MSGS (Microsoft GS Wavetable SW Synth) とは、Windows に内蔵されているソフトウェアMIDI音源である。「ゲイツシンセ」とも呼ばれる。
概要
Windows内蔵音源の Microsoft GS Wavetable SW Synth で演奏された曲などにこのタグが付けられる。
名前の上ではRolandのGS音源のサブセットとなっているはずなのだが、実際にはリバーブやコーラスといったエフェクトがなかったり、gdgdな音色だったり、そもそもGSの楽器とずれていたりする。それをうまく飼い慣らしたり、逆にgdgdっぷりを利用した曲が多い。また、MSGSの名称 (音源名=MIDIデバイス名) はWindows Vista 以降、Microsoft GS Wavetable Synth に変更されている。
WindowsXP付属の物は代理発声機能が付いているうえ同時発声音色も他のMSGSより多くなっている(推定48)。そのためXPのMSGSで作られたMIDIは他のWindowsでは作者の意図通りに再生されないこともある。
また、スーパーで流れるBGMのような雰囲気を出すとも言われている。
MSGSの仕様
※MSGSには公式の説明書がないので仕様は一部推定となっています。
パート数 16
最大発声音色数 32前後 XP付属のみ48前後
対応形式 GS GM 但しGMはGSと同じ波形データ
音色数 226+9ドラムセット
エフェクト なし
関連動画
関連項目
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