全米が泣いた(ぜんべいがないた)とは、よく見かけるハリウッド映画の日本での宣伝文である。
概要
それなりに昔からハリウッド映画のテレビCMなどでよく使われていた常套的な文句の一つ。「全米No.1」なども同じぐらいよく使われている。インターネット掲示板などでもネタにされ「全米ちゃんは泣き虫だ!」などと書き込まれてきた。
誰かの書き込んだ感動できる内容に、大袈裟に「全米が泣いた!」とレスすることもしばしば。アスキーアートが作られたこともある。
一方ニコニコ動画では、「米」が「アメリカ」と言う意味よりも、主に「コメント」の意味で使われている。つまり、「全てのコメントが泣いた」と言う意味である。
ちなみに、ガッカリしたという意味で釣り動画などにも付けられることがある。
初出
初出は1976年に公開された映画『エリックの青春』の宣伝が有力視される。
2018年2月20日放送の日本テレビ「ニノさん」での調査によると、映画宣伝プロデューサーである和田康弘さんに伺った情報となるが、雑誌・近代映画社「SCREEN」(1976年8月号)に掲載されていた映画『エリックの青春』の宣伝ページと思われるものが紹介され、そこには「※全米が泣いた!いまはなきわが子に捧げる母の涙のミリオン・セラー、映画化!」と書かれていた。
ただしネット検索では「ねとらぼ」の不完全な調査(https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/1139/)が上位に出るため、この初出情報を知る人は非常に少ないと思われる。
余談
東京2020オリンピックボクシング女子フェザー級で、入江聖奈が初出場初優勝。日本の女子アマボクシング選手として、そして鳥取県出身選手として史上初の金メダリストとなったことから、入江の出身地米子市の伊木隆司市長は感激のあまり、
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https://twitter.com/Igi_Takashi/status/1422417385303134209
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