伝説の不採用通知とは、アニメ『ファンタジスタドール』におけるマスター失格宣言である。
今までお世話になりました。私達、概要を書かせて頂きます。
主人公・鵜野うずめと同じくカードマスターであり、第3話でうずめ達と戦った残念王子こと吉良一成。
彼は元カノとよりを戻すためになぜか金庫破りをする必要があったようで、このため彼は「希望相互扶助委員会」なる組織に所属し、収集したカードと引き換えに希望ポイントなるものを溜め、それを使い「伝説の鍵師」を呼び何重にもロックされた金庫を徐々に解錠していた。
しかし彼はカードの収集に躍起になりすぎ精神的に余裕がなかったからか、八つ当たりをするなどドール達を手荒く扱っていた。戦闘においてもドールの自爆を用いた脅しを多用し、相手がこれに応じない場合は実際に自爆させるという戦法を取っていた。さらには第4話ではアロエなどの自らが従えるドールに対して「ドールなどただのデータである」と悪びれる様子もなく言い放つ始末。
この扱いに耐え切れなくなった彼のドール達は、戦闘の途中でついに三つ指をつき…
「今までお世話になりました。私達、暇を取らせて頂きます」
「残念ながら、ご主人様のご希望にはこれ以上添えないという判断のため」
「本日を持ちまして、契約を解除したく、ここにお願い申し上げます」
と嘆願。
その様子をカフェテラスで実況していた見守っていたラフレシアの君は驚嘆しこう叫ぶのであった。
「あ…あれは!」
「伝説の不採用通知!」
そもそも、使役される側のドールからの宣告なのに「不"採用"」なのはおかしいような気もするが、このラフレシアの君の反応を見るに、この「不採用通知」という単語はファンタジスタドールにおける個別の用語として意味を持っているらしい。だが、彼と同席し解説を担当していた共に戦況を見守っていた三笠凛人が「初めて見るなあ」と発言していることから、この通知が行われるのは相当レアなことであるようだ。
(一応主従関係にあるため、このような「従側」からマスターとしてふさわしくないと突き放すこと自体が、まさに「文字通りの伝説(不採用通知という行為の伝聞だけはあったという意味で)」となっていたのかもしれない。)
なお、ドール側からの一方的な契約の解除が可能であるかどうかについては現状不明であるが、どちらにしてもこの三行半を突きつけられたマスターはさぞやショックであろう…。
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