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JR東日本E131系電車とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)で直流在来線に導入している直流一般形電車である。
概要
E235系をベースとして、導入先の各線区の利用状況に応じて柔軟に列車設定が可能となるよう設計された電車である。都市型ワンマン運転対応。
「いーひゃくさんじゅういちけい」との読みである一方、「いーいちさんいちけい」とも呼ばれる。
本系列は房総地区でのワンマン運転新型車両としての導入を皮切りに、相模線の新型車両としての導入および直通先の横浜線での運用、さらには宇都宮線末端区間およびJR日光線での導入など、首都圏の比較的短編成での路線に導入されている車両である。
また、本系列電車にはフルカラーLED方向幕やLCD車内案内モニターおよび自動放送が装備されている。駅ナンバリング案内にも対応済み。
バリアフリー対応、監視カメラ搭載、車いすスペース確保など次世代向けのローカル線車両としての機能が盛り込まれている。
本形式では設備検測の労力を省くため線路設備モニタリング装置を搭載した車両(80番台)があるが、コスト削減のためか一部は床上搭載となり車内スペースが減少している。
0番台・80番台
座席はセミクロスシートとロングシートである。2両編成で、車いす対応のトイレ付。
500番台・580番台
相模線用の車両であり、横浜線直通運用にも使用された(2022年3月ダイヤ改正で廃止)。帯色は従来の205系から引き継いだ相模川イメージの青系ツートンカラー(205系と基本的に同じ配色だが若干濃い色を採用)。他の番台では白色である先頭車の車体前面の窓の枠にも青系の塗装がされている。
横浜線直通の際には方向幕・LCD車内案内モニター・自動放送は横浜線仕様の案内となる。
また、ほかの車両との連結運転を想定しておらず、電気連結器は非搭載となる。従って横浜線内でも205系に引き続き4両での運用となる。
600番台・680番台
東北本線(宇都宮線)の宇都宮駅~黒磯駅間およびJR日光線用の車両。本番台の帯色はJR日光線のラインカラーおよび日光線205系の帯色に準じて黄色と茶色のツートンカラー。
寒冷地仕様車であり、ドアレールヒーターが搭載されている。急勾配対策として発電ブレーキを搭載しており、抵抗器が屋根に設置されているのが特徴。
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関連項目
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