ローマの祭りとは、オットリーノ・レスピーギが作曲した交響詩である。
概要
「ローマの噴水」「ローマの松」に続く、レスピーギの「ローマ三部作」の最終作で、1928年に発表された。曲目は以下の通りになっており、ローマの噴水やローマの松と同じく、4部構成かつ全曲通して演奏される点は共通。一方、2作品が噴水や松のある場所を題材にしていたのに対して、本作は祭りが行われた時代がテーマとなっている。
かつては、内容が他2作に比べて通俗的などの理由で演奏される機会は少なめであったが、日本では2000年代から吹奏楽コンクールの自由曲で次第に演奏される機会が増え始め、現在の日本の吹奏楽では自由曲の編曲部門ではトップクラスの人気を誇り、ローマの松に劣らぬ程までに知名度を高めた。このことがきっかけとなり、海外でも再評価の声が上がり始めている。
吹奏楽コンクールでは時間の都合上、「チルチェンセス」「主顕祭」のみ演奏されることが多く、他の2曲はカットされることが多い。
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