『VOCALOIDクリスマス曲』とは、ヤマハが開発した「VOCALOIDエンジン」を使用した音楽用発声ソフトウェアを使用して制作されたクリスマス向けオリジナル曲、またはカバー曲をさすタグである。
こちらも参照 → 「ミクのクリスマス曲」
概要
タイトルや歌詞にクリスマスを連想させるものが登場する曲や、クリスマスをイメージした曲・PVに付けられている。
クリスマス曲と言っても、切ない恋愛ソングやサンタクロースの歌、孤独な自分をうたった歌など様々。中にはクリスマス自体を否定する曲まであったりする。
タグの経緯
2007年8月末の『初音ミク』発売以降、「ミクの~」という表記法で『初音ミク』使用楽曲のジャンルを表すことが非常に多かった。先行して発売されていたVOCALOID1『MEIKO』『KAITO』、および海外VOCALOIDの活躍はまだあまりなく、「ミクの~」という表記で事足りていた。
そのころ、初めてのクリスマスシーズンを迎え、「クリスマス向けオリジナル楽曲」「クリスマス曲のカバー」が徐々に多くなってきた。そこで、これらクリスマスムードの楽曲をひとまとめにした「ミクのクリスマス曲」タグが考え出され、徐々に普及していった。
2007年12月末にはクリプトン・フューチャー・メディア社よりCV02『鏡音リン・レン』(act1)が発売され、2008年にはインターネット社より『がくっぽいど』が発売。その間にも旧型のMEIKO・KAITOや海外VOCALOIDの人気も上昇し普及。数々のオリジナル・カバー曲が制作されるようになっていった。
初音ミク発売後、2度目のクリスマスシーズンとなる2008年冬には、さまざまなVOCALOIDたちがクリスマス曲を歌う状況となり、前述の「ミクのクリスマス曲」ではまとめることが出来なくなってしまった。
そこで「VOCALOID処女作」の考え方を踏襲し、ミク以外のVOCALOIDによるクリスマスムードの楽曲を、「VOCALOIDクリスマス曲」としてまとめることになった。通常であれば『初音ミク』を用いたものも入れるべきであろうが、昨シーズンに制作された「ミクのクリスマス曲」が数多く(2008年9月の段階で検索した際、400を越えていた)、このままタグを生かしたほうが効率がいいため、「ミクの~」と並存することになった。
ただ、2010年以降は『初音ミク』の使用・不使用関係なくこのタグが使われ始めている。なのでこれからのシーズンに新規投稿する『初音ミク』を用いたクリスマス曲に関しては制作者・投稿者の意思で、どちらのタグをつけてもかまわないだろう。
関連動画
※ここでは『初音ミク』歌唱のクリスマス曲も紹介する。というかほとんどミク曲である。
ミクのクリスマス曲
その他のクリスマス曲
デPのクリスマスソング
毎年12月中旬になるとデッドボールPによってクリスマスソング投稿される。2007年から毎年投稿されているので、もはやクリスマス直前の恒例行事となっている。
シングルベル
お一人様用。
クリスマス中止のお知らせ
リア充共へ。
クリスマス関連CD
関連項目
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