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| 青 | リゲル |
| 朱 | アルデバラン |
| 黄 | カペラ |
| 白（上） | ベガ |
| 白（下） | シリウス |
| 点 | 太陽[※１] |
※1 ： この図では1ピクセルで描かれているが、実際の太陽の大きさは0.5ピクセル相当である
関連動画
3D天文シミュレーションソフトウェア「Celestia」を使用し、おおいぬ座VY星に太陽系の土星軌道付近まで御越しいただきました。
関連項目
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